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●昨日から、8日の初日を目指して、劇場仕込みが始まった。朝から資材が搬入され、どんどん照明機材がつり込まれていく劇場を眺め、稽古場へ。稽古を終えて、また仕込みの進む劇場へ。もう基本舞台ができあがっていて、いよいよという気持ち高まる。 この間の後悔はあっという間に消えたか、それから照明チームの忘年会に紛れ込んで酒を飲み、そのあと恋人と5時半まで。
●大晦日、1月1日、と、うれしい2日間のお休み。 オーストラリアに仕事で出かけてしばらくNGだった主演俳優から「元気に戻ってきました」の電話があり、頑張りましょうと声をかけあった、来年初頭の舞台がよりよきものになるように。
●1年という区切りの時だからといって、ことさらに思うこともないのだけれど、それでもやっぱり、改めて祈ってみたりする。新しい1年は、どうぞ少しでも哀しみや苦しみより、喜びや楽しみが多いようにと。この身にも、近しい人たちにも、すべての命あるものにも。 テレビでは紅白歌合戦。なんとなく眺めたり聴いたりしながら、わたしが、わたしたちの芝居が、世の中が、これからどうなってくのだろう? と、思いを馳せたりもする。
●平凡でも単純でも当たり前でも、幸せであれ、平和であれ、と祈念する心。
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