- 2006年01月23日(月) ボリビア大統領に先住民(ジャズを聴きながら)
なるほど。
「反米」「左派」なんていうレッテルと「先住民」とが重なっちゃうわけね。
でも、今のアメリカじゃあ、とても中南米を「飼い慣らす」というより「飼い殺しにする」ことはできなくなっているだろうから、こういうことが起きるのも無理はないか。
……と、アメリカの音楽であるジャズを聴きながら書いている。
「アンタ言ってることとやってることが矛盾してない?」
って言われるのかな。
わたしにとっては、全然矛盾しない。
ジャズは合州国の黒人の、抵抗の音楽だ。
ジャズを聴くからといって合州国政府のやり方に賛成しているわけじゃないし、しなくちゃいけないわけでもない。
だいたい、合州国の支配者たちが何か面白い音楽を生み出したか。
わたしには全然、思い当たらない。
同じようにアメリカ合州国の支配層に支配される者として、わたしはジャズに共感する。
ふだんジャズを聴く時にいちいちそんなこと考えて聴いているわけじゃないけれど、もしもこれがWASP(White Anglo-Saxon People)の音楽だったりしたら、こんなに好きにはならなかっただろう、とも思う。
それは、ジャズを聴き始めた中1の頃から、はっきり意識していた。
むしろ「古臭い」と言われてしまうようなセンスなのかもしれない。
でも、わたしの音楽の中には、常に強きもの、支配する者への「反逆の精神」が脈打っている。
……というようなことを思いつつ、ボリビアの(反米的な?)「先住民大統領」の誕生を、喜びたい。
- 2006年01月19日(木) 少子化と世論
相変わらず「少子化対策」と言えば「子供の数が少なくなる(大変だ!)をくい止めてもっと子供を殖やせるようにしよう」という意味だと思っている人が少なくないらしい。
本来子供が減っていくのはごく当然のことで、それに逆行するようなことなんかいくらやっても、効果はあがらないし、無理矢理効果を上げようとすればきっと別な形で新たな問題が起きるだけだろう。
最近はいろんなメディアでちらほら見かけるようになったので、もう誰も目新しい意見だとは思わないだろうけれど、
「子供が減っても成り立つ社会」
をこそ、目指すべきだ。
中にはこんな的外れなことを言う高齢者(特に女性)もいるかも。
「寂しくなってしまって子供たちがかわいそう」
ご自分が子供だった頃の3倍も4倍も人口が多い今を基準にしてものを言うのは、実は錯覚かダブルスタンダードではないか。
こんなに多すぎるのに、死亡率も下がる一方。
みんな、意識してはいなくても、実はお互いに「多すぎてウザい」と思っているのではないか。
だからヒステリックな犯罪も多発するようになったのではないか。
人口が多くないとやっていけない社会というのは、実は借金しないと生活できない人と似たようなものなのではないか。
(「借金も財産のうち」というのは、生きて呼吸をする生命については言えない言葉なのではないか……ま、「法人格」のことはよく知らないし知りたくもないけど)
少ない人口でも自然と共存し、持続して命をつないで生きていけるような、そんな社会。
それがわたしには、美しい未来の社会として思い浮かんでくる。
その社会では、一人一人が最大限尊重され、光輝いている。
そういう社会の到来を、心から望んでいる。
- 2006年01月15日(日) 風邪とケータイ
ケータイ替えた。
カシオのW31CA。
それ自体は「わーい♪」だ。
しかし……
風邪引いた。
それも、かなりヘヴィーなの。
ひぃぃ、しんどいよぉ〜〜〜〜……