『もっと甘えて欲しいなぁ。』
よく言われてた事だったけど、私が友達と飲んで帰った後で
酔っ払っていたのも手伝って、今まで思っていた事、
全部伝えた。

「彼女いるのに、そういうの二股かけてるって思わないの？」

『でも、好きなのは、○○さんなんだ。』

「彼女に対しても私に対しても失礼だし、そんな事するような人は私好きじゃないなぁ。」

『…いけないことは分かってる。』


「じゃあどうしたいの？」

『(私と)付き合いたいって思ってる。
彼女にももう気持ち無いよって切り出したけど、
チャンスをくれって丸め込まれて、別れられてないんだ。』

「それって彼女に丸め込まれたとは言わないよ。
君がそれを納得して彼女を受け入れただけでしょ？」

『…うん、そうかもね。』

「わたしは、そんなに待たないよ？」

『……うん。ヘコむ。』

「自分がいけないんだもん。よく悩みなよ。」

『悩まないよ、自分がどうしたいかは決まってるんだ。』

送ってもらった帰りの車の中で
キスをされた。

驚きと、恥ずかしいのと、悔しいのと。
うれしい。

正直な気持ちなんだ。

と彼は言うけど

やっぱり彼女のことが頭をよぎって
悲しくなって泣けた。

もうやだよ、と言いたくなって
開いた私の口から出た言葉は

「すき」

自分でもびっくりした。

会いたいなーって気持ちが高まって参りました。
まもなく会えると思うと嬉しい。

何を着ていこう、どんなメイクで
どんな髪型？どんなアクセサリーにしよう！

とか、考えるのが楽しいよね。

ドキドキするっていいなぁ・・・。

酔っ払った年下くんからメールがきて、

「甘えたいです」
「いつも甘えてるのに？」

「もっと甘えたい、
　俺、○○さんの事好きです」

・・・

初めて好きってちゃんと言われた気がする。
相手、酔っ払ってたけど。

年下くんから、電話があって
今度ディズニーランドに遊びに行くことになりました。
半年くらい前から連れて行ってくれるという
話はしていたんだけど。

向こうが私のことを完全に好きなのは
態度からも発言からも分かりきっているんだけど
私が彼のことを好きってことは
伝わってないらしく。

どうせ、俺のことは何とも思ってないだろうけど・・・
とか
「自分の片思い」的な発言をよくするように
なってきました。

私は私で、

寂しいとか、会いたいとか思っても
彼女いる人には言っちゃいけないし、
言うつもりないんだ。

って平気で言えるようになってきました。