今日も一段と寒い朝である。 懐かしい言葉を思い出した。
バンドーレン、グロタン、リコー。 懐かしい響きだ。 確か、クラシックというような名の黒い箱のパッケージがあった気がする。 柔らかく、そして独特のクセがあったように感じる。
音の当たる場所を変え、高音、低音などが出やすくなる。 基本的には真っ直ぐに息を吐くのが良い。 口に卵を入れた雰囲気とはよく言った物だ。 音により、音量を変えなければならない。 聞こえやすい音域、逆に響きにくい音域があるせいだ。 よく椅子に座った場合、足をきちんと揃えない輩が多い。 深々と座って演奏している音に、力を感じない。 リズムにのる仕草がわざとらしく、不安定な音が気になる。 ふと最近、高校生の演奏会などを聴きに行って思ったことである。
こう寒いと音程が低くなる。 という様な事を思い出した、今日の昼下がりである。
|