ちゃっかり手抜き

2005年05月19日(木) 舌平目の目

昨日の料理教室は西洋料理で、「ムニエル タルタルソース」「ドライカレー」「ココア入りバタークッキー」でした。
まず、下準備に時間がかかるの「クッキー」と「ドライカレー」から取り掛かります。

「ココア入りバタークッキー」は、純ココアを抹茶にすれば「抹茶クッキー」に、薄力粉なら当然「プレーン」になるので、いろいろ作って生地を冷凍庫に入れておけば、焼き立てをお客様にお出しできますよ、ということでした。バタークッキーなのでもちろんバターを使うのですが、半分マーガリンを使うと動物性油+植物性油になり、それぞれに異なる働きがある脂質をバランスよく摂るところが隠れたポイントなのです。

「ドライカレー」はひたすら材料を1cm角〜みじん切りにして油で炒め、米もバターで炒めたら具と混ぜまして、最終的には『炊く』んですね。私はなんとなく最後までフライパン(教室では中華鍋)でできるのかなぁなんて思っていたのですが、生米だからフライパンなんかで作ってたら日が暮れちゃいますよね(笑)で、炊き上がりにピーマンとレーズンを入れたら完成。

「ムニエル」は舌平目を使いました。ムニエルというのはフランス語で「粉屋」という意味です。小麦粉をまぶして焼くことからこの名が付いたのだそうです。舌平目は「カレイ目・ウシノシタ科」に分類されていて、<名は体を表す>と言いますがまさにその通りです。鱗がすごいので、皮ごと剥ぐのですが、表を剥ぐと二つの小さな眼がちょんちょんと並んでいます。それがなんともかわいらしい!(笑)しかし、砂泥底に住むので多少臭みがあります。それには下ごしらえをして小麦粉をまぶす前に5〜10分ほど牛乳に浸すとクセがとれて美味しくいただくことができます。
今回はタルタルソースも作りました。まずマヨネーズを作ってそれに「玉葱・らっきょう・ゆでたまご」のみじん切りを加えて出来上がり。実はマヨネーズ製作が難しい。油と酢を加えるペースを間違えると分離してしまったり。そういえば高校の調理実習で作った時、同じ班の友達が、ボウルを押さえずに泡立て器でかき混ぜて、周りに飛び散らせたということを非常に鮮明に覚えています。とても衝撃的な出来事だったのでしょう(笑)

今日はお持ち帰りなしできれいに完食、残ったのは魚の骨とレモンの皮だけでした。


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なこ [MAIL]