ちゃっかり手抜き

2006年01月30日(月) 生意気な新顔

洋裁教室に行くと、教室の入り口で先生と若目のおばさん(ん?矛盾か笑)がお話をしておりました。でも先生の様子が若干ご立腹気味・・・どうしたんだろう。
ちょっと会話を聞きかじったところ、その女性はご主人と一緒に洋服を販売するお店を経営していて、基本的に仕入れたものを売っているとのこと(1万で仕入れて2万で売ってるらしい)。基本的にお水なおねぇちゃんたちが仕事で着るドレスのようなものを扱っていて、ゆくゆくは自分で作ったものを売りたいんですって。最悪直しが出来る程度までなれればよいと。
そのうち教室を見学したいと言って部屋に入ってきたのですが、あの先生を前にして、礼儀知らずな口調で言いたい放題。
先生:「じゃぁ、最初に何を作ろうと思ってますか?」
オバサン:「っていうか、何が作れるんですか?さっき持ってきたみたいなドレスを作れるようになりたいんですよ?」
先生:「最初っからあんなの作れませんよ、最初はもっと簡単なものから慣れていかなければ、どれくらい出来るのかも分からないし。そもそも道具はお持ちなの?」
オバサン:「道具って言われても何を使うとか何が必要とかってわかんないし!」
(一同心の叫び:えっ!?そんな程度でドレス縫おうと思ってんのかよ!)
先生:「じゃぁ、道具も揃えないといけないし、生地もないと何も出来ませんから」
オバサン:「生地ってドコで買ったらいいかわかんないし!このへんだとどこで買うんですかっ?」
(一同:はぁ?なんで切れ気味やねん!)
もう、この時点で私含め他の生徒さん達も、いつぶち切れてもおかしくないくらいワナワナしてました。でも、先生は至って冷静に対処されたのです。すげー。
先生:「ドレスの生地って安いものじゃないし、仮に私が1、2万でドレス縫ってくださいって頼まれても無理ですし断ります。そのくらい大変なことですよ。」
オバサン:「分かってます。でも縫えるようになりたいんです、せめて直しが出来ればいいですから!」
この人は、先生の言うことを「分かってます、でも」っていちいち口ごたえするんですよ、ほんっとに憎たらしかったろうなぁ、先生。「分かってます」って言ってる割には、新米のあたしでも見抜けるくらい、洋裁に関して無知すぎるし矛盾してるし、まず『先生・目上の人』に教わりに来てる人の口の利き方じゃないし、大変驚きました。いい大人がまともな会話も出来ないのか・・・と。正直一緒に時を共有したくないので、入ってこないといいなぁと思ってしまった。


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なこ [MAIL]