けふの大福帳。


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2002年09月11日(水)    ひまわりの種

うさぎさんがいました。
兎さんではありませんが、うさぎさんなのです。


やっぱり空のトランクの上に腰掛けて
足をぶらぶらさせながら

「ひまわりのたーね、ひとーっつ」

ぱきんっ

「ひまわりのたーね、ふたーっつ」

ぱきんっ

香ばしくて甘い匂い、袋いっぱいのひまわりのたね
振ればガサガサ、ひまわりのたね

ひまわりのたねは割って食べる。前歯でぱきんっ 中は白いひまわりのたね
大きいたねだからって、中身が大きいとは限らない

「ひまわりのたね、蒔いたら、ほんのり塩味、甘くて香ばしいひまわりの花がさくかなぁ」

うさぎさんはたねを蒔いてみることにしました。
ぺったん、ぺたぺた 土を盛って

うさぎさんは一仕事を終え、満足そうにつぶやきました。


「来年の夏には、ほんのり塩味のひまわりがさく」


旅から帰ってくるころには
花が咲いている。種ができている。種がおちて花が増えている。ひまわり畑になっている。

きっと そうにちがいない。





☆ ☆ ☆

ひまわりのたねって、食べ始めるととまらないです。
味は塩味、ピーナッツのやらかいような、、そんなカンジ。

味よりも、割るのが楽しいです。ぱちんっと割っているころには、もう次のたねに手が出てます。
そして種が小さいから、すぐ物足りなくなってしまうのやもしれません。

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