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| 2003年08月11日(月) |
諦めは新しい人生の始まり? |
●ああー、いい天気だっていうのに、やること山積みで、1日中机にへばりついて仕事。しかもひっきりなしに電話がかかってきて、ほとんど我が家は仮設事務所状態。dも、今日1日じっくり準備したことで、明日は不安なく稽古場に行ける。歌稽古期間を終えて、明日からいよいよ本格的な稽古の始まりだ。まあ、どれだけ準備をしていても、現場では何が起こるか分からないからなあ……。
●母と、結婚問題について長い時間、電話にて話し込む。娘のことを熟知している母のことばはやはり強い。わたしは正直に今の気持ちを全部話す。ちょっとすっきり。でも、流れとしては、結婚しないなんて言い出したら、わたし、勘当かも。 母は、人生なんて、ちょっとした諦めをよしとして進んでいくものだと言う。そこから、新しい挑戦や冒険が生まれて、夢中になれるものだと。
●すでにベッドの中だけに限られてしまった読書時間。モスクワの地下鉄の深さとスターリン政権の話が面白い。これを読み上げたら、ずっと読まずに置いていた、スターリンとの共生で人生を歪めた芸術家たちの本に着手しよう。……重松清「疾走」で、物語に、ちょっと疲れてしまったかもしれない。
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