2005年10月19日(水) |
I LOVE N.Y. |
たまに気が向いたら買う英国の<MOJO>って音楽誌が、ラモーンズをはじめとするニューヨーク・パンクの特集だった。熱心に聴いていたのは二十歳くらいまでだったので、80年代前半までなんだけど、高校生の頃はホント好きだった。当時のメディアはロンドン対ニューヨークみたいな取り上げ方が多く、どっちも好きなんだけど、どちらかというとロンドン・パンクよりニューヨーク・パンクだったね。しかし、俺がはじめてニューヨークに行ったのは90年で、既にパンクの匂いはどこにもなく街で聴こえてくる音楽は、やっぱりヒップホップが多かった。 ノーニューヨークとかCBGBとかマクシスとかのオムニバスもよく聴いたし、パティ・スミスはライブの海賊盤がスタジオ盤よりかっこよくて、そんなのばかり聴いていた(これはジャズ評論家の故・間章氏におしえてもらった)。不思議とパティのライブ盤は今でもたまに聴く。 ジョニ−・サンダースの初来日時にはツバキハウスの楽屋までおしかけ、着ていた赤い裏革のコート(女物、グラムロック仕様)の背中にサインしてもらった。その帰り際、フランス人のマネ−ジャーからもらったシールのパスを、ジョニ−と会えたうれしさのあまり、某ラリーズのMさんを見つけ、黒の革パンに張り付けてしまうという、大変な失礼をしてしまった(笑)。ジョニ−のサインが入ったあの赤いコートはどこにいってしまったのだろう・・・。酔っぱらって誰かにあげたような・・・。 そういえば、去年の12月に大阪で観たニューヨークド−ルズは予想外に本当に良かったな。あと、この前のジェイムス・チャンスの来日公演は行けなかったんだけど、行った人、みんな良かったって言ってた。
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