幼稚園の運動会。
娘の体調に気を遣う日。遣うのに、裏目に出る確率が高い日。とほほ。
今回は朝の分を打ち忘れるところからスタート。ほんとに、シャレになりませんから。園に着いてから打つ。遅い。上がりきってから打っても遅いんだよ。
そのせいで(たぶんいや確実に)高目キープ。低くなるよりマシ、と自分を慰める。他に仕様が無い。
ま(←何が「ま」だよ)、娘キレることもなく全てのプログラムをこなすことが出来た。ヨシとすべし。
娘のかけっこがどうとかどっちが勝ったとかカーサンもバナナのマスコット鉢巻にして丑三つ時ですかという格好で踊る羽目になったとかはこの際どうでもよくて、娘と同じ年長さんのJくんに我々夫婦は釘付け。
「おうちの方としっぽ取りゲーム」の時点でパパにしっぽを取られてしまったJくん。よほど悔しかった。
ゲームが終わって一列に並んで結果発表が終わったあと、ずしずしと地面を踏みしめてパパの前にやってきた。しゃがみこんで足元の砂に「バカ」と大きく指で書き、やおら立ち上がってまたずしずしと自分の待機席に戻っていった。うわははは。走らないところがまた。
「バカ」って。
最後の年長児障害物競争でも、順番4番目くらいでJくんのチームは2位。たすきを受け取る時点でもう悔しくて顔が真っ赤、走り出したかなーと思ったら5歩目くらいでアサッテの方向へずしずし歩き出し、たすきを投げ捨てた!ダチョウ倶楽部竜ちゃんか!
「たすきを最後までつなぎましょう」と始まったリレーですので、園長先生が笛を吹いて中断。最初からやり直し。
が、2回目もまた、Jくんチームは2位。「絶対走らない!いやだ!」と参加拒否するJくんを抱え込んだ園長先生がガニ股でコースを一周…。たおやかなタータンチェックのキュロットスカートなのに、園長先生。
無理やりたすきをつなぎ、園長先生の開会のあいさつ「負けて悔しくても泣いて辞めたりしません」が伏線であったことに気付く。
娘の話では、練習のときからJくんの悔しいは爆発していたらしい。
ああ、ほんとは娘だったかもしれない。学年イチ足が早いHちゃんと同じチームだったからアンタ、事なきを得たようなものの。
わかります、わかりますとも、と勝手にJくんのママに共感してしまうカーサンであった。
しかし「バカ」て…。思い出しただけで肩が震えてくる。
幼稚園のバザーお手伝いご奉仕で集まったとき、手芸ママに指貫が珍しいねと指摘され、つい和裁してたの、なんて言ってしまった。
そしたら浴衣縫いたいから教えて、一緒に縫いましょうよなんてことになってしまった。オーマイガッ。
縫っていたのはもう10年も前だよ。でもまあ浴衣か。なんとかなるかな。カーサンも1枚縫いたいな。
などと雑念にまみれてオッケーしてしまった。浅はかすぎる。
縫っていた当時のノートを引っ張り出しても、じぇんじぇん思い出せないのだ。縫いはともかく、ヘラ付け。えーと。えーと。
こりゃいかんとネットをさまよったら、まあ今は縫いたい人がいっぱいいるのね。そしてそういう人向けにDVDも出ていたりする。出しているのが知ってる和裁所だったりする。時代はDVDですよ。徒弟制度でうんたら言っていたウチのセンセイではじぇったい思いつかない手法だな。
身元がバレそうとびくつきつつ、背に腹は代えられん、DVDをぽちっと。
見たらこれが衝撃。わけもわからず言われるままに作業だけを覚えていた当時の自分に見せてやりたい。理屈が通っているのだ凄まじく。
あんなに苦労したあそこもあんなところも、こうしていたらもっと楽に、そしてキレイに縫えただろうに。愕然。
他所の和裁所のやり方を学びたいと熱望していた、年上の先輩を思い出した。彼女はきっと、腑に落ちなかったんだろうなあ。
上下関係が厳しくて、上から下へが当たり前のあの場所で、「こうしたほうがいいのでは?」と噛み付いては「独立したら好きなようにしろ」と頭ごなしに苦虫噛み潰したような顔されていたっけ。
ちゃんと咀嚼しようと思ったら、ああなるんだよなあ。
言われるまま、「何がなんでも覚えなくちゃ」と機械的に飲み込んでいたカーサンは結局、10年ブランク空けて記憶喪失状態だもんな。情けなか。
今になって知った「理屈の通る方法」で縫ってみたい、とも思う。同時に、そうしたら、カーサンにはコレがある、としがみついていたワラが粉々になって風に舞っていくような喪失感もある。
しかし背に腹は代えられんのだよ。DVD見てノートを取り直そうと思う。
今度は、咀嚼したい。あの3年間でできなかったことを、やってみよう。と日記には書いておく。
娘のリュックサックを縫った。奮発してリサとガスパール柄を買って(メーター1500円超えは奮発です)、アクセントはリサのマフラーの色、赤に決めた。ファスナー、パイピングテープ、タブの綾テープ、ナイロンテープ、コキカン、縫い代始末のバイヤステープ、厚地用のミシン針。大きな手芸店があって助かった。
自分で測れるようになった娘、幼稚園に測定用具一式を持っていくようになった。それも、キャンプでもらったキティポーチに入れて持っていきたいと言う。
しかし、キティポーチちょっと大きい。まだ自己注射しないんだから(キティポーチは注射も入る大きさ)、もっと小さいポーチ(測定用具に附属している黒一色の機能的なポーチ)にしたら、というカーサンの提言はもちろん却下。キティであることが重要なのだ。
お弁当箱と同じくらいかさばるキティポーチ。今までの通園リュックでは入らない。キャンプに持っていったリュックで代用していたが、あまりにでかい。幼稚園に何泊するのかというくらいでかい。
幼稚園のお友達が、実にいい大きさのリュックを背負っていたので、ママに聞いたら手作りとのこと。
そう、今度の幼稚園はハンドメイドママがたくさんいるのだ。なんてったって手芸部もあるくらいなのだ。布製品を持っていると「ソレ縫ったの?」と必ず突っ込まれるほどだ(←若干強調しすぎ)。
そのママに型紙借りて、3連休の合間に縫い、コキカン間違えて仕上がらず、ようやく昨日完成。
もちろん手芸ママたちの激しいチェックを受けましたよ…。ポケット位置をぐるーっとなぞったチャコ線も秒殺で発見され「洗えば大丈夫」とフォローされる始末。洗わないけどね。帆布だしね。黄色いチャコだから大丈夫(何が大丈夫か)。
娘は気に入ったようなのでヨシ。ポーチも無事入った。
最近編んでばかりでミシン動かしてなかったので、カーサンも楽しかった。また続けて縫いたいぞ。何縫おう。←基本的に本末転倒
2007年09月21日(金) |
むしばミュータンス様 |
娘の歯医者は、3日通って一段落。奥歯2本が銀色に変わった。処置歯の証。ううう。
銀色の被せるやつ、いろんなサイズがずらーっとケースに並んでいて、合う大きさを選んでいた。いちいち型取ったりしないんですね。スピーディなのは嬉しい。
が、娘は歯が短いタイプらしく、被せる銀色が若干歯茎に食い込むようになる。痛そうだ。
処置後、腫れぼったい頬を見るのもつらいが、歯医者に付き添っていて何がつらいって、ベッドの上に横たわった娘の足や手がぴくっと動くのを見ること、これつらい。つい一緒に力が入り、膝の上で組んだカーサンの両手の指の爪は真っ白さ。
先生に「はお、アーンして」と言われればカーサンもつい口を開け、「はい、ギリギリーって噛んで」と言われればカーサンも歯軋り。ええ、親馬鹿ですよ…。
一段落とは言え、虫歯はまだ他にもある。急がなくていいらしいので、ぼちぼち通おう。
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待合室で「むしばミュータンス」がどうこう、という、教育的絵本を読んだ。かこさとしさんで、「我輩は虫歯ミュータンスである。タンスと言ってもズボンやスカートを仕舞うタンスではない」と腰に手を当てて胸を張るデビルマンのような紫色の小さな悪者に、カーサンバカ受け。最近おやじギャグにひどく弱い。
娘も気に入ったらしく、食事のあとには「ミュータンスやっつけるよ」と自分から歯磨きするようになった。今まで「ほれ!歯磨きなさいって!」とお尻をつっつかないと動かなかったのに。
そして「アメください」とねだることがなくなった(←かなり困っていたのだ)。べたべたヨゴレがミュータンスの大好物と知るだけで、こんなに変われるものか。
もっと早くこの絵本に…、いや、歯医者に行っておけばよかったよ。刷り込む必要を、後から知るの巻。
歯医者に通い始めた。娘の虫歯だ。今の今までほっといてすまなかった。
歯を磨くたび、ずっと気になっていた奥歯の黒い丸。引越し前にかかっていた歯医者さんの、レーザー治療のあとだと思いたかったけど、やっぱり虫歯だった。あー(脱力)。
幼稚園ママに教えてもらったのは小児専門の歯科。わざわざ街に出ないといけないけど、評判よさそうなので行ってみた。今のところ正解。
持病のことを冷静に捉えてくれるのがなにより有り難い。
2回目の今日の診察はちょうどお昼前、一番低血糖になりやすい時間帯だ。が、出発前に測ると300越えの高血糖。ううむ。微調整で打って、歯医者に着いて測るとまだ300超えている。ううむ。ここで追加はできんだろう。朝打った分が効いてくるし。
というような事情を説明し、歯医者さんという場所でなんですが、補食でジュースを飲ませなくてはいけない事態もありえます、と伝える。測定器具も、補食も持参していると聞いて「それでその荷物かあ」と歯医者さん。ええ、どこへ行くにも大荷物ですのよ。ほほほ。不測の事態が恐ろしうございますから。
初めて小児歯科のやり方を見たんだけど、面白いねえ。緑色のビニールシートみたいので、口を覆ってしまうのだ。治療する歯だけ露出するようにして、苦い薬や歯の削りカスなんかが舌や喉に飛び散らないんですって。息も確保できるらしい。
治療中、喉に溜まってしまう唾液って苦しいもんねえ。カーサンも苦手だよ。
痛かったら右手をあげてね、と先生に言われて、マッハで何度も右手をあげる娘。麻酔が効きにくかったらしい。体質なのか。
最初は「そう、痛かったね、教えてくれてありがとう、ちょっと休もうか」と麻酔が効くまで待ってくれていた先生であったが、あんまり何度もあげるので「そっか痛いのかー」と受け止めつつ、歯を削る手は休ませないようになった。ははは。
持病ゆえの感染のリスクについても心配してくれて、主治医に確認してみてね、と頼まれてしまった。ただ今返答待ちでござる。
食あたり以前、夏休み前くらいから、ガラスの腸のガラスが更に薄くもろくなっている。いつでも正露丸携帯。携帯用正露丸なんて買っちゃったよ。
そろそろ年齢も年齢ですし、そろそろきちんと健康診断を受けないとねえ。なんて夫と話だけ。ちっとも具体的なところは進展していない。
こないだ風邪で採血されて、結果を教えてもらった。鉄が足りなくて赤血球が小さいわ色は薄いわで、酸素を運ぶ力が弱弱しいにちがいない、ええそうだろう!と指摘された。このフラフラ感は鉄かい。そうかい。 ※座って測る血圧と、立ち上がって測る血圧ってのもやって、立ち上がったら上も下も30くらい下がった。上も下も2桁。「血圧を下げないようにする下半身の筋力不足、他には気温の変化とかストレスも考えられますけどね」だってさ。昨日から腹筋とスクワットすることにした。
なんて指摘されたけど、処方されたのは総合感冒薬。うむ。鉄サプリを別途購入。飲み始めて3日。
うん、なんか調子いい。単に風邪と食あたりが治ってきただけかもしれないけど。
「採血もしたし、もう健康診断とかいっか?」と言ったら(←あんまり行きたくないヘタレ)「あのね…」と絶句した夫が健康診断の素晴らしさ精密さについて熱く語ってくれた。そうか。やっぱ受けなきゃだめか。
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そんなこんなでフラフラしていた9月のこの半月、幼稚園から呼び出しがかかることがほぼ毎日と言っていいくらい頻繁で、やーまいった。
食あたりのその日なんて、娘を再度迎えに行くガッツないから連れて帰ろうとすれば「やだー」とごねる。アンタね。おかーさんのこの顔色見てごらん←本末転倒無茶な要求。 ※案の定貧血起こしてマンションエントランスでぶっ倒れる。管理人さんに絶滅危惧種を遠巻きに見守るような目で見られたー。
夏休みのキャンプのおかげで、娘は自分で測定できるようになった。9月の2学期から、「ようちえんにも持っていく」と測定グッズをキティポーチに詰めていそいそ幼稚園リュックに入れている。
ちょっとお腹が痛いと、すぐに職員室に行って測りたがる。測ることが出来る自分が誇らしいのだな。優しいギャラリー(←先生方のこと)もたくさんいるから、余計盛り上がるのだな。ま、それはいい。
しかし。しかしだな。職員室が居心地よくて、つい長居もするししょっちゅう通う、娘のそんな「保健室大好き小学生」的風情がカーサン気になってしかたない。「また?」「またですか?」と思ってしまう。ううむ。
園長先生に相談してみた。「ま、そういうのも今はあってもいいでしょう、そのたびに集団に戻るきっかけを作ってみますし、集団に戻って元気ならそれでいいし、うかちゃんが安心できる場所が幼稚園にあるのは悪いことではないし、まあまあオカーサン」となだめられてしまった。鼻息荒かったか。
単に朝打つ必要量が増えて、おっつかなかったんだ。娘の体調不良で一時的な高血糖なのか見定めようと思ってるうちにカーサン自分が体調不良になって、思考停止な1週間を送ってしまった。毎日毎日かかってくる電話。先生方、ほんとにありがとう。
「近いから」だけで決めた幼稚園だけど、ほんとにここでよかった。子にもやさしく、母にもやさしい。
だから、ちゃんと健康診断受けなくちゃいけないんだよな。カーサンしゃんとしていなくては。
話が前後するけど火曜日、風邪がいったん収まり、無事幼稚園のご奉仕(秋の草むしり大会)にも参加できて、あーよかったよかったと胸をなでおろした夕方から発熱。あ、あれ?
ぼーっとしたままおじやを作り(娘も道連れでおじや)、ぼーっと冷蔵庫を覗いたらハンバーグがあるじゃないですか。
娘はおじやが大好きで、でも滅多に食卓に出てこない(風邪のとき限定メニューだからねえ)ので、おじやをおかわりしておかわりしておかわりして…。ハンバーグには手をつけず。
仕方ないなあ、とハンバーグをもりもりカーサン食べました。ええ、冷蔵庫で保存して5日目のハンバーグを。あとから指折り数えてのけぞった。5日目!5日目!そりゃやばいよ!
匂いも色も味もなんともなかった(気がする)が、発熱でぼーっとしててわからなかったんだろうか。その晩からまー大変、下(以下自粛)。
よく牡蠣であたるっていうけど、それって相当なんでしょうね。ハンバーグでこれですもんね。きょわい。
ハンバーグ、ひき肉ですしね。つなぎの食パン+卵+牛乳ですかね。
定期検診。病院まで自転車で20分という近さが嬉しい。
毎回、長い待ち時間に備えて娘の時間つぶしグッズを持っていく。腹話術でしゃべらすぬいぐるみ、色えんぴつ、DS。以前は「はさみ・セロテープ・広告紙」の工作3点セットだった。工作セットは名前を呼ばれてから片付けるのが大変なんだよねー。
DSはずーっとどうぶつの森を挿しっぱなしなので、我が家では「DS=どうぶつの森の機械」だ。そしてカーサンは飽きもきているので月イチの定期検診のときだけ起動…。←おい、シレンはどうした?
今回はどうぶつの森を堪能する暇もなく、あっさり診察室に呼ばれ娘はがっかり。あんまり待ち時間が短かったので採尿も出やしない。お昼ご飯に、と買っておいたおにぎりを食べ、せっせとポカリを飲ませ、出ろ、出ろと念じてようやく成功。
今の病院は、東京で最初にかかった病院と、転院した病院とを、足して2で割った感じがする。施設の古さとか、採尿ちゃんとしてくださいという縛りのムード(看護婦さんから滲み出てくる)が最初の病院に近いものを感じる。ドクターはお人柄もよく、こちらの希望を通してくれるストレスレスな方なんだけどね。
あと、管理の指標になる採血結果が1ヶ月遅れでわかるのと、ドクターが鷹揚で(…そうなのか?)採血自体が2ヶ月に1度という低頻度なので、なんとなーく診察室でのお話もゆるーい感じ。以前の病院のように、その場ですぐ採血結果がわかるのも確かに有り難かったけど、ホラほらホラ、と急かされてる感も否めない。カーサン結構ぎうぎうになることもあるので、今はこのゆったり感がちょうどいい。
採血のとき、暴れたら取り押さえんとにじり寄る看護婦さんたちを尻目に、娘はあっさり手をぐーにして差出し、サンリオキャラのシールつきの消毒綿で押さえてもらってご機嫌であった。
「でもほんとはやっぱりどきどきする」と娘。そりゃそうだ。カーサンもこないだバクバクしたもの。
次回はいつものドクターではなく、キャンプで出会った、あのおもろかったドクターが代打なんですって。ちょっと楽しみ。
2007年09月13日(木) |
先週のこと・じじばば来宅 |
はー。隊長、体調が戻ってきました。←このようなコテコテな台詞を吐けるほどに。
幼稚園の「じじばばの集い」というイベントがありまして、これに合わせてカーサンの実家じじばばが東京から来宅したのだ。台風と共に。
その来宅日に体調最悪ピークを迎え、とりあえずの薬が欲しくて近所の内科に行ったら、やー待つこと待つこと。なんかね、風邪ごときでかかるお医者ではなかったようだ。 ※大人向けのお医者さん情報には大変疎い我が家であった。
1時間以上待って、さらに採血までされてしまった。娘で見慣れている採血だが、やっぱりアレ痛いね。いつも見ている針より太かったし←大人なんだから当たり前です。
カーサン待ち時間中ベッドに倒れこんでいたので「採血したら貧血起きませんか?ベッドで横になります?」と親切な看護婦さん。いいえ、結構です。娘ので見慣れてるもん。ふっ。見ているのと自分でするのとは全然違いますな。
ていうかね。もうじじばば仙台駅に着いちゃうから。非常に焦っているわけです。←彼らに携帯で連絡取るという選択肢に気付かない我々…いや心配掛けたくないってのもあってですね。そうそう。それだ。
そんな中今度は幼稚園から呼び出し。重なるときには重なるもんだ。
夫に午前休取らせて、てんやわんや。←夫が ※夫は「会社絡みのイベント」で風邪が悪化したと思っているので大変献身的であった。ほほほ。
幼稚園には夫が向かい、へろっへろでカーサン歩いて帰宅、何事も無かったかのようにじじばばをお迎えした。←嘘。瞬時に見抜かれた。
彼らが駅弁広げ始める頃、夫は薬局に院外処方を出しに行き。気の毒ざます。ええ。さすがに。
そんなスタートでじじばば来宅。
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翌日に予定されていた幼稚園の集いイベントは台風で翌日に延期。あーれー。家に軟禁状態の母子アンドじじばば。せっかく来たのにねえ。
娘はじじばば相手に高飛車炸裂。完全に甘く見られておる。カーサン見かねてびしっと〆るがしまらない。自主的に彼らが甘いのが原因だぞ。トゥーマッチスイートなんだよ。
その翌日、台風一過の炎天下で集いイベント。ここのところほぼ連日呼び出しくらってるカーサン、ハナっから職員室で待機させてもらった。歩くのかなわん。じじばばはクーラー設備の無い園舎で蒸し焼き状態。え?職員室にはクーラーあるんですのよ。ほほほ。
で、じじばばの体力も尽きたその翌日、休日モードの夫が大サービスして観光名所3箇所にごあんなーい。全員の目が窪んでいたのは気のせいか。
そしてこういうとき、夫ってどうしてゆっくり歩けないんだろう。ずんずん先に行ってしまうので「もう引き返しましょう」とか「暑いから無茶」とか、そういう意思疎通が図れなくて困る。非常に困る。どこまでも先に行ってしまう荒療治派よ。
娘の不穏も盛り上がり、帰りの新幹線より1時間以上早い時間に解散〜。るるる〜。「娘が心配」「これ以上振り回しちゃいけないわ」って実家ばば。90%本心だと思うけど、なんか混じってるのがわかるわ。それは疲労。
ま、解散後、彼らは街を歩いて楽しんだようなのでヨシとしよう。その週末は街がジャズフェスで、大変賑わっていたのだ。カーサンも実は楽しみにしていたのだが、娘の不穏炸裂っぷりにあきらめた。
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今までずっと近くに住んでいたので、実家じじばばがカーサン宅に泊まるのは今回が初めて。カーサン宅に限らず、彼らは親戚の家に泊まるという経験すら、過去にほとんど無いと言う(除実家ばばの実家←ややこしいぜ・アンド佛関係)。常に泊める側だったのだ。
…かなり新鮮だったようです。よかったよかった。
そしてマダム仙台支部長には教えてメールを送ってアドバイスをいただきまして、ありがとうございましたっ。びしっ(敬礼)。
10月の東京スガライブ、北の妖精さんにまで協力していただいてチケット取ったのに、行けなくなってしまった。しょぼーん。
「行けなくなった」じゃないだろう。「「行けない」とわかった」こっちが正確なのでは。
楽勝と思っていたことが、段取りを確かめてみたらあれもこれもダメだった。実際的な想像力が足りなかったのだ。カーサンアホだった。
段取りに含まれる「夫の協力」という一事項に関して、カーサン落胆激しく、落胆通り越して失望に近く、一日口を利かなかった。陰険。
だって説明するのも馬鹿馬鹿しいって、自分でもわかってるんだもんなー。でも心の支えにまでしていたイベントをフイにする決意をしたその日に、一因の当事者その人に、ニコニコできるほどカーサン人間できていない。修行の足りない妻を伴侶に選ぶと、夫は不幸だのう。他人事か。
ちょうど風邪を引いて、喉が痛くて声が出ないというのもあったんだけどね。でも目も合わさないから、風邪だけじゃないよね。
それでも、もともと本日予定していた夫の会社絡みのイベントにはちゃんと(「ちゃんと」?)参加した。無言で。
あーあ、あまりにおバカさんな自分に嫌気がさすわ、ほんと。
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