Murmure du vent
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初春の頃龍安寺を訪ね静かなひと時を 夕闇に浮かびあがる甘やかな想いで……
優麗にもてなしてくれるホテル 月満ちていく時に貴方とご一緒に
月が奏でる調べのように 優美な音色、私の宝物…
2004年02月21日(土) |
Fleur de Rocaille |
夢の香り幻世に漂う儚い花たちの香り 遠い過去になった恋の苦さを想うとき・・・
深い静けさと水音の想いで モネの睡蓮をもう一度貴方と・・・
官能的な月のようにあの方を虜にするために 美しく濃密な夜を毒という名の香りを纏って・・・
俯く貴女から仄かに香るのは沙棗の花 白い肌に漂う情熱を秘めた慎ましやかさ
2004年02月13日(金) |
JARDINS DE BAGATELLE |
白いブーケから零れ落ちる嫉妬の香り 優しく爪を磨ぐ牝猫お背中にご用心・・・
2004年02月11日(水) |
NARCISSE NOIR |
仄かに漂う慎ましやかで淫らな色香 媚ない女の香り花言葉は自惚れ・・・
男の方の爪をそっと盗み見るのが愉しみ 指先に潜む知性、肌すべりを想像する・・・
仄かな甘味を舌さきで弄びながら 孤独という密やかな愉しみを刻む夜
白椿の花弁を肌に一片ずつ弄びながら 墨絵で描かれた椿蘇るあの方の指・・・
火の酒焼酎、命の水と呼ばれるらしい 奄美の黒唐焼酎笑みが零れる瞬間・・・
2004年02月02日(月) |
ジョアン・ジルベルト |
ミッドナイトはいつも貴方と一緒 雨の夜は貴方のボサノバで過ごす・・
味わうほどにその深みに嵌っていく・・ そこはかとなく存在感のある人のように
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