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■眠れない。実に36時間、眠れずに過ごした。ワインを体に染みこませて、ようやく眠ったと思ったら、36時間起床の見返りにはわずかな5時間で目覚めてしまう。それでも少し眠れたのがうれしい。今までの不眠症は、眠りたい時間に眠れなくっても、一度落ちたら眠りは深かった。こんなの初めてかも。
神経をひりひりさせることが、確かにたくさんあるのだ。 新らしい仕事にまつわるあれこれ。 一緒に仕事をしている人間に対するあれこれ。 自分の未来に対するあれこれ。
それらをうまく整理できなくって、ひりひりひりひりし続けていて、神経が逆立っている。すぐには解決できない問題ばかりだし、ずっと自分の中に内包していかなければならない問題ばかりだし、参ったなあ。やれやれ。
■どうせいつか灰に帰す身と知りながら、こうして悩み続けて生きるのは、まったくどうしたものか。もちろん、それだからこそ、芸術の世界の隅っこに存在する意味があるのだけれど。
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