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塩屋の岬 - 2005年10月30日(日) 1日でもノ―トに日誌を付け忘れたりすると,一昨日の事か昨日の事なのか直ぐに忘れてしまう。急遽2日ほど稽古が休みになる。静岡芸術劇場におけるイベントで指導してくださる方が参加されるからだ。自分達も子供らの発表会を鑑賞。夜,静岡駅に軽く遠出決行。おでん横丁発見。食してこちらに来て初のビ―ルを呑む。はあ〜シアワセ。 帰りは勿論山道30分歩いたけどね。ここに住んでると普通の散歩でさえ足腰の訓練になる。いや〜ストイックな環境だ。 TVで美空ひばり特集を見る。最後に録音した曲は『みだれ髪』星野哲郎作詞。この歌詞に登場する『塩屋の岬』は自分の実家いわき市にある実在する岬。生きていてくれたら,いわきにも来る予定だったんだよね。一度生の歌声を聞いてみたかったなぁ。 ... 果物四種 - 2005年10月29日(土) 今一度,東静岡駅から芸術公園周辺の風景を説明。県道沿いは『マック』『松屋』『回転寿司』『温泉』『ユニクロ』『ラーメン屋』と地方県道にありがちな風景が点在します。ただ『日本平』方面入口(まだ行ってないけど動物園もあります)から芸術公園までの坂道までが突然,茶畑が増え田舎の景色が広がり夜は闇に包まれ、公園内はちと怖い隔離状態になるわけです。 で、今朝は朝もやの茶畑道や裏山道を運動がてら下ってみた。朝の風景は夜と違い緑に囲まれ清々しい。下ると柿の木に囲まれた民家が数件並び、そこは『日本昔話』に出てくるような景色が広がった。民家の門先に、『柿』『蜜柑』『ネギ』『里芋』などかどれも『100円』で売られていて、ラッキー!早速『柿』を購入。備え付けの箱に100円を入れる。4個で100円すよ!ス―パ―じゃ400円ぐらいするからね。こんな事にも感動。早起きは三文の得だね。稽古後,公園内にある蜜柑をもぎ取り,今朝の柿,ス―パ―で安売りのバナナ,缶詰パイナップル!フルーツ4種類を―気に食す。あ〜最高!!贅沢だぁ〜!こんな事にも感動できちゃう事が,この合宿の凄さかもしれない。 ... スピード - 2005年10月28日(金) 劇団メンバーと合同練習。短くて5年長い方で20年以上という鈴木メソッドのエキスパートの方々。スピード,ハ―ドさは『千年計画』では味わったことがない凄さで,1時間と短めの訓練だったのだが酸欠状態でグロッキー!ひゃ〜こりゃ無理だぁ〜。とにかく直ぐに出来るシロモノじゃないんですよ!! 疲れた身体に一人部屋で夕飯作る姿は,,泣けてくるねぇ〜。 ... 温泉 - 2005年10月27日(木) 通常の訓練をこなし,山を下り芸術劇場の稽古場に向かう。夜から1時間半,週3回,元警察官の方から『剣道』を習う。中学の体育以来だ。礼に始まり,礼に終わる。『面〜!』『篭手〜!』『胴〜!』『突き〜!』と叫んでまいりました。で,で,早くもイベントを実行する俺。行きに『天然温泉』の看板を見付けてしまった。早速男子数人を誘い温泉へ!ちと贅沢するのが早いかと思ったが,たまには自分の頑張ってる身体に褒美をあげないとさ。この日は精神的にもリラックスでき大満足。 ... 思い出した! - 2005年10月24日(月) さあ―て本格的に訓練が始まりましたよ!身体がガクガクいういう。利賀村の筋肉痛生活が一気に舞い降りた。新たに『木刀振り』の型が追加され野性の本能が目覚めるよう。夕方からは野外劇場で劇団の方の稽古見学。七時に解散。 夕飯,何作ろうかな? ... 静岡到着 - 2005年10月23日(日) 新幹線に乗り静岡駅そしてバスに乗り芸術公園に到着!ガイダンス後,公園にある施設内の案内をしてもらう。建築物は稽古場,野外劇場,事務局,宿泊施設など近代的でありながらどれも自然に溶け込んだモダンなデザインであり,素晴らしいす。回りは林,茶畑が点在。その小道を通りながら宿泊施設から稽古場に通うことになる。芸術公園内から国道沿いのス―パーまで車だと5分の距離だが徒歩だと30分。徒歩禁止の車道区間も長く山道を下りることになる。早速吉成を誘って夜の山道に冒険にでたが暗闇で静まりかえり,ましてや途中,木で彫られた『お地蔵さん』にも遭遇。肝試しにはもってこいの場所です。詳しくはまた後日書きます。下ると東名高速にぶち当たります。『日本平』のパーキングの看板が。地図を見て『日本平』を発見したら思い出して下さい。佐東と吉成はこの裏山にいます。ちなみに富士山が程よい距離で見れます。ではでは,今日はこの辺で。 ... 2ヶ月は長いなぁ〜 - 2005年10月22日(土) 明日には静岡入りだ。 2ヶ月は長いね。 20歳の頃、児童劇で全国の小学校を1年間、マイクロバスで渡り歩いてた時も あったけど、それでも1ヶ月に1度は東京に帰るチャンスがあった。 今回はそれも可能なのかどうか分からない。 何せ静岡で何をするのかも分かってない。 勿論芝居をするのだけど、 内容が聞かされてないっつうのもスリリングな話であって。 こうなったら煮るなり焼くなり好きなようにして下さい、って心境でごぜえます。 PCから離れるのもいいのかもしれない。 普段のワシと言ったら家に居る時はPCを開いてはネットサーフィンとう有様。 殆ど中毒だ。何か情報を得ようと外に目を向ける事はいい事かもしれないが、情報の垂れ流しを掬い取るのも些か無益に思える事もある。 徹マン明けの虚脱感に似てるかも。負けたら尚更キツイ。 そういったモノから少し離れて自分を見つめるっていうのも、 何かの発見に繋がるかもしれないと希望を持ちつつ明日旅立とうと思う。 しかし今回は自炊だ。 利賀村では時間通りに食堂に行けば美味しいご馳走を用意してくれていた。 どんなに疲れてヘトヘトでも食事がワシを癒してくれた。 それが今回は自炊だ。 お金との戦いもある。湯水の如く使うわけにもいかない。 そして自分に自炊が出来るのかどうかも不安だ。 「芸能人1ヶ月1万円で生活」のレシピをチェックしておくべきだった ... シャルロット・ゲンズブ―ル - 2005年10月20日(木) 80年代にフランス映画で「なまいきシャルロット」ってのがあって、 ポスタ―を飾ってる主人公の女の子が可愛かったの覚えてた。 その昔前だとソフィ―・マルソ―とかね。当時、フランス映画のイメ―ジって子供のワシにはちょっと大人な雰囲気で、エロぽい感じがして・・。 映画館に観に行くまでの勇気が無かったな。 でもまあ、その頃は角川映画全盛時代で「薬師丸ひろ子」に夢中でそちらまで手が回らなかったという理由もありましたが・・。 で、話は戻って「なまいきシャルロット」の主人公を演じた 「シャルロット・ゲンズブ―ル」 ワシのもっとも好きな映画監督の一人 「パトリス・ルコント」の作品に出演しておりました。 「フェリックスとローラ」2000年制作。見逃してました・・あちゃ! くさいセリフのオンパレ―ドでしたが、いいね、旨いね、素敵だね。 「思い出は美しすぎる。溺れるなよ。」 こんなの言えないよ〜っつうの! フェリックスとその仲間達との触れ合いと、ローラのキャラ。 移動遊園地って設定もよかった。 オーティス・レディングの「お前を離さない」が流れて二人で踊るシーンがあるんだけど、まあ、実際クサイすっよ。歌詞も字幕で流れますが、もろ男の心情を伝えていて説明チックな感じなんだけど、ルコントがやる事だと許せちゃう。 シャルロット・ゲンズブ―ル演じるロ―ラの危うさもシーンの中で、 興味引かれる設定だったなぁ。 この女優さん派手さはないけど、そこがいいなぁ〜。 特に後姿ね。いい女優は後姿で決まるのね。 観終わってみれば実はどこにでもありそうな恋愛話ではあるんだけど、 それを2時間近く集中させて見せてしまう、ルコント監督の力量が垣間見れる作品でした。やっぱ好きだわ、この人。 観てませんが、シャルロット・ゲンズブ―ル主演作品で その名も「僕の妻はシャルロット・ゲンズブ―ル」ってのも発見。 ...
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