土曜日は10時から幼稚園の一日入園。
幼稚園の玄関の柱に組み分けの一覧表が貼ってある。おー。カーサンが行ってた時代と変わらんなあ。何故か花の名前が組名。「もも」「さくら」「すみれ」とか。ちなみにカーサンは「うめ」だったけどね(渋い)。
髪を二つに分けて結んで(娘は「めいちゃん結び」と呼ぶ。トトロね)、名札を先生に付けてもらうとあら不思議、いっちょまえの幼稚園児の出来上がり。それらしく見えてくるもんだ。
30分ほど教室に慣れさせ、その後子どもたちを教室に残して保護者は遊戯室(小講堂みたいな空間)に集まる。娘は「おかーちゃんもぬりえちよーーー」とカーサンの手を離さない。予想通りだ。
一度遊戯室まで連れて行って「ここにいるからね」と確認、再度教室に戻る。娘、先生が出してくれた新しいぬりえに心を奪われた様子。「じゃあ行ってくるね」と言うと「いってらっちゃい」とようやく納得した。
園長の話や、用品準備の説明を聞き、11時に園児が遊戯室へ連れられてくる。先生と手をつないだ娘、目が泳いでいてカーサンを見つけられない。 ※娘はよくカーサンを見失う。スーパーで、公園で、「おかおかおかーちゃーん」と泣くこと多々。至近距離に居るのに。
こっちこっち、と迎えに行くと、なかなか目を合わさない。緊張したからか、はたまた怒っているからか。
帰りの自転車で「ちゃんと待ってたー」とアピールする娘。うん、よくがんばりました。これが「たのしかったー」となるには、どれくらいかかるかな。
ちなみに今回の一日入園、夫も連れて参りました。幼稚園全体の雰囲気をわかっておいてほしかったし、主治医と幼稚園の先生を引き合わす話をしてもらおうと思って。引き合わす話はカーサンが切り出したけどさ。
12時前に帰宅。二時間弱の一日入園でした。
昨晩作ったバネポーチ。
| 鳥に見えますかね? |
| うさぎに見えますかね? 色合いが上と違いますね・・・。
ベージュの麻なんだけど。 |
| 内側は水色地に細かい白の葉っぱ柄。 |
バネポーチ作るのは初めてで、順番考えながら縫ったにもかかわらず、何度かほどく羽目に。どうも展開図とかは苦手だ。
もう少し太い口金バネの方がいいなあ。やわだわ、これ。
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少しずつ起床時間を早くしている。と言っても大きな声で言える時間ではない。でもまあ、午前中に公園に行くことが出来るのでいいと思う。
本日は、1歳半の男の子になわとびの片端を手渡され、電車ごっこに参入。男の子が前も見ずに走る走る。転ぶ転ぶ。娘はそのたび立ち止まって見ている。ちょっと手を貸してあげたらどうよ。大丈夫、と声を掛けるとかさ。あなたの方がおねえちゃんなんだから。そんなカーサンの声は娘に届いたんだか届かなかったんだか。
そして娘は「おかーちゃんもー」とついてこいと八の字眉で要求。仕方ないなーもー。一緒に走る。走る走る。
男の子が走る途中で他の遊びに乗り換えると、娘もブランコに乗ったりブランコに乗ったりブランコに乗ったり(そればっか)するのだが、それを見つけるとまた男の子が走ってきてなわとびの片端を「ドジョ」とにっこり差し出す。何度も何度もそれが繰り返される。
どこまで付き合うかなと黙って見ていた。ようやく「もうちない」「うかはぶらんこなの」と言えた。男の子号泣。「全くもう、ストーカー並!ごめんね!」と男の子のママが笑ってなだめていた。すんません。
なかなか泣き止まない男の子をじーっと見ながらブランコに乗る娘。「また今度しようねって言う?」と水を向けると「うん」とブランコから下りた。
男の子は結局泣き止むことはなかったけど、ちゃんと娘の口から言えてよかった。以前なら一緒に泣きべそかいてたはず。
「うかとあしょびたかったのかな?」と自転車の後部座席で娘がつぶやく。そうだね、楽しかったんだね。「・・・おなかいたいー」しまった低血糖。急げ急げ。急いでお昼にしよう。走ったからね。早起きしたからね。
そりゃもう急ぐけど、カーサンはなんだか嬉しかったよ。
引越しのどさくさに紛れて、ミシンの糸駒を失くした。糸巻きを安定させる糸駒、こんなに大事なものとは思わなかった。強引に無いままでミシンを使ったりもしたが、糸巻きが跳ねる、糸がたまったり急に張ったり、こりゃ手で縫ったほうがいいや。
ネットをさまよっていたら、良心的そうなミシンショップで憧れのメーカー名が。ああもういっそ新しく買ったろか。
価格を問い合わせるメールを出し、そのあと、実物も見てみたい、と池袋の手芸店に行ってみた。
販売員のおばちゃんは50代くらいか。きょろきょろ物色しているカーサンに「今日買わないの?今日なら二割引なんだけどねえ」と先制パンチ。ミシン販売ってのは未だにこうなのかねえ。←あ、おばちゃんがうつった。
すぐには決められないと答えると、「じゃ明日は?明日来られない?内金でも安くできるけど」と畳み掛ける。少なくともここでは買わない。そして、見てみたかった機種は置いてなかった。
帰宅するとネットのミシンショップから返信が来ていた。
さすが良心的と見込んだだけのことはある。糸駒の直し方というか作り方が細かく説明してくれ、糸駒が無いだけで買い換えるのはもったいない、それならロックか職業用を買い足すべき、と教えてくれた。ごもっとも。
ロックも職業用も、憧れはあるけど敷居が高くてねー。ロックがあったらニット地も縫い放題?本当に縫うのか?
早速糸駒をフェルトや爪楊枝で調節してみると、あーら普通に縫えるじゃない。爪楊枝3本で。もっと早く試してみればよかったのに。
無事ミシンが復活したので、押入れから布を引っ張り出してきた。バネポーチを作ってみようっと。手芸店で、手ぶらで帰れるかとばかりに買ってきたバネの口金があるのだ。うしし。
押入れを開けた途端、ワケあり(以前娘が怒りをぶつけておもちゃを放り投げやがったから)でしまってあったおもちゃを娘に見つかり、出す羽目になったのはご愛嬌。
土曜日、前日から会社の皆さんとの一泊旅行から帰宅した夫が足を引きずっている。膝が痛くて仕方ないという。「ついに体重に負け」「なんだとコノヤロ」(←嘘。ええ作りました)。
痛いからか疲れからか、腰の重ーい夫をせきたてて、隣りの駅の整体に行かせた。腰やらなんやらあちこちの歪みが膝に出たんだそうだ。
隙を見せると夫に登山する娘をけん制しつつ、土曜日が終わる。
日曜日、今度はカーサンが整体に。先週は行けなかったし、今日行かないとまた一週間先になっちゃうし。
いつもの渡辺いっけい一本眉がいなくて、ガタイのいい兄さんにいっちょ揉まれる。力が強くて、そのときは気持ちよかったけど、あとから揉み返しがやってきた。
そして今朝、起きてきて足元のゴミを拾おうと前屈した瞬間、カーサン首の下辺りの背中がぴきっと音を立てた。いたたたた。筋が違っちゃったみたい。
午前中は痛みが脳にくるかんじで、ちょっとした貧血状態。「いたたた」と言うと、娘が「おかーちゃんいたいの?またいたいの?」とさすがのつっこみ。ええ、毎度すみませんねえ。
「うかはひとりでおるすばんできう!」と病院行きを勧める娘。いや、気持ちだけありがとう。
少し痛みが治まってきた午後、実家になだれこみ、娘を置いて整体へ。よかった、いつものいっけいがいる。
なんだかんだ全身調整してもらって、少し痛みが引いた。「軽い筋肉の断裂です、いわゆる筋違え」「明日の朝はまた痛いですよ」「こうすると痛いかな?って痛みの確認しないように」とお言葉を頂く。はい、仰せの通りに。
痛みが軽くなったついでにアレルギー科に寄る。前回が平成15年の診察だというから、丸一年ご無沙汰していた。
「どうしましたー?備蓄した薬も尽きた?」「この薬好きだったよね、これにしとく?」と大変フランクな女医さん。おっしゃる通り。飲むのと塗るのと両方多めにもらって実家に帰宅。
娘はおとなしく待っていたそうだ。「まだおかーちゃんいたいんだってーひゃはははー」と、今日のあなたには笑われてもいいよ。
ところでいっけいに「ご主人膝大丈夫ですか?」と治療中不意に訊かれ、「ぶははは大丈夫です」と何故か噴き出してしまった。なんだか恥ずかしいわ。
夫と妻と立て続けに痛い思い。玄関に塩でも盛っとこうか。
先週の土曜日、だらーんと過ごしたなあと時計を見ると、まだお昼の一時だった。娘が早く起きれば、つられて親も起きる。起きなければえーと起きない。
まだこんな時間だよ、と嬉しい反面、雨降りで娘のリクエストする公園には行けそうもない。車でどこかに、といってもどこかが思いつかない。レクリエーション情報に欠けるわたしたち。
夫がなにやらPCで検索していたが、雨の日でもお出かけして楽しいところとして紹介されているのは娘にはまだ早そうなところばかり。科学技術館とかナンジャタウンとか。
ふと思いついて後楽園に向かう。お風呂に入るつもりはないけど、おやつくらいは食べられるだろう。そんなに遠くないし。
お店を冷やかす間もなく、娘が「おやつやさんはどこだのー」とうるさい。どんなお店があるかも知らないんだぜ。しばし案内図を眺め、ムーミンカフェなるお店に向かった。
かーわーいーいー。と喜んだのはむしろカーサン。スープもパンも美味しかった。娘はいちごのロールケーキを目の前に鎮座させたものの、ひとのものが美味しそう、とパンをかじりスープをねだる。おかげでカーサンケーキも食べられてお腹いっぱい。
さて洋服でも冷やかすか、と店を出ると、並びのお店に微妙なオーラを感じる。覗き込むとコスプレの人がケンチキを頬張っている。えーと、GLAYのギターのお兄ちゃんを目指していらっしゃると。
その後駐車場に戻ろうと地下通路に一歩足を踏み入れた途端、さらにオーラがびしばし。ピンスポみたいな通路の間接照明利用して、写真を撮りまくるコスプレの人たちが多数。2〜3人で顔をくっつけてカメラ目線真剣そのもの。彼らの視界に我々は存在していない模様。結界を確立していらっしゃる彼らに、化粧が濃いとか肌荒れが目立つとか、もはやそんなこと問うてる場合ではない。
も、もしかしてここってそういうので著名なエリアで、場違いなのはわたしたち親子連れなのでは、と自らの行動を反省したくなるくらい、コスプレの方達がポーズを決めまくっていらっしゃる。
ああいうとき、じろじろ視るって出来ないもんですね。前方一点だけを見つめて通り過ぎるわたしたち。夫との間に「???」「!!!」という無言の会話が成立していた。
通路の先には後楽園ゆうえんち。雨でもジェットコースターは動いている。盛大に奇声を発しているのもみーんなコスプレ。うーんうーん。
そしてその先のホールの出口から、わんさかコスプレが湧いてきた。ひー。なんすかここ。聖地を侵しているのはわたしたちの方ですか。金太郎のコスプレのお兄ちゃんのお腹に釘付け。持ち味を生かしたコスプレってとこですかね。寒くないんですかね。
娘が一言も発さなかったのが不思議。
あれは一体なんだったんだと、帰りの車中が大変盛り上がりました。ある意味いいもん見せてもらった。
月に一度の病院詣で。
診察中、パーテションで隔てただけの隣りの部屋から絶叫号泣が聞こえる。娘とほぼ同年齢の女の子が採血しているらしい。
胸が苦しくなるような思いでそれを聞きながら、膝に乗せた娘を抱える腕に力が入る。大丈夫大丈夫。娘にではなく、自分自身に唱える。すると娘「オトモダチないてるねえ」と一言。そうだね、がんばっているんだよオトモダチ。外で待っているオトモダチのおかあさんもね。
娘もこの日は採血。しかし何故娘は泣かないんだろう。えらいねえ、と看護婦さんに誉められて「うかなかなかった」とカーサンにアピールするってことは、本人も努力しているということなんだろうか。意地みたいなものだろうか。
アンパンマンの絆創膏を貼ってもらってご満悦な娘であった。
早めに病院に着いたので、何もかも前倒しでさくさく進む。お昼には実家に到着することが出来た。慣れって素晴らしい。
また食事量を記録する用紙を渡されたけど、以前ほど気が重くない。娘は食べることが好きだ。それはカーサンにとって純粋に喜びであり、制限しなくてはいけないというプレッシャーを感じなくなったからだと思う。
というようなことを実家ばばに話すと、うまく飲み込めない様子だった。食べさせすぎてはいけない、という退院直後のカーサンの混乱を見て、彼女なりに考えるところがあったのだろう。実家ばばは孫娘の食事量について気をつけなくてはと決意していたらしい。娘と食卓を囲むと、それがよくわかる。
夫とカーサンの間に成立した、カロリー制限に意味なしという合意について話すと、ようやく私達のベクトルを理解してくれたようだった。いや理解にまでは至らなくとも、理解しよう、カーサンたち夫婦の意思を尊重しようという気持ちは伝わってきた。
それをきっかけに、というわけではないけれど、久しぶりに彼女と腹割ったトークが出来た。元旦早々じじとばばがけんかした話とか、その原因であるじじのダメ出しへの嫌悪感とか、わかるわかるーと共感できたのが嬉しかった。ダメ出しするときのしゃべり方って大事ですよね。
娘は夕飯の途中でばばの膝で眠ってしまい、それを抱える彼女は重そうだけど幸福そうだった。
ようやく、大きい重たい何かがまたひとつ、収束傾向を見せ始めたように思う。
2005年01月19日(水) |
3日間凹み続けるの巻 |
長いうえに暗いです、今日の日記。
日曜日に同年代の親戚が集まる機会があり、どうもそれ以来低調モード。
とにかくカーサンの実家方面は親戚が多い。両親それぞれの兄弟姉妹や、祖父母にまでさかのぼって兄弟姉妹が多くて、しかも大概関東地方に住んでいる。
しかもしかも親達が同年代、生まれてくる子ども達も年齢層が10年以内に集約されている。
しかもしかもしかも正月だと言っては集まり、お彼岸だと言っては集まり、冠婚葬祭でももちろん集う。親達の世代では、世の中それが当たり前だったのだろうか。
会えば顔はわかるけど、自分とどうつながるのかがわからないおじおばアンドいとこたち多数。子どもの頃は正月の集まりが楽しみでもあり、苦痛でもあった。 ※楽しいのはお年玉がたくさんもらえるから、苦痛なのは既に出来上がっているいとこ達の輪に入れず、それを父からくどくどダメ出しされるから。
そのうち子世代がそれぞれ家庭持ちになり、正月大集合は執り行われなくなったと聞いた。嫁たちの安堵はいかばかりか。
それでもごく近い親戚だけが、私の実家に集う正月二日。大阪帰省という名目で逃れることが出来た年は正直今でもラッキーと思う。場を取り仕切るのが父から兄に移りつつあるのが、苦痛に拍車をかける。彼の尊大な仕切り方が、酔うと特にひどくなる、それが大嫌いなのだ。
今年も難を逃れたとほっとしていたのに、また集まるんですか。子世代だけとはいえ、兄に振り回されるのはもううんざりなのだ。
気が乗らないと文句を垂れるカーサンに、夫が「正月二日に我々が居合わせなかったから開催されるのではないか、ならば行かなくては」と優等生発言。すまん。カーサンの方の親戚だっていうのにねえ。
理由は夫が考えたものではなかった。いとこだけでなく、はとこまで集まっていたのだ。10年くらい前に集まったことがあるメンツだ。
あまりに気が乗らないから事前に連絡も密に取らず、誰が参加するのかさえ聞いていなかったことに気付く(凹みポイント1)。
既婚だがまだ子どものいない年長のはとこ姉に育児について語られ、ちょっと目が虚ろになる。ほぼ同じ年のいとこ嫁が「とっても為になるわ」と素晴らしい相槌を心底打つのを聞いてさらに目が泳ぐ。
他人の話を素直に聞けない自分の性質に改めて気付く(凹みポイント2)。
危惧していた兄の暴挙は予想外なことにほとんど無く、それが年齢によるものなのかメンツによるものなのかと考える。
つくづく悲観的な自分の性格に嫌気がさす(凹みポイント3)。
次回はまた10年後かと笑っていたら、また夏に集まろうという流れになりやはりうんざりしてしまう。それを夫に話し、なだめられる始末(凹みポイント4)。
だって共通の話題なんて、子どもの頃の思い出話か親戚の誰がどうしたとかかつての親戚の栄光とか、そんな話しかないんだよ。当事者はともかく、その連れがそれを聞いて楽しいのかなあ。ルーツを知ってもらうことは出来るけど、話に参加しようがないじゃないか。
夫は冠婚葬祭で顔を合わせることが必ずあるんだから、それ以外のときにこうして顔をつなぐのもいいことだ、と言う。
低く低く自己嫌悪スパイラルにはまり、さらに娘にとばっちりをくらわせ、さらに凹む凹む。
今日友人が遊びに来てくれて、ようやくその下降曲線から逃れることが出来た。有難いよ、ほんとに。
子どもの頃は父にダメ出しされていたけど、自分自身でそれをやっちゃった。よくないよくない。どこまで行っても出口がなくて、本当に落ち込むばかりだった。
「おかあちゃんげんきだの?」と娘を泣かせるような、笑顔のない一日を送っちゃいけない。元気なの?と尋ねているようだけど、それは怒らないでという懇願なのだ。ささいな言い合いから、娘に意地悪なことを言ってしまったよ。まるであの日の父のように。
昨年末、入園準備品のリストが幼稚園から送付され、今日がその提出日。
兄姉がいる園児は買わなくて済むものもあるからなんだろうけど、必要なものには丸をつけろという方式。うーん、必須なんだかよくわからない品物については直接幼稚園に尋ねてからにしよう。
幼稚園としては、「これは要りますか」と訊かれたら「あった方が・・・」と答えるのが筋ですよねそりゃ。結局一つだけ残してあとは全部丸。えーい面倒くせーや丸つけとけ丸。〆て1万6千円也。高いよ。
思いっきりカモられたような気分で公園に向かう。幼稚園の園庭で遊びたがった娘の気が済むかと。
午前中の公園は、娘より下の年齢のお子さんたちでいっぱい。相変わらず娘はおもちゃに執着丸出し。威嚇の視線を飛ばしながら不穏モード。はー。これってガンとばしですよね。視線だけでなく、言葉も出てくるからほんと洒落にならない。「うかのぶらんこかちてあげた」あなたのものではありません。
乳幼児の輪から娘を連れ出し、目を見て説教。そんなケチな根性ならもう公園には来ないと脅すカーサン。意味が通じてるんだか通じてないんだか、「出来ない」「でも公園には来たい」と矛盾しまくる娘。はー。
もう連れて帰ろう。最後にブランコ乗っておしまいにしなさい。
すると娘、隣りのブランコで遊んでいるママと坊ちゃんに興味津々。そのママが保母さんばりに遊ばせ上手で、通る声で楽しげなのだ。カーサンと雲泥の差。
その坊ちゃんがブランコを降りてかくれんぼを始めたら、娘がついていってしまった。娘にも楽しく声をかけてくれるママ。もはやこれって才能だよ・・・。素晴らしい。
さんざん後を追って遊んでもらい、お昼ご飯だから帰ろうと説得。自転車に乗ろうとすると、「おともだちにばいばいちる」と坊ちゃんのところへ走る娘。
自分が好きな子には義理堅く、それ以外のオトモダチには冷徹。そのテリトリー意識の強さはカーサンの遺伝か。
そして娘が最年長という感じだったあの公園。娘の年齢くらいのお子さんが公園に少ないのは、「仲良く遊べる子」しか遊びに来ないからなのではないかとふと思う。娘以外は和気藹々としてたみたいに思った。淘汰された公園で、娘の狭量な性質がまた一段と濃くあぶりだされた感じ。
本当にこんなで幼稚園に行って大丈夫なんだろうか。こんなだからこそ、幼稚園で揉まれてくれと願うカーサンは身勝手なのかもしれない。揉まれるのはいいけど、揉んじゃう可能性の方が激しく心配。
公園に行くたびに説教したら、少しはわかってくれるのだろうか>娘。
朝6時、娘に起こされた。大層機嫌が悪い。案の定低血糖だった。
昨日を振り返っていつもと変わったことといえば、張り切って出かけた公園だろうか。ほんの一時間程度、激しくはしゃいだわけでもないのに。あとから来るボディブローパターンか。それとも夕飯の内容?考えてもよくわからない。
なにしろ早くに起きたのは大変結構。朝をもう少し早くと、いつから思っていたっけ。年末年始はどうせ大阪でめちゃくちゃになるからいいや、と後回しにしたってことは、去年から考えてたんだな。なんて腰の重いカーサン。
とりあえず補食(なっちゃん&マリービスケットの定番黄金コンビ)で上げる。そのまま朝食を取らせる。迷ったけどここでインスリン打たなかった。きっと後でお腹が減る。そのときに打とうっと。
ほどなく「なんか食べるー」が始まり、みかんとパンをかじる。今度は打つ分量を迷う。なにせ上げた分、きっちり上がって血糖値500超。スケールを守ってみる。
銀行やら現像やらの用事を済ませ、娘の要望で公園に行く。割と暖かめな陽気に誘われてオトモダチがたくさん。と思ったら様子が変。また低いぞなもし。
打つ量が多すぎたか。主治医のスケール通りだけど、食べた量が少なかったな。
大慌てで帰宅、お昼ごはんを食べさせる。
さて落ち着いたか。買い物に行かなくちゃ。すると今度はスーパーのカート上で船を漕ぎ出した。ひー。妙に重さを増した娘を自転車に乗せて帰宅。
寝るの寝ないのと押し問答した挙句、ようやく昼寝。・・・長いな。起こす。また低い。
日記書いてる横でおやつを食べている娘。おやつ前は打たず、夕飯前に調整しよう。寝ている間に低くならないよう、ちょっと加減したほうがいいかな。さて晩の支度でもするか。
だらだら長くて失礼。今日のは自分の覚書だわ。
昨日のこと。
どうってことなかったと思いながら、保健センターで2時間かかった三歳児健診。娘も私もそこはかとなくぐったり。お昼ご飯のタイミングずれちゃったね。
と、夕方6時頃電話が鳴った。実家ばばからで「鏡開きして小豆を煮たから持っていけってじじが言い出したんだけど、今からいい?」。断りませんよ、いつだって。ええ、断れませんよ。しかし微妙なタイミングだな。夕飯そろそろなんだけど。
いくらなんでも部屋が汚い。ぐったりを背負ったままぱたぱた片付け掃除機をざっとかける見栄っ張りカーサン。
彼らが到着したのがジャスト7時。こりゃ待ちきれんとフライパンにすき焼きの残りの牛肉を投入して1分くらい。あーもうタイミングいいなあ。最悪ってやつか。オートロックと玄関の鍵を開ける為に火を止める。生焼けー。
じじのせいにしているけど、ばばの新年会旅行土産を持ってきたかったんじゃないの。こちゃこちゃバックから出して並べ始めたよ。ああキーホルダー。これ以上どこに着ければいいの。
なんとなくため息まじりに相槌を打っていたら、「あんたフライパンのお肉どうすんの」とばば。きー。どうするもこうするも焼くんだよ。焼いて食べますが何か。
一気に不機嫌になるカーサンを見てようやく何かを察知、「あらもうこんな時間よ、帰りましょ」とそそくさと帰っていった。滞在時間15分弱。
わざわざ車で届けてくれて有難いんだけどさ、孫の顔が見たかったのもわかるんだけどさ、事務所があるからこの時間になるのもわかるんだけどさ。
そしてまた、あまりに素っ気無い対応だったかしらとうじうじ思い返したりして、ああもうただでさえ少ないエネルギーを無駄使い。
ま、どれもこれも全部自分の選択ですからいいんですけどね。いいんですよ。いいって言ってるのに。
お知らせをもらってから気が重かった三歳児健診。蓋を開けてみればなんてことない、というか、むしろ行かなくてもよかったかとすら思うほど。言い過ぎ。
視力聴力とご家庭で検査してこいっていうのも、腰を上げてみれば案外すんなりとそこそこ楽しくこなすことが出来た。腰が重くていかんよ>自分。
尿検査のための採尿は出来なかった。トイレに行くことすら不可能。久しぶりに誘われたら、そんなところに紙コップをあてがうなんて、と娘なりの拒否反応。カーサンも納得。
今日ダメでも、いつか採尿出来たら持ってきてね、と保健センターの人に言われたが、その後の問診で持病の話になり、持ってこなくてもいいよという所にまで辿り着いた。糖と蛋白を診るだけだからって。
持病で大学病院に通っているのに加え、娘は歯を欠いて歯医者にも定期的に診てもらっているので、保健センターとしても出る幕無し、といった感じの反応だった。
問診のおばちゃんも、歯磨き指導のお姉さんも好感がもてたが、内診のおじいちゃんドクターはいただけなかったなあ。
案内のおばちゃんに指摘されるまで、カルテ(とは言わないな、あの紙は)に記入された持病に気付かず、挙句一言「家族に糖尿病はいるのか?」ときたもんだ。それを尋ねて何がわかるというんだろう。いたらどうだってんだ(鼻息)。「いませんし、遺伝とは関係ないです」とつい過剰反応してしまった。
いや、2型ではありません、と声高に主張するのもなんだよなあ、と日頃思っているにもかかわらず。
娘に過失はないのだ、とついムキになってしまう。まだまだ修行が足りません。
・・・うん、2型にも、いわゆる生活習慣なんかとは無関係に発症する例もあるって知っているのに。いかんなあ。
●土曜日 中一日置いて頭痛が復活。なんだろう、血行不順というか、体全体が重くてだるくてかなわない。悪寒も走る。生理とシンクロしてやってくる月に一度の低調週間。
普通の頭痛薬も、偏頭痛の頓服も効かない。一回分損した>頓服。
低調を理由にここ2〜3日部屋にこもっていて、結果娘にとばっちりがいく。何をしたいわけでもないのに、娘の相手だけはしたくない。時間潰しにネットを徘徊しても、自分からは一切発信したくない。ケータイのテトリスでハイスコアを出したりしている。
そんなだから血行が悪くて当然といえば当然なんだけど。
夫が車の一ヶ月点検に行くついでに、低調妻を整体に落としていってくれた。
渡辺いっけい似の整体師さんに頭痛を訴えると、頭にタオルをかけてツボらしき箇所をぐりぐりしてくれた。
娘は夫と車屋に行き、夫曰く「部屋にいるときとは別人のよう」に、一人静かに持参した塗り絵に没頭していたという。
おかげさまで夜には回復。皆さんさぞかしうんざりでしょうが、カーサンも自らの低調っぷりをほとほと持て余しちゃったよ。
●日曜日 夫が思いついて佐野までドライブ。厄除け祈願のはずが、アウトレットモールでお買い物。新年早々罰が当たりそう。
御殿場やりんくうと同じ会社のアウトレットモール。確かに広いな。
最大の目的であった娘の服は品薄であった。アウトレットモールだもんね。求めるものがあればラッキーと思え、なのね。
その点夫はラッキーだったな。珍しくズボンと上着を買ってほくほくしていた。「安い」という先入観が大事なんだな、君の場合(失礼)。
カーサンはセーターを一枚買った。ラーメンは食べなかった。
●月曜日 どう考えても娘の服が足りないのだ。昨日のリベンジとばかり、いつものショッピングセンターへ繰り出す。
ものにはついでというものがある、カーサンの服も少々買った。
ええと、夫のはなし。もういいって本人も言ってるし(鬼妻)。
ところで晩ご飯すき焼きにしたら娘が号泣。卵ご飯にしたかったのに、溶き卵の器に豆腐や麩が入ったのがお気に召さなかったらしい。事前の説明が足りなかったと反省もしなくはないが、せっかくのいいお肉の味も薄まるわ、君の涙で。
今夜はちょっといいお肉よ、と親二人浮かれていたのになあ。浮かれた分きっちり沈む食卓。
具の量に対してお鍋が大きすぎて煮詰まるのも早くて忙しなかったし、もう当分すき焼きはいいや。封印メニューとします。
●松飾り 松飾りと輪飾りをドアの外、ポーチの柱にくくりつけて迎えたお正月。もう7日なのね。外すべし。
しかしぐるっと見回しても、松飾りをしているお宅はマンション内に一軒もないようだ。結界張って「うちだけはうちだけは!」って主張しているみたいでこっ恥ずかしいぞ。
来年はドアにくっつけるくらいに縮小しようか。なんかさみしいな。
●おせち 両実家から我が家の食卓に流れ込んできた御節料理は、黒豆・きんとん・ごまめ・松前漬け。紅白なますは毎年夫に売れ行きが悪いので断った。
大阪では数の子、いくら、お煮しめ、お刺身(必ず「お造り」と呼ぶ)が、私の実家ではかまぼこ、紅白なます、ねぎの千切りに蒸し鶏がのったもの、八つ頭が並ぶ。
お雑煮はどちらもスマシで、お餅は大阪は丸餅、東京は角餅。私の実家では絶対お餅に焦げ目を付けるが、大阪にそのこだわりはない。のでトースターでふくらめばよし。実家なんて火鉢だよ。さすが隙間風の木造家屋。
流れてきたおせちたち、日を追うにつれ次第に人気に翳りが。急いで食べよう、今夜あたり。
●鏡餅 大阪では買わない。東京もついにサトウのなんとやら、密封パックのテカテカのお餅になった。
ひび割れたりカビたり、そのカビをまた除けて細かく砕いて、油で揚げたのが子どもの時分は大好きだったけど。食べ過ぎるとお腹で猛烈に膨れるんだ、あれ。
かくいう我が家もついに買わず。娘に見せたいのは山々なんだけど、来年はテカテカのを買うか?
伊右衛門のポスターで見るような、干し柿ののっかったのはアレは全国区なんだろうか。知らなかったよ。
2005年01月03日(月) |
今年もよろしくお願いします |
あけましておめでとうございます。
昨夜大阪より帰宅。夜遅くに地下鉄の駅を出たら、大阪に向かう日に降っていた雪がばっちり残っていて驚いた。寒かったんですね、年末年始の東京。
往復の新幹線、三人掛けのうちの二席に親子三人、しかも娘は一睡もしなくてちょっと狭かった。ずっと鼻歌を歌ってた。行きは東京駅を出る前にお弁当を食べ始めていた。頼むよ三歳児。
義妹一家が大晦日に合流、娘は甥っこ兄弟と大はしゃぎ。どんなに親が熱心に付き合ったって、ああいう遊び方は出来ない。こりゃ幼稚園が楽しみだわ。
年越しの晩は、なんと朝五時まで義母、義妹、夫と4人で起きていた。しゃべったり笑ったり、面白くて面白くて。義父抜きだとたいそう話が通じやすいということに改めて気付いてしまった(悪嫁)。いやあ翌朝の眠いこと>元旦だというのに。
娘が産まれてから、帰省のたびに義父母は京都駅まで車で迎えに来てくれるのだが、今回はその前に義父母がけんかして、京都駅まで口を利かずにやってきたという。ははは。お互いの言い分を、息子夫婦の前で披露できる、そんなのってほんとに彼等のすごいところだ。私の実家ではありえない光景。 勉強になりました。
かすがい役の孫娘が東京に帰ってしまって、彼等の仲が心配(嘘)。
いつも買い物に繰り出す大阪帰省だが、今回はほとんどおうちで過ごした。きっと大阪に行ったら洋服買えるな、と目論んでいたカーサンにとっては誤算。外した。 ※あ、あと大晦日に甥っ子兄弟に押し切られてナイナイの特番を見る羽目になったのも誤算。泣きたいくらい大誤算。
明日はリベンジしに買い物に行こうっと。ええ、夫は仕事始めですが何か。
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