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2004年02月11日(水) ■ |
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「亡くなったらしい」 電話の主はそういった。 人が死んだ時、悲しみや涙なんてものはすぐ訪れない、まず訪れたもの、 それは、驚き以外のなにものでもなかった。 「どうして、急に?病気?事故?」 「事故らしいけど、どうも・・・・」 言葉を濁すには訳がある。 その濁りの裏にある特殊な事情が、音としてやり取りすることをとがめる。 その後、交わした言葉は覚えていない。 一体誰にこのことを伝えたらいいのかとか、私達はどうなにができるのかとか、 そんなようなことを話したんだと思う。
電話を切った後、自分の思考は二言目に交わしたあの言葉で終わっている―――――――どうも、自殺らしいんだ。 その特殊な事情を中心軸にして、思い出を思い起こしてみる。 どこにそんな気配があったのか、自分の知ってるかぎり、 覚えている限りの記憶で考えてみる。 こんなことしている時、私は、なぜ特殊な事情を知りたいのかわからなくなる。 ワイドショーがやってることと同じだ。ふっとそう思う。 悲しいという気持ちはいつ訪れるのか、 驚きの次に訪れるはずの悲しみは、今だまだ私に降ってきてはくれない。 それとも、もうほんのり積もりはじめているのか。 それを私にわかることはできない・・・・・・。 驚きの次に訪れた、好奇心ともいうような感情に悲しみは押し戻されてしまってるのか。 好奇心を燻らせる薄情な心に自己嫌悪する、そんな自分がいる。
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2004年02月05日(木) ■ |
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仙台旅行記① 2004.2.3~4 |
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久しぶりにこんなに早く起きて、電車に揺られ上野に行く。 メンツは絶対楽しくないはずがないメンツで、箸が転んでも楽しそう。
結局新幹線で行く羽目になり、12:20頃仙台に着く。 寒くもなく、田舎でもなく、新鮮さは途中駅の福島のほうがあった。 都会仙台、東北の大都市に到着。
そんなこんなで、仙台支社の友達にも会い、松島へ。
ボタンで開ける電車に会い、海風吹き荒れる松島へ到着。 きれいはきれいだけど、ヨットの路駐が少し邪魔で、 でも200円払って橋を渡ったたきれいだった。 橋の上でブリッジができるのも人が少ないってことで。 歳なのにみんな元気です。
島を一周。 砂浜にずんぶり足を埋めたり、 隣の真知子巻きは気になったけど、やっぱり楽しいねー。
その後、ジューシーかきフライを食べ、 工事中でもう閉門してしまった瑞厳寺に行く。 さむいさむいさむいといいながら18時34分、松島を後にする。
その後、さむくてうろうろすることに限界を感じ、 もういいやと牛タン屋に入る。 誰かさんのどうしょうもないコメントを聞きつつ、美味を堪能。 絶妙の焼き具合とこの厚さ最高。
その後、まだまだ行けるということで地鶏のバーみたいなところへいく。 日本酒を飲む。墨廼江というおいしいお酒に出会い、仙台のオフレコな夜は深ける。
すいてて快適な地下鉄にのり、 長町1丁目で下りる。 広い一人暮らしは最高で、山と積まれた資料にこの人の努力が伺える。 すげー。
もうねむくてしかたなかったけど、また飲んで、 結局金星的な過去バナもゲットし、 1人がベットで寝て、それ以外が床で寝るという、 一番何もしてない人が殿様待遇を受けて、みんな眠りへと入る。 卒業旅行ということで、卒業の呼びかけが生まれる。 寝る直前まで笑いすぎて片腹がイタイ。
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2004年02月03日(火) ■ |
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かえで |
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今日のヒットはspitz「楓」。
音楽は私になにかをさせる力になる。
また最近いろいろ考えます。 生真面目な私は悩みながら生きないと生きている気がしないのかもしれない。
みんな、来年から働く。 私の自立が問われているのか。
強がっても結局いろんな人に甘えています。
大きく大きく見せようとする自分の小ささに気付きながら、 それでも本当の自分を見せれない私。
変わりたいと思う。
真面目過ぎるのかな。
もっと柔軟に、なんでもまず受け入れてみる、そこから始まるのかな。
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