MAIL HOME |
おうちの近くに、マイケル一家がおります。 野良の猫さんの一家です。 マイケル一家を名乗るだけあって、みーんな茶トラ模様がどこかに入った猫さんたちです。 ただ、主人のマイケルはご不在です。 いまは白地に茶トラの猫が二匹、それから子猫が三匹おります。 子猫はふわふわ長毛が1、全身茶トラ1、警戒心の強い茶トラ1、です。 成猫茶トラは一匹がおなかが大きくて、名前をすあまといいます。 すあまのように丸い、ということではなくて、「サディスティック・ナインティーン」に出てくるすあまちゃんに似てるのです。 ・・・つまり、ぶ・・・・。つまり、あまり愛らしくはないということです。 この二匹が三匹の子猫の親なのかというと、よくわかりません。 最近、回覧版が回りました。 『猫に餌をやっている方は、餌をやったあとの片付け。猫の去勢・避妊をお願いします。』 猫に餌をやる人が、少なくなったようです。 マイケル一家の棲家は、工場(こうば)の前の階段の下。 屋根があって、適度に隠れるところがあって、餌ももらえて。 でも、工場のシャッターに白い紙が張り出されました。字が小さくて、シャッターの前には短い門があって、天佑はその内容を見ていません。 工場はしばらく前から動いていないようです。 三匹の子猫はおっとりしていて、全身茶トラの白ソックスは、てんゆが手を伸ばした手につかまりそうになりました。 うちにはにーにがいて、二匹はキツイのわかってるけど、もしも捕まったらなんとかしようかと、ちょこっと考えたようでした。 「おかーさんがいるのに、子猫を引き離すのは、やっぱりかわいそうだろか? 野良の生活のうちに、事故や病気があるかもしれなくても」 そう相方さんに聞いたらば 「それは人間の考え次第でしょ」 そう言われた 人間ってすごいのかも。 と思ったのでした。 えーっとね、えっと。 てんゆは元気です。うん、怠惰だけれども |
BACK INDEX NEXT |