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2004年05月16日(日) ひたすら、ひたむき。●きっと「イエス」と言ってもらえる(シェリー・ブレイディ)

●この何日か、もうジェットコースターに乗っているような気分。これで上がっていくのかと思いきや、大どんでん返し、真っ直ぐ進んでいるかと思いきや、目的地から遠ざかっていたり……。ただただひたすらに、今信じるところを信じて、その時間時間を過ごしている。もちろん、ゴールは待っているはずなので、走り続けるのだけれど。
 それでも、たくさんの人間が一度に乗り込んでいるから、走り損ねないようにバランスを取らなきゃいけない。創るって仕事は、大変。個々である人間が複数集まってひとつのものを創ろうとがむしゃらに動く限り、そこには幾ばくかの理不尽や不合理だって生まれるし。

●家に帰り着いたら、もう、明日の朝起きて現場にたどり着く時のことを考えている。繰り返してるなあ、こういうことを。
 仕事中、突然の頭痛に襲われることがある。かなり痛い。ひどく痛い。ふだん頭痛持ちとして過ごしていないので、すごく不安になる。やりたいことが山ほどあるのに、突然ぽっくり死んだりしたくない。休みになったら、また整体に行って肩の荷を少し下ろしてもらったり、CTを撮ってもらったりしよう、などなどと考えながら、忙しく立ち働く日々。

●眠るまでのベッドと車中で、脳性麻痺の男性がトップセールスマンとして生きる手記を読む。そのひたすらさ、ひたむきさに、単純に感動する。出来が良くっても悪くっても、人間は自分という存在をフル活用することで、某かを勝ち取ることができるのだという、とっても当たり前で難しい真実。


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