ニューヨーク俳優修行日記
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2004年05月29日(土)

3連休


でも、今日は半日だけ仕事。
提出するはずの書類が終わらないので
休日出勤して仕事だ。
まあ、半日だけだからいいけど。

大学の先輩から結婚するとの連絡。
サークルでお世話になって先輩で
新郎、新婦ともに知っている。
日本での結婚式は
一度も出席したことが無いので
ぜひ行ってみたい。
仕事とお金の都合がつけば、
強行軍で行こうと思ってる。

シュレック2を観た。
かなり大人向きのパロディーが
たくさん入っていてなかなか楽しめた。
くだらないといえばくだらないけど、
楽しければ良いではないかと僕は思う。

来週はハリポッター3が始まる。
そして、スパイダーマン2。
夏映画シーズンが始まった。
大体派手なアクション映画ばかりだけど
中には良くできた作品もあるので
不毛と知りながらも映画館に通うことになる。

夏のNYでは様々のフェスティバルがる。
今年のリンカーンセンターフェスティバルには
中村座歌舞伎とエレファントバニッシュという日本人俳優
英国人演出による村上春樹の短編を舞台にした作品が
上演される。

日本文化は今注目されている。
古典だけではなく、現代の映画、文学、音楽
そして、おなじみに漫画、ゲームにいたるまで
その影響は意外なところに見られる。

最近日本の小説をこちらで販売する出版社も
登場した。高橋源一郎やリングの作家の作品を
翻訳している。手塚治のブッダも出る。
うれしいことだ。




2004年05月26日(水)

映画


久しぶりに映画に出演することになった。
自主制作映画。
もちろん、ギャラなし。

昨日は初めてのリハーサル。
えせドキュメンタリーの体裁をとっているので
何度か即興で話を作っていった。
やっていて思ったのは
自分は結構即興が好きであること。
次に何を自分が言い出すのか分からない、
あの感覚がとても楽しい。

自分が言った言葉に触発されて
どんどん次のイメージが浮き上がってくる。
しかも、即興だから、質に関しては余り気にせず、
でてくるままにどんどん話を役柄を作っていく。

ジェットコースターの落ちる寸前や
エレベーターが急下降していく感覚に似てる。
未知の感覚の楽しみ。
これはせりふを覚えて言うときとは
また違う感じ。
本当はこの感覚が書かれた台詞を言うときにも
出せれば、(というか本来はそうあるべき)
すごいのになあと思う。

2004年05月21日(金)

翻訳ノ日々


現在、仕事で何人かの下訳を
エディットしている。
つまり、手直しして、日本語の原文に
意味が合うようにいている。
同じ日本語で訳す人によって
まったく違う英語になってくるので
その辺の質もそろえる役割をしている。

そんなこと出来る資格はあるのか?
これがまったくないのだけれど、
今の会社の社長さんがやさしい人で
半分勉強がてら仕事をさしてもらっている。
現在、和文英訳をしているけれど、
英語の作文力も大事だけど、
日本語が読めないとまったくお話にならない。
そして、また、結構読めない人がいるんだな。
おかげでひいひい言いながら、
編集作業をしている。
まあ、仕事だからいいけど。

企業研修の仕事(差別問題、文化の違いなど
を芝居にして研修する仕事)が再開した。
といっても、4本ぐらい仕事が来ただけ。
でも、これからどんどん増えること
を祈って、忙しいのにやると返事をしてしまった。
来週はクライアントのところでリハがある。
これで内容を確認して
クライアントから提案を聞くのだ。
企業理念、倫理が見え隠れして、
この過程は結構面白い。
彼らの基本姿勢は万が一訴えられたら、
基本ベースをカバーできているのか?
つまり、訴えられても、勝訴できるのか?
これに尽きる。

二コールキッドマンとショーンペンの
新作、Interpreter のエキストラの仕事の話がきた。
しかし、予定が合わず。

最近はオーディションも行ってないので
これはいったい何日記なのだろうか?

2004年05月17日(月)

恋愛適齢期


恋愛適齢期を見た。
やっぱりジャックニコルソンはいいけど、
ダイアンキートンはちょっと苦手だった。
映画自体は彼の魅力で持っていた。

殺し屋一をみた。
三池監督、グロイけど、すごい。
観客をとにかく落ちすかせないで、
ぐいぐいひっぱて行くのはすごいと思う。
浅野忠信もよかった。
ただただ、そこにいるみたいな
投げやりな感じが逆に良かった。

相米慎二監督の風花を見た。
良かった。
長まわしがよかったし、
小泉今日子も良かった。
じわーと来る感じの作品だ。
柄本明も良い。

相方が旅行に行っているので
まとめて映画を見た。
舞台終了後の脱力感からも
何とか脱出したようで
そろそろまた始動しないといけない。

選ぶことは捨てることであると。
村上龍も行っている。
ごもっともだけど、
実行は難しい。

内田百�里砲泙世呂泙辰討い襦�
とにかく暇な人は一読必至。

暑い夜ベットに一人メール打つ、
捨てることなど拾うものなど

なんじゃそりゃ。

2004年05月11日(火)

Blues


うちの近所にあるバーにブルースを聞きに行った。
前回行ったときは太目のおじさん、エディーがかなり渋めの
音楽を聞かしてくれたに、今回はいなかった。
そのため、とても退屈なジャムセッションだった。

一緒に見に行った知り合いのバンドのドラマーが辞めた。
理由はより良きクリスチャンになりたいから。
一体どうなっているのか?
宗教は嫌いじゃないけど、
使い方、信じ方を間違うと結構怖い。
以前に役者が宗教上の理由でカースできないといって
台本の変更を要求した話を聞いたことがある。
Something is weird.






2004年05月07日(金)

Back to normal


3月から続いた稽古の日々が終わり、
いつもの生活に戻っている。
とは言え、特に決まったパターンがあるわけでも
ないけど。
運が良い事に(?)この月曜日から
翻訳の仕事が決まった。
朝から夕方まで翻訳している。
今回は時給なので有難い。

そして、明日は二度目のクラス。
やはり、6才児25人のパワーはすごい。
火曜日にはもう少しで声をからして
しまうところだった。
子供を教える事はすべてをゲームに楽しく
する事といった友人の助言がよく分かった。
とても素直なだけに如何にうまく彼等を
誘導するかがクラスの成功にかかっている。
それにして、あれを毎日相手にするのは
疲れるに違いない。
先生達が結構子供に対して
独裁者のように見えるのは
まあ、仕方がないのだろう。

ひさしぶりにオーディションにいった。
スーパーの宣伝で女性と二人で
新婚夫婦の振りをして
即興で芝居。
女性はとてもセクシーな子だったけど
オーディションはいまいちだった。
楽しい会話が双方向であるように
演技も一方通行は危険信号だ。
しかも、即興の基本ルールは
いつもイエスということ。
相手のオファーには必ず乗る。
つまり、僕が自分はあなたの弟だと
いったら、基本的そのオファーを
受けて、話を発展させなければ
ならない。彼女の場合はあまりキャッチ
ボールができなかったので辛かった。

知り合いを通して映画出演のお誘い。
それと、別のところから英語学習ビデオ
のためのオーディション。

五月になって、どこかにギアがかわったみたいだ。




2004年05月02日(日)

Trace楽日


昨日が初日で今日が楽日。
何だかとってもあっけない。
でも、久しぶりにとても楽しい舞台だった。
同じ仲間とやることの楽しさ、
いい舞台を作りたいという思いを
ともにする楽しさを感じた。

NYでは通常、役者としてのみの参加が
多いので今回のようにコラボレーションが
出来る舞台はとても楽しい。
その分、いやな思いもするけれども。
やはり、自分で何かを作っている感覚
葉、ほかに類がないように思う。

今回の舞台は本番中もとにかく
楽しい時間がすごせたので、とても楽しかった。

しかし、当初の予定であったオーストリアとルーマニアのツアー
は見事にキャンセルされたのでとても残念だ。


2004年05月01日(土)

Trace


ついに初日。
4時の回と8時の回。
4時の回は観客8人。
まあ、一種のゲネプロ。
そして、8時の回はほぼ満席。

今回のショウは講義という形をとっているので
観客に直接話しかけることになっている。
しかも、その内容は脳の機能について。
僕の役どころは有名なリサーチサイエンティスト。
英語で専門用語を言うのは骨が折れる。
しかも、今回の舞台では最初の20分にそのパート
が集中しているので緊張してしまう。

おまけに、舞台上でコップが割られ、
僕はその片づけをしながら、脳の機能について
説明する。せりふがなかなか体に
うまく沈んでいかないので
とてもどきどきした。

それでも、今日の2回の本番を通して
だいぶ落ち着きが出たように思う。
明日でおしまいというのは
あまりにもったいない。
誰かショウをプロデュースしてくれないかなー。

演技、Actingはほんとに難しい。
でも、今回の舞台で一瞬一瞬、どうしようもなく
楽しいことがある。こういう舞台を
経験すると、やっぱり俳優を続けて行きたいなあ
と思ってしまう。


      

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