大阪の堺市のFUZZでおこなわれた「ニューロックの夜明け〜スパイダース・デビュー40周年記念祭」。日本語のロックの幕開けを飾ったクラウンレコードからのシングル「フリフリ」から丁度40年、というわけで開催されたオールナイトイベント。
第一部の最初は、ザ・サイクロンズが「ホワイベイビーホワイ」(ビーバーズ曲)、「なればいい」(スパイダース映画バージョン)、「エンドオブラヴ」(スパイダース)のムッシュ作品3曲を演奏。 続いて二番目のザ・ヤングも3曲のムッシュ作品、「メラメラ」(スパイダース)、「人生はきまぐれ」(ゴールデンカップス)、「ハートブレイクドール」(和田アキコ)を演奏した。 そして、ははの気まぐれをバックにしたムッシュかまやつが「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」のイントロに乗って登場。開口一番「堺正章、死んだ〜」。ヤバイ!さすがムッシュ。齢60代後半になっても精気が溢れている。3月の東京よりもリラックスしたグルーヴィーなライブだった。 順不同で演奏曲は「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」「ヘイボーイ」「なればいい」「フリフリ」「ノーノーボーイ」「恋のドクター」「お若いの」「どうにかなるさ」「のんびりいくさ」「ハートはダンダン」「やつらの足音のバラード」「あの時君は若かった」「バンバンバン」などなど、そして即興の弾き語りで「我がよき友よ」というサービスぶり。 第二部は、騒音寺、ザ50回転ズなどのバンドも加わり、いつものように朝までライブ&DJではしゃぎまくった。 開演前にムッシュに「あいかわらずコアな選曲?」ってきかれ、答えに困ってしまいました。ムッシュイベント、東京でもやりたいな。
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