雀フォーエヴァー。
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T |
ああ、わたしたちにとって雀が終わってしまいました、25日で。
もうどうしましょう、気ぃ狂ってしまいそうです。
そして今日27日千秋楽を迎えてしまったわけで
わたしは当日券のために並ぼうかと迷ったのですが
行くのやめてしまった・・・すごく悔やんでいます。
あ〜なんで行かなかったんだろう・・・行けばよかったよ〜、
だってほら、雨もやんでこんなにいい天気・・・。
あーーー・・・もうなんでほんとにいけばよかったじゃないのぉー。
だってだってやっぱり雀おもしろかったもの。
千秋楽のあの場にいることができなかった自分がいやー!!慰めてよ〜・・・。
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子犬 |
あなたがそんなに雀千秋楽に思い入れがあったとは思いませんでした。
でも…終わっちゃったね〜。さらば雀。雀フォーエヴァー。
あのね、なんか、いろいろ賛否両論っていうか、いろいろあるみたいだけど
わたしは好きだよ、雀。おもしろかったもん!!
キャスティングもあれでいいと思うもん。
あ、ラーメンズ風に言うと、「思うもの」かな。
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T |
だよねー?
キャスティングはよかったと思います、小林さんの番だったんだよ。
それも試みだと思うし、大成功だと思いますけども。
片桐さんには演技力が要求されたわけだし
ラーメンズとして新しいカタチになったんじゃないかしら?
だから今回は元ネタがあるようなものが多かったし
今までのものを組み替えたりしたように感じるところもあったけれど、
役が逆転してるということって
演じ手にとっては大きく変わった部分でしょう?
あんな小林さんはもう見られないかもしれないよ〜?
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子犬 |
それに、この先だってずっと作品を作り続けていってくれるわけだから
今回はこんな感じでいいじゃない。
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T |
うん。雀はさぁー、じわじわきすぎるんだよね〜。
どーしてくれんのよってくらい。
今更そんなにおもしろくたってもう観に行かれないのよ?
ってさぁー・・・はぁ。
じゃあ、まぁ、東京公演の感想とか大阪との違いなどについて語ります?
いちばん顕著な違いって「ねいのうさん」かな。
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子犬 |
そうね。嬉しかったな。大阪の終わり方は「えぇっ、終わり?」って思ったもん。
ねいのうさんかわいかったな。「おれはなんでもかんでも許してあげます」って。
許してくれるんだね。優しいやね。
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T |
ラストが延びてたんですよね。
「あの人は豆腐を売る人か?」
「あの人はおばさんか?おじさんか?」
とかね。女か?男か?じゃなくて「おばさん」「おじさん」なのがかわいい。
しかも片桐さんも区別ついてないしぃー・・・
バッハのおばさんみたいじゃん。確かに世の中には区別つかない人いるけど。
あと出前とることになって「何とる?」って聞かれて
「政権?内弟子?」とか言ってたでしょー!全部覚えてない!
あんなの大阪ではなかったじゃーん!ずるいよー、東京。
そしてねいのうさんは「紙」に異常にこだわってた。
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子犬 |
大家さんの性別くらい知っといてよ(笑)。
でも本人に訊いたら失礼だしね。訊けないんだね、片桐さんも。
わたしも全部覚えてないのが残念でしょうがないんだけど、
「政権」とかいろいろと・・・ねいのうさんもいろいろ知ってるんだな、
とか思いました。
あ、いくらねいのうさんになりきってたとはいえ、床むしって食べてたね。
足の皮は自分だからまだしも、床はけっこうばっちいよね。
でも許してあげます。
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T |
なんでもかんでも許してあげます(笑)。
そうそう、ねいのうさんは難しい言葉を知ってるんだよね〜、
「憑依した?」「したー!」とか、子供じゃありえないよ。
「おなべおなべおなべ」の回数が増えてたー!
わたしかなりツボだったのですごい嬉しいです。
ねいのうさんは何だったんだろう・・・?
猫みたい。背中叩かれて振り払うとことか。
すごくかわいかったよね〜。
小林さんってフシギ!
どーやってあんなキャラが出てくるのだろう、あの人から。
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子犬 |
実際、宇宙みたいなのはあなたの方だよ!と(笑)。
ねいのうさんはすごくほのぼのするお話でしたね。
かわいかった〜。
かわいいの好きなんじゃない?
鼻兎もかわいいしさ。
あ、大阪との違い、その2。
アダムとイブの話で、1万円札のクイズが増えてた〜!!
大阪では片桐さん出題しなかったもんね。
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T |
そーだった!ってクイズくだらないしー(笑)。
それに「得意なもの・・・・・・クイズ」ってさぁ!
クイズなんて言葉も久々に聞いたよ〜。
クイズっていうと「なぞなぞ」レベルってかんじがして笑える、大人なのに。
でもあれから1万円札見るとつい出題したくなってしまうよ。
そういえば随所にクイズが。冷静パスタとか(笑)。
でも1万円のクイズも両方とも小林さんが考えたと思うと・・・(笑)。
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子犬 |
ぎん子ってねぇ・・・。
一生懸命並べ替えて考える小林さんもおかしかった。
なんでもかんでも「子」をつければ名前になると思ってー。
そういうところも大人なのに、って感じがしておもしろいなー。
でもさ、クイズが得意っていうのがちょっと恥ずかしいって感覚はあるわけよね。
それってやっぱみんなそういう感覚を持ってるから笑えるんだよね。
クイ研じゃ、これ笑うとこじゃないはずですから。
ラーメンズのコントいろいろ考えると、
はっきりとおもしろいことは言ってなくても
あらかじめなんとなくみんなの中にある感覚とか価値観とかを
うまく使って笑わせてくれてるっていうか。
へーちゃんの名前の由来聞いて「へぇー」っていうあたりとかも。
|
T |
そうね。ちょっと違うんだけど、
小林さんって実は「ちょっと恥ずかしい」ことを得意としてる人でしょう?
クイズも手品もモノマネも、今の実社会で若者のかっこいいイメージじゃないじゃ
ん。
なんかさ、うまく言えないんだけど・・・そういう自分の得意なかっこ悪いこと
(?)を
うまく取り入れて、かっこよく見せちゃうってゆうか。
あ、けしてかっこよく見せてるわけじゃないんだけど、
そういうのをうまく作品に盛り込むのがうまいなぁーと思うの。
あれ?なんか言いながらよくわかんなくなっちゃった。
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子犬 |
ふむふむ。
いい具合に、得意分野を取り入れてるかもね。
得意なかっこわるいことをかっこよく・・・っていうのは
話が大きくなりますが、お笑い自体がそうなんじゃないの。
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T |
そーだね。特にラーメンズはそれがうまいと思う。
単なる「お笑い」といっちゃお笑いなんだけど、
デザインされてるもんね、全てが。
ブランドとして確立されてるところがすごいよね。
なんか舞台とか一見スタイリッシュでかっこいいじゃない?
コントも洗練されてるんだけど、
けっこうやってることが「恥ずかしいこと」のような気がするの、
かっこいいのに「にらめっこ」とか予想もしない言葉が出てきて(笑)。
それでいつも笑っちゃうんだ〜。
たとえば、きのうのオンバトに出てた人で
よく「くさいシチュエーション」シリーズみたいなのやる人たちいたじゃん?
ああゆうやり方じゃないから好きなんだよなー。
ハインリッヒーズのとことか。
|
子犬 |
たとえばくさいシチュエーションをやるにしても、
ほかのお笑いの人とは一味違うんだよね、視点が。
雀からはずれてしまいますが、それが顕著に感じられたのが
椿の最後、悪魔のコントで姑のまねするところ!
味噌汁がどうこうっていうのはよくあるパターンだけど
小林さんバージョン、あれはうまいよね。
あの姑は、今まで誰も手につけてなかった分野でしょう。
あれ?雀総括のはずが・・・ごめん、Tさん。
雀に戻ります。
ハインリッヒ−ズ(リだったんだね)のとこは
今日で見納めなんだし!と思って、いたたまれなくなるのをこらえて
頑張って直視しました。3度目なのでだいぶ慣れました。
あの歌、すごい歌ってたね!!
片桐さんに「歌いすぎなんだよ!」って言われて本気で笑ってたし(笑)。
|
T |
歌いすぎだったね〜!!!片桐さん「えっ?」って一瞬びっくりしてたよ。
大サービスだな。(newsのバカ柳さん風に)
すごい高音だったよね、かすれてたじゃん。
さすがカラオケ王だわー。
なんか今流行りの歌手の歌い方が全部入ってたような。
そういえばあのコントでは珍しく男女のシチュエーションだったんだね。
イガラシってふたりともイガラシなの???なに、ゆみことゆみお?
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子犬 |
そうそう、イガラシねー。なんかへんな気がするよねぇ。
最初のイガラシって自分だよね?
でもそのあと、スィーディーはイガラシにあげるってことは相手だよねぇ?
んーー、ちょっと待って
ちょっと待ってちょっと待って(newsの王様風に)。
まぁ、それは置いといて・・・。
なんとなく・・・良くも悪くも
小林さんのカラオケしてる姿が想像できた気がしました。
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T |
きっとなりきって(笑)。
「アイドルやねん」は東京でもいっしょだったねー。
そのあとでなんかすっごいおかしいことを
言っていたと思うんだけど思い出せないのー!
大阪ではなかったセリフだったよね!
なんだっけー?
確か語尾の言い回しがなんかおかしかったんだよ、
いつの人だよ?ってゆーかんじのさぁ・・・。
あー思い出せない!しかもかなりツボだったのに!
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子犬 |
そうなのそうなの!あれ、なんだったっけ?
語尾がへんだったんだよー!!
すっごい笑ったのに〜〜。誰か教えて。
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T |
下のメールボックス宛に。卍で教えてくださいませ。
最後の雀のコントでは、最初のメール相談のところで
白菜の説明のとき片桐さん噛んじゃって(笑)、
小林さんに「おまえもあぶなかっただろう」と言われて
「はじめてだよ」って答えたのにはうけたねー。
ほんとに初めて噛んじゃったんだねー。
切り替えし、うまいよね。
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子犬 |
余裕がないとああいう風にとっさに言えないもんね。
台本はちゃんとあるんだけど、
その場で相手が言ってることもきちんと聞いてないと。
抜群のコンビネーション。
「北区」とかって大阪ではなかったよね。
確かに北区はひどかった。
でも・・・ほんとに麦チョコ蒔いたことある人いたんだよね。
これには小林さんもびっくりだったのでは。
「いないから書いたんだよ」って言ってたしね。
|
T |
「北区」ばっかだったけど、
北区・・・ってなんか引っかかるなーと思っていたら、
ニッキ−ズで松尾さんが
「○区は北区に」って全部「北区」化計画にする演説してた!
「つかこうへい劇団はひとつでいい」とか言ってた!
ちなみにわたしの会社のコピーライター兼サスペンス同盟の彼は
「北区に帰宅」というダジャレを言いたいがために
「北区」に住んでいます。ばっかじゃねいのう!
そんな彼も住んでるのでやっぱり「北区」はやばいと思います。
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子犬 |
北区に帰宅って・・・。
♪彼女に会いにいけぶくろ にっぽり笑ったその笑顔(えくぼだっけ)
みたいな世界じゃないか〜。
あ、違うか。秋田県にはもう飽きた。みたいなもんか。
あー、もう、ほんとに話がごちゃごちゃになるけど、
エンディングのトークで思い出した!あの埼玉県民の歌?
県民っていうか、埼玉県の子供の歌?なんじゃありゃ。
会場で知ってるお客さんいてくれればよかったのに〜!
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T |
ねぇ?なんで誰も知らないのよ〜?
ところで、ふつう県って県歌ってあるものなの???
「彩の国さいたま」だからなの?
わたしは大学に校歌があったことでさえびっくりしたのに。
埼玉ってへーん!
|
子犬 |
会場に埼玉県の人だっていたんじゃないかな。
片桐さんしか知らないんじゃないの・・・。
あ〜、埼玉県民の友達に訊きたい・・・。
あのう・・・話は全然変わりますが、埼玉って聞くと、
高校時代の妙な思い出がよみがえってしまうんです、子犬は。
うげー、男子校こっえ〜〜!みたいな。
あとその当時、埼玉県には海がないので海の話題は避けましょう、
という注意事項があってさ。
・・・な〜んかそれ以来「埼玉」はツボです。わずかに。
それに加えてあの歌ときたもんだ。もう最強だ。←あっ。
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T |
ああ〜子犬さんてば。
子犬さんの思い出の埼玉は例の交流会のことですね?
ウォーターボーイズも川越高校がもとなんでしょー、埼玉って。
よく「ダ埼玉」とか言ってすみません。
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子犬 |
あ、言っちゃった〜。ださいたま。
わたしは気をつけて言わないようにしてたのに。
あのね、交流会っていうかね・・・交流なんてごめんだー!(初男風に)
男男と書いて「お・おー!」と言わんばかりの集団でしたから。
そうそう、「さいたま市」無事発足しましたけど・・・
名前の候補として「よっ、大浦和市」って。
埼玉県民の人が言ってました。
そーいや、名前決めるのにいろいろもめてたとき、
与野市の立場はよかったな。
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T |
全国推進市町村合併フェアーですわな。
埼玉話がこんなに膨らんだよ〜。
片桐さんは埼玉が生んだ賜だね。
雀に戻すよ?
雀っていつもより上演時間が短かったじゃない。
それが最初は物足りなさにもつながって、ん?ってかんじだったんだけど、
あとからじわじわきたよね。やべぇー、とまんねぇって。
あとね、これはわたしが勝手に思っただけなんだけど、
いつもより「あっさり」してるなって思ったのね、上演後感が。
そーゆー感覚も含めて「日本」がコンセプトになってたのかなーとか、
かなり深読み?
本読んだら「読後感」ってゆーでしょ?
それにあたる「上演後感」まで計算して「あっさりしょうゆ味」みたいな。
さらりと観れる舞台を目指していたのではないか、なんて探ってみたり。
いや、評論家でもないのに偉そうに。
ラーメンズって素人のわたしたちまで語りたくなるんだわ。
|
(この間にラーメンズ次回公演情報が入りました)
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子犬 |
雀はさらりと流す計画かも・・・。
次回公演がすぐだし・・・って、ちょっと待ってよ!!
どーしてくれよう!?あ〜あ〜動揺が隠せない・・・。
対談どころじゃないぜ、Tさんよ。それにしてもすごいペースだよ。
大量生産したのかな〜、超特別公演もあるし。
作っては出し、作っては出しっ。焼いては捨て、焼いては捨てっ。
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T |
な、な、なんじゃそりゃぁ〜〜〜?!?!
(ひとり長縄レボリューションを見たときのように)
卍で!?ちょっとやりすぎじゃないかっ?
大阪公演のラストで「次はツアーで、わりと時間おかないでやります」
って言っていたけどもー!早すぎ!だって今日千秋楽だったんじゃん?
あたしはさー行かれなかったけどぉ〜。んーー・・・・ちょっと待って。
対談どころじゃない!
|
2002年02月10日(日) |
おぎやはぎを観る ★★★
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おぎやはぎの単独ライブに行きました。
わたしは彼らのライブを観るのははじめてで
どんなかんじなのだろう?と勝手に想像していたのですが
漫才はなく、コントと映像でした。
コントもひとつひとつが暗転を挟んでけっこう長い。
お笑いのライブってそれほど経験したことがなかったので
こういうカタチでやってるんだーと感心しました。
会場は恵比寿のエコー劇場という新しい劇場で
きれいだったけど狭かったです。
だってわたしたちは後ろの方に座ったけど
これでもラーメンズのライブなら
前から4、5列目の距離じゃない?というくらい。
だから小木さんも矢作さんもバッチリ観てきました。
おもしろかった〜!
たんたんとしたあのかんじがたまらないです。
派手なパフォーマンスはないけど
ふつーーーにしゃべってるトーンがすごくツボ。
特に矢作さんの声が。
すごく癒されるんですよね〜・・・
話題にしてる内容はけっこうくだらないんだけど
あのままのテンションでずーっと続いてくのがねぇ・・・
ツボですねぇ。
いちばん最初のオーケストラの演出は、
あーなるほどーと思いました。
わたしは最初の方の
特許とる話を喫茶店でしてるコントが好きですね。
天才よりすごい奴を「ファルカン」というとする、
ってとこでまず笑いました。
(ってゆーか、ファルカンって何?!?!)
矢作さんのツッコミもさらっとしていて、いいんですよねぇ。
ストローにこだわり続けるのもおかしいし・・・。
このコントも長くて、
同じ喫茶店で何日後みたいな感じで何回か暗転して続くんですけど
キャバクラの「ユウカ」話のとこもおかしかったです。
ラブサターン・ムラタ?って誰???
女のコたちとカラオケ行くときの矢作さんが!
すっごいおかしかった。
(あーうまく言えないし、観てた人しかわからないな〜。)
意外だったのが、けっこう小道具を使うこと。
小木さんに関しては着替えも多かったし。
ホモ役の小木さんは、ああ、やっぱね、
という印象です、悪いけど。
こんなこというともっと悪いけど、お客さん男子多かったしね。
しかも小木さんは2回も裸になってたしね。
ホモのコントは圧倒的に矢作さんがおかしかったですね、
わたしは。
やっぱ矢作さんのあのたんたんとした口調がいーんですよ、
ツッコミなんだけど、わざとらしくなくて
ボケの延長みたいな流れがとても好きなんです。
わたしはボケとツッコミが
はっきりしすぎてるお笑いは苦手なのですが
特にたいてい「ココで笑えよ!」っていう
ツッコミがイヤなことが多いのですが
おぎやはぎはツッコミがいやらしくないから好きなんですよね。
押しつけがましくないんです。
おお、絶賛してしまった。
くだらないといえば、猿会議のコントもおかしかったです。
小木さんと矢作さんはおみやげ物店の若旦那(?)で
猿被害にあっている商店街の対策を練るっていう話なのですが
その名も「猿会議」。
どうしたら猿を追い払うことができるか
ってことを話し合うわけですが
最終案が「猿に人間の偉大さを見せつける」
というところで治まり、その具体的な方法が
まず、猿を役場に呼んで、
役場の会議室で数学の授業を受ける人間の姿を見せる。
難しい因数分解を解く人間に
「すげー、人間にはかなわないや」と猿も去る・・・
(軽くダジャレ←これはわたしのオリジナル)
という超問題有りの方法なのです。
ふたりで明暗だと納得するのですが
そこで
「ちょっと待って、今さらっと聞いちゃったけど、
最初の役場に猿を呼ぶってとこがいちばん問題だよねぇ」
という矢作さんのツッコミがおかしかったー。
その後、猿を役場に呼ぶ方法について話し合い(笑)、
猿社会はボス猿の言うことなら聞くという結論で
ふたりでボス猿になる練習をした末、
強かった小木さんにボス猿役は決まり、
一週間後、ぼろぼろになって山から戻った小木さんは、
「役場に呼ぶよりいいこと思いついたんだ、
ボス猿になって『もう悪さすんな』って言ってきた。」
というオチ。
くだらないんだけど、
そのくだらないことに力を抜いて真剣なのがおかしいんです。
因数分解って久々に耳にしたし、
最初に猿を怖がらせる方法を考えていたときに
「人間が作ったものでいちばんコワイものってなんだと思う?」
って矢作さんが聞いたときに
「そりゃぁ、四谷怪談だろ。」
と答える小木さん・・・(笑)。
「話じゃなくて、物だよ。」
とあっさり言う矢作さんにまたツボで(笑)。
「ピストル?」と小木さん。
「違うよ、核だよ。」と矢作さん。
猿ごときで核まで話が飛んじゃうのもおかしいし
「そこまでしなくてもいいんじゃない?」
と小木さんに言われてしまうところがおかしかったなぁ。
いやぁ、たんたんとおかしかったです。
「シュールなこと言えます。五シュール百円」も、
なんかすっごい笑った「シュール」があったんだけど、
忘れてしまいました。
シュールってなんなんでしょうねぇ(笑)。
「人の名前言えます。五ネーム百円」もくだらなくて笑えました。
「いがわはるお」って井川遙からじゃん。
「ようこ」ばっかりだしさぁ(笑)。
そのうち変な名前ばっかになって・・・。
そういえば、
この前の腸捻転のラーメンズのネタに近いものを感じました。
最後のトークで意外ととっさに名前って出てこないんですよ、
と矢作さんが言ってました。
確かに。
殺し屋のコントもおかしかったなー。
小木さんは売れっ子フリージャズピアニストで
(フリージャズってなに???)
ほんとはピアノが弾けないのにめちゃくちゃに弾いていたら
天才だ!と言われちゃって、
そんな世間に嘘をついてる自分に嫌気がさして
殺し屋の矢作さんに自分を殺してもらう依頼をする、
というお話なのです。
「仕事」の打ち合わせの待ち合わせも
お互い顔を知らないから気づかない。
でも小木さんは売れっ子ピアニスト、
必死でわたしのこと知ってます?光線を出すが
「わたし、エンヤしか聴かないんで。」
とあっさり矢作さんに言われてしまうのです。
って、おい!エンヤかよ!ってかんじです。
しかも顔わかるように
「『写メール』送ったんですが・・・」と小木さん。
「あー、でも『写メール』で全身写真送られてもねぇ・・・」
と矢作さん。
「あ、やだ!写メールで全身送ってどうするのよねぇ!
あーはずかしー!」と小木さん。
「もしかしてあなた有名人だから顔写真じゃバレると思って
全身写真にしたんじゃないですかー?」と矢作さんにつっこまれ
図星でテレまくる小木さん(笑)。
このコントも細かく笑えるところがいっぱいありました。
殺し屋の矢作さんが
「ちゃっちゃと殺しますんで、
そこ、横になってもらっていいですか?」
とか、たんたんとしてて笑えました。
そうそう、本物のピアノまで出てきちゃったんですよ。
映像を使ったものはゲームのクイズのやつがおかしかったな。
でもやっぱり生の人を観る方がずっとおもしろいです。
わたしはラーメンズくらいしかお笑いは行かないので
他の人がどんなやり方をしているのかわからなかったのですが
おぎやはぎのライブ後のトークはすごく短い。
ほとんど「今日はありがとうございましたー」くらいなかんじです。
でもなにかもっと期待してるお客のわたしたちに
「なに期待してんのー?だってもうやることやったじゃーん」
って小木さん。
「さっさと帰っちゃっていいんだよ」
と矢作さんに耳打ちする小木さん。
けっこうあっさりしてました。
・・・ラーメンズがしゃべりすぎなのか?
それでも物足りないと感じてしまうわたし・・・。
あと感じたのが
人力舎ってやっぱちゃんとした会社っぽい(笑)。
公演スタッフが
たぶん後輩の芸人さんとかスクール生の人とかなんだろうけど
全員スーツ!しかも黒!
こえーよー。
ラーメンズのライブってスタッフの人もかわいい女のコとかで
ビシッというかんじじゃなくて
「手作り感」みたいなものをとても快適に感じるのですが
大手はやっぱビシッバシッてかんじですね(笑)。
下積み時代ってやつかな。
ちなみに、おぎやはぎって単独ライブまだ2回目なんですね、意外。
単独ライブできるってすごいことなんでしょうね。
フツーに人気ありそうな芸人さんでも
単独ライブはやっていない人もいますしね。
おぎやはぎ次回もぜひ行ってみたいです。
東京のお笑いがんばれ。
最近、めまぐるしく仕事が忙しいので、
こういうときに限って
せめて気持ちだけは女子でいようと
頑張ってしまう。
「ヒゲがバロメーター」のようにはなりたくないのだ。
忙しいときこそすっきりしたカオをしていたい。
夜中に疲れて帰ってきても
お気に入りの服に念入りにアイロンかけたり、
美容のための洗顔スチームも欠かさず、
ツメもできるだけきれいにする。
そして寝るまでの至福の時間、
極めつけにお香を焚く。
究極のリラクゼーション。
わたしはお香を焚くためにライターを使えるよう努力した。
昔、理科の実験でアルコールランプに火をつけようとして
机を燃やしてしまったトラウマのせいで
未だに火がこわい。
お気に入りは頂き物の「ゆず」のお香。
かなり気持ちよく眠れます。
ちょっと部屋が煙いけど、そんなこと構わない。
と、毎日つづけていたら
今日、
「なんか線香臭くね?」と言われてしまった。
・・・心当たり、大あり。
だってだってこのくそ忙しい毎日を
気持ちよく過ごそうと切磋琢磨してるわたしは
「線香臭い女」なのか?
変な香水よりも身も清まる感じがいいんじゃない。
やだなぁー
「煙い女」みたいじゃん。
煙子・・・
そういえば、「ケムマキ」ってなんだっけ?
2002年02月06日(水) |
寝だめのハウツー ★
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ラーメンズの小林さんが
「寝だめのハウツー」を知りたいそうなので
わたしなりの方法を紹介してみようと思います。
「寝だめ」じゃないけど
短時間でうまく熟睡する方法です。
根拠があいまいなのですが
確か「なんとか睡眠の周期」みたいなのを利用するというやつで
人間の睡眠は3時間ごとに区切るのがよくて
3の倍数で眠ると睡眠後の気分がすっきりするんです。
だから7時間寝るよりは6時間の方が快眠なんです。
また、何時間も時間をとれない場合には、
細かく30分、15分ごとの睡眠も有効で
半端に眠るよりはこの方が頭がすっきりします。
小林さん、ぜひお試しあれ。
2002年02月05日(火) |
プレゼンラッシュ ☆
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もう夜の10時を回ったというのに
まだまだ余裕で帰れそうもありません。
先月末から並じゃない忙しさ。
今までメールやらネットやら仕事中であろうが
つなぎ放題だったこのわたしが
朝から一度もネットにつないでいない。
はぁー・・・疲れた。
今週プレゼン4本ってキツくない?
実制作だって厳しいけど
いい加減考えるアタマじゃなくなってきてる。
無謀だよ〜・・・会社として負けに出るようなもんだよ。
やだなぁー、取れないプレゼンって自覚しながら
こんなに必死になってさ。
あーあ・・・アタマがすっきりしません。
明日考えましょう。
と、いかないんだよ・・・
明日になったって、
このやりかけの仕事は姿形もこのまんまなんだ。
あ、
今、後人通った。
ちょっと怪しまれたので今日はここまで。
美容院へ行って来ました。
今日はトリートメントだけなのでとても気が楽です。
いつもはカット、パーマ、カラー、時間があればトリートメント、
という4、5時間コースなので、
美容院へ行くことはそりゃもう大変なイベントで
マル一日がかりなんです。
4時間も座ってるともうかったるくて
雑誌も読む気にならないです。
それに冬はけっこう寒い、
髪濡らしっぱなしだし、トイレも近くなるし。
だから憂鬱な時間だったりもします。
でも今日は違う。
1、2時間で終わるし髪もツヤツヤになるんだわ
と思うと、これぞ女子だわ!というかんじ。
さようなら引きこもり生活!とでも言わんばかりに
街を闊歩したくなるにちがいない。
ルンルン気分で美容師をはべらせ、
見るも無惨なこの痛みまくった髪が
どんどん回復されていくのには
あぁ、し・あ・わ・せ・・・と感動もひとしお。
ほんとに髪にツヤが・・・
これはやばい、まんまと癖になってしまいそうです。
しかもこのトリートメントは
ホームケアトリートメントとセットになっていて
お家でお手入れ用のトリートメントが付いてくるんです。
まぁ!嬉しい。
なんでしょう、髪がキレイになると
どことなく明るい気持ちになれました。
いつもはせかっくキレイにしてもらっても
あまりに時間が長すぎて
ぐったりしてしまうのですが、
今日はこんなに気分も晴れやか。
「美人画報」も顔負け気分。
来週もお仕事頑張らなくちゃ!
今日から移動で営業の男子がひとり増えた。
入社3年目で初々しく、
今までにないさわやかさである。
支店内の平均年齢の高齢化をも吹き飛ばす
レモンの切り口のような青年。
というのはいささか大げさだが、
彼はたとえサッカーで負けて坊主だろうが
ちょっと顔が品庄似(どちらとはいわずイメージが)だろうが
そんなこと構わないほど、さわやかさんなのだ。
それもそのはず、うちの社内の雰囲気がフツーじゃないので
たぶんフツーであろう彼の行動がものすごく目立っている。
だいたいあいさつや返事の類。
「おはようございます」ってドア開けても
営業マンは無視。
営業がいちばん偉いと思っている証拠なのだ。
お留守を守る内勤者しかあいさつしてくれない。
異常な奴ばかりなのである。
わたしたち内勤女子は常々
「人間としてフツーであってほしい。」
と愚痴をこぼしてきた。
そしてわたしは我が支店が、
全国の支店から移動と称してやってくる営業マンの
「墓場」と化していることに気づきはじめていたのだ。
だから2月から営業マンがひとり移動してくると耳にしたときは
「どーせまた変なのが・・・」と噂していた。
ところがわたしたちの想像を裏切るような好青年!
もう、うっとり、だ。
普通は、最初だけネコかぶったりしてるのだろうが、
なにしろ来る人来る人が最初から変だったため、
たとえネコかぶっていようが
第一印象が好印象なこと自体が大事件なのだ。
もう「なんていいコそうなんでしょう!」
いつもは重い女子の昼食時間も彼の話でもちっきり。
すっかり職場のアイドルになってしまった。
スーツの趣味もよいし。
そう、わたしはスーツの趣味に人間を視る。
代理店の営業マンは
やりすぎなスーツで着飾っていることが多く
一目でいやらしさを感じるのだ。
なんだろう、
ダーク系のジャケットにダーク系のシャツ、ダーク系ネクタイ?
やたらと黒づくめ傾向、もしくは黒×赤みたいなどぎつさ。
なーんかそれってもうダサイんじゃないの?ってゆう着こなし。
それもみんながみんな。
性格がこんなにもバラエティにとんだ人たちなのに。
コレ着とけばオッケー!みたいな。
もっと個性的であるべきよ?
業界人意識丸出しで恥ずかしくないのかねぇ。
人を見た目で判断するのは好きではないが
営業マンたるもの、ルックスは大切なのだ。
その点、彼は美男子ではないがかんじがよく、
無印良品のようなシンプルなさわやかさがウリである。
営業マンとして申し分ない。
しかし、心配なのは
彼が入るチームの長が別格の問題児であるということ。
奴の部下は2年間に二人もやめている・・・。
理由、性格の不一致。
なんじゃそれ?仕事だぞ?恋愛じゃないんだから〜。
いや、こちらとしたらアンタと気が合う方がやばいよ。
そんなわけで新人くんが上司に着いてゆけるか?
意外とうまくやってたりしたら逆に不安?
などと思う、女子のお昼休みなのでした。
愛の1票を↓
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