サミー前田 ●心の窓に灯火を●

2003年12月07日(日) 与作

6日。フジロックでの熱演が忘れられない「遠藤賢司&カレーライス」のライブが秋葉原グッドマンであるというので、優れぬ体調ながらとぼとぼと電車に乗り込んだ。そんな時でもやはりエンケンのライブをみると元気になるのだ。本編最後の「不滅の男」とアンコールの「俺は勝つ」を聴いたら気分はアントニオ猪木だ。
このメンバーでの「エンケン」は歴代のバンドの中でもベストなのではないかというくらい、僕はいいと思っている。混沌とした部分もありながら、バシっと決まるところはちゃんと決まる。各人がプレイヤーとして優秀なのは当たり前なのだが、それ以前に人間性が濃厚なバンドサウンドに圧倒されてしまう。このメンバーでアルバムを作ってほしいものだし、ツアーなんかあったら追っかけてしまうだろうな、きっと。一応メンバー名を書いておくと、ギターは竹安堅一(フラワーカンパニーズ)、ベースはグレートマエカワ(フラカン)、ドラムは森信行(元くるり)。
森君は最近斉藤和義君のバンドにも参加しており、今月ウチの近所に引っ越してくるそうだ。
この日は、体調が悪いだとかいいながら、気がついたらノリノリで打ち上げに参加して朝帰りでございました。北島三郎の「与作」とニール・ヤングは同じである、というエンケン説には目が覚めるおもいが・・・。


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