深夜に見たのでうろ覚えだけど、小川洋子さんが「(冬ソナみたいなのもまあいいけど)、祈るような気持ちで他人を思うことが出来たらいい」云々と話していた、ジョン・アーヴィング『オーエンのために祈りを』の映画バージョンが「サイモン・バーチ」であることに思い至る。
夢うつつの中で、この「祈るような気持ち」という言葉がまだ響いているような。
冬ソナといえば。 関係ないけど。 自分が読んだ小説か他人に聞いた話かも忘れてしまったけど、主人公の女性がバーで見た男性に焦がれて、ものすごく好きになって、声をかけようとした瞬間立ち上がった相手の男性の身長が思いのほか低かったことで、気持ちが一気に冷めてしまった、という話を思い出した。 でも成熟した人、もしくは偏愛ぎみの人なら、身長が低いことでより好きになるのかもしれない。 冬ソナだってさ、病気の完治したヨンならいいけどさ、介護って話になってきたら、その愛だけで出来る???って話よね。
東京支店の元気なA子さんから電話。 開口一番「どないやねん!!」とでっかい声で言い放つので、びっくりして 「??どないもこないもないですよー」と返したら 「どないやねん、ってwhat's up?みたいな感じで使うんでしょう?」だって。 微妙にちがう関西弁。
H社の同僚Aさんが学生のとき集金していたら、外国人留学生に 「なんぼやねん」 と言われて、それ以来外国人が怖いのー、と言ってたのを思い出した。
TeenageFanclubのベストを聴いている。 甘酸っぱくてむせて死にそう。 わたし「死にそう」って口癖、子供みたいでやめなきゃなー。
電車の中で太ったロック少女を見たんだけど、帽子に毒林檎っていうバッジをつけてて、小さくウケた。 どこどこのライブに行ったらファンの態度が悪くてさーってでかい声で喋っていた。
遊びに行って帰ってくると、ぱんちゃんが「また夜遊びー?」って顔で待っている。 子猫のときに拾って長く一緒にいるぶん愛情が深いとはいえ、毎朝彼女を見るたびに、なーんてかわいい顔した猫やろうね、と感動を覚える。
ホテルアイリス読了。 十代の美少女が、変態爺さんにハマるという設定に少し無理があるけど、舌のない青年の存在は良かった。
春樹タンの前に最後の息子を読み終えようかな。 この人の作品って以外に長崎弁が似合う。
また未来日記になってる。 今日は日記の過去ログを全部消そうかと思ったけど、やめた。 わたしってほんとどうしようもないバカ。 そしてまた自己愛が強い。
アジカンジャケットのイラスト、すっごく懐かしくて惹かれると思ったら、中村祐介さんだったのね。 彼の絵は昔好きで良く見ていたけど、随分と上手になっていはる気がする。さびれた町と制服が似合う。
アフターダークをやっと購入。 読むまいと思ってもやっぱレビューを読んじゃう。 随分評判悪いみたいだけど、海辺のカフカ以下だったらどうしよう。 どちらにせよ、きっと癒されたりはしないんだろう。 それでも、遠くへ連れて行ってくれたらいいな。
話せば話すほど、言いたかったことからかけ離れていく今日この頃。 29歳思春期現役。
最近も似ているとちょくちょく言われて(多分目だけ)気になっている室井佑月、彼女のブログを読んでいると、性格も似ているような気がして笑ってしまった。 鼠ランドとか言ってるしね。わたしも猿だしBだし子分気質。 あんまり好きじゃなかったけど、ブログを読んでいたらノリが近くて親近感。 空気読めない人なんやろうけど、多分わたしも読めてないしさ。 血い花はけっこうよいです。
用事を頼まれていて留守中のボス宅へ行くと、すっごくよく喋ると噂のメイドさんにつかまっちゃった。 400万でフィリピンに豪邸を建てた話とか、フィリピンにいるだんなさんに4年間一回も会ってないけど毎日電話はしてるの、とか、会っていきなり彼女の人生ストーリーを聞かされる。ネットワークビジネスをいきなりすすめられたり、かなりこうばしい人でもあった。
派遣の仕事を辞めて、一ヶ月の旅に出るMっちとウズラで食事。 この店は美味しいだけでなく、ほーんと接客が気持ちいい。 Mっちはサッカーとサッカー審判をやってるスポーツ少女だけど、ぼんやりしたところもあっていつも可愛い人だなと思っている。 彼女と初めて一緒にランチにいったとき、花を一輪くれたのがずっと忘れられない。 どれだけわたしが毎回小さい贈り物をしたとしても、あの花には勝てない。
飛行機でリライトを聴いてから、アジカンの『君繋ファイブエム』にはまっている。 捨て曲全くナシ!!の勢いのあるファースト。 ウィーザーとくるりを足して前のめりにした感じ、がすごくいい。 でも妙に感傷的に昂揚させる、こんな感覚はウィーザーやくるりと少し違うなあ。 歌詞がまた青くて切ないね。 なくしたり、繋がったり、無限だったり、歪んで軋んで、壊して、君が好きだったりする。 自己嫌悪もあるけど、前をむいて行こーっていう今の気分にぴったりだ。
疲れていると自虐的になる今日この頃。 はー。 どこでも調子よく振舞ってると、自分を追い込むだけなんだよね。
17-19の二泊三日で訪れた沖縄の思い出は、喜納昌吉の音楽と、足元にいたでっかい黒いなまこと、占い師の怖いばあさん。 いつか長逗留して、なまぬるい楽園にどっぷり浸りたい。 楽園は楽園なんだけど、なんだかプリミティブな匂いがして、そして突き抜けて明るい。
喜納昌吉は、宇宙のファンタジーかつピースな愛のバイブレーションという感じで、個人的にはちょっと苦手な部類だが、目の前で見ると迫力があった。 平和について語ったライブが終わった後、受付に座って自分のCDにガンガンサインしはじめて、慣れた調子で商売モードに入っていたのが面白かった。 喜納さんがジョニ・ミッチェルと一緒に撮った写真がうらやましく、写メールにおさめた。
夜中に国際通りを歩いていて、適当に入った占い小屋のばあさんは、わたしを見るなり 「あーあんたおめでたしやすいよ。今年おめでたするから気をつけてね」 とのっけから、不吉な予言。 おじゃるには「頭がいい」「大器晩成」「億万長者になれるかも」と景気のいいことを言っているのに、わたしの結果は散々。 「今年は左手に異変がある」(意味不明)「人がいいのでだまされて借金の保証人になって破産」(って、いまどきそんなことある?)「大事なものを落としてなくす」(財布?)云々。 おめでたおめでた、って何回も言われた。 欲しくなければおめでたくねーんだよ!!! 挙句の果てに「もう産んじゃえば?」とまで・・・・・。 ま、でも金持ちになるチャンスも来るらしい。
西海岸の小さなビーチでさえきれいだったので、離島はもっと美しいだろうなあ。 今回は初心者だったので、本当、しかも那覇ばっかりだったけど、次回は石垣島か宮古島に行きたい。
基本だけど、やっぱり。 おだてにめっぽう弱いB型女から言わせてもらうと。 もてたい男は女を誉めると良い!
今までで一番「あー誉められた!!」と嬉しかったのは、ある男性がじーっと見つめて、納得したように 「ほんとにキレイな目をしてますねえ」 と言ったこと。 言ってくれた相手は、昔仕事で1,2度会っただけの人で、殆ど覚えてないんだけど、不意を突かれたこの言葉だけは忘れられない。 その言葉の強さと、切り出し方が完璧だったので、彼が毎日違う女にその言葉を投げていたとしても構わない。 目がキレイってねえ、全肯定されたような気分になるよねえ。
今日は軽い誉め言葉をもらって思い出したのでした。
仕事ではちょっといやなことがあった。 すっごい忙しいときに、いつもかかってくるヘンな外人女の営業電話。 勿論ボスには絶対つながないようブロック。 大抵「ハーイ、マシューいる?」という友達みたいな口調でかかってきて、会議でいないというと、 「携帯教えてくれる?あたし彼の番号もってるんだけど、今手元になくって」 というみえみえの手をつかってくる。
今日はちょっとケンカぽくなって、「携帯は絶対教えられない」で通すと、「あんたはあたしの時間を無駄にした挙句、携帯番号も教えなかったわね!!」と外人女ナタリー逆ギレ。 馬鹿馬鹿しいのでガチャ切り。 なんの営業なんだろうね、全く。 わたしももうちょっと営業電話をうまくあしらえるようにならなきゃ。
「三ヶ月以内に死刑にしてくれ」と言った宅間容疑者のニュースを聞いてから、沈み込んでいる。 生理前だからか?
人間誰しも、心の中に鬼と仏が住んでいる。 宅間容疑者には間違いなく手をつけられない鬼が住んでいるわけだが、おのれを鬼だと知っている鬼かもしれない。
少年犯罪とか、途上国での惨劇と比べるのもおかしいが、鬼にまるごと身体を奪われてしまった無知無自覚さが、彼にはないような気がする。 この男は人間だ。
あまりうまく言葉にはできないが、彼が死刑になった後に残るのは、ぬぐってもぬぐいきれない後味の悪さだけである。 贖えなかった罪が残る。
それにしても、臨床心理士、やっぱり気になる。 才能があるかは別として、わたしは明らかに精神世界系もしくは心理学系の学問が向いているような気がする。 ・・・勘違いかうぬぼれ?
今週末は遊び呆けて、ちょっと疲れた。 本当は、家で新聞読んで、ラジオ体操して、図書館行って、散歩する生活が性に合うんだろう。 それでも、人に会っているのは愉しい。 どちらかというと、大勢より二人でじっくり話すほうが好きだけど。 ひとといるときの自分は、興奮状態の犬みたいだ。
メールをもらったら、すぐ、倍以上の長さで返したいと思うし、会いたいと言ってくれたら、ちゃんと応えたいと思う。 人に対してプライドと垣根を高くしているのは嫌いだ。 あんな子でもやっていけるんだから、と思ってくれたらいい。
・・・・・。 ・・・・・。 わたし、どこで間違えたんだろう?
また、太ったみたい。 お腹の肉がベルト巻いてるみたいな感覚。 飲みに行くのはやめて、スポクラに通わないとやばい。 ほんとに今のうちにおとしとかないと、やばい。
今日は本当にツイテない日だった。 昨日の夜ヘルメットを洗って干して寝たんだけど、今日ぎりぎりに家を出ててっきり渇いてるだろうと思って勢いよくかぶったら、頭からバッシャーンと水をかぶった。 干し方が悪かったのか、全然渇いてない! 朝から水浸し。久々に自分のバカさ加減に自分で呆れる。 さきに確認せえーちゅうの。 遅れようか迷ったが、今日はMさんが休みを取っているので、ずぶぬれのまま電車にとびのる。
思えばこれが序曲。
濡れたまま冷房の効いた電車に乗ったせいか、会社に着く頃にはクシャミ鼻水が止まらず、頭もぼうっとする。 こんな日に限ってボスは二人ともオフィスにいる。 風邪の頭では、超回転の速いA氏の速度についていけず、何度も何度も必要事項を確認。
吐き気さえしてきた頃に、今度は理不尽なことでH氏に怒られる。 リスクマネジメントとして、複数海外出張するときは、飛行機は2機以上に分散している。 その組み合わせが気に入らない、なんで最初に確認しなかったんだ!と怒られたが、それ10日以上前に連絡したし、そもそもボスの指示なんだよね。 文句があるならボスに言ってくれ!と言おうとしたが、大人気ないのでやめた。 どこから指示が出たかわかってるくせに、なんで文句だけは秘書に言うのさ!!!
夕方はプレゼン作りが今日に限ってうまく行かない。 どうして、PPにJPGを貼ると、勝手にBMPに変わっちゃうの〜? 悪戦苦闘しても容量は変わらない。 はたと思い立って、新しいファイルとしてデータをコピーしてみたら、20分の1の容量におさまった。 わけわからん、マイクロソフト。
余裕のないときでも、顔に出ない冷静な人になりたい。。。。。
憑き物が今日で落ちたと信じたい。
昨日は台風がすぐそこまで迫っているというのに、海外から偉いさんが来日しており、しかも岡山郊外の客先を訪問していた。 朝一番「絶対新幹線止まるから、早く出発してくださいねーーーー」と念押ししたにも関わらず、彼らが岡山に着いたら新幹線はやはり止まっていて、なんとタクシーで岡山から神戸に移動。 いやーな予感がしたんだけど、案の定、予定時間になってもホテルにあらわれない。 こういうときにわたしの二人のボスの対照的な性格があだになる。 時間に厳しく几帳面なD氏と、超!超!楽観的で時間にルーズなA氏。 A氏は暴風雨で皆がパニックになっており、自分の上司を乗せたタクシーが道に迷って西宮までいっちゃったってのに、「いつかは着くでしょ」って言いながら余裕の表情(に見える)。 D氏はあっという間に怒りが頂点に達して、ついにはA氏に「もういい!!馬鹿馬鹿しい!!帰るぞ!!」と怒鳴り、わたしも「お前も帰るぞ!」ととばっちりを食らったので一緒に車でホテルをあとにする。 結局わたしはボスに送ってもらって、東に住む妹宅に到着。 電車は神戸から西は完全に止まっていて、今日聞いたら同じエリアに住んでいる人は、家に着くのに4時間もかかったらしい。
それにしても、台風といい地震といい、今年は明らかにおかしいねえ。 そして海外からくる奴らは、完全に台風をなめている。 わたしもなめていたんだから、しょうがないか。 今朝のすこぶる良い天気を目にすると、ほんっとに台風がここにあったことが不思議。
地震!!逃げる準備を始めたら終わっていた。 あー怖かった。
また一旦停止でおまわりに切符を切られてしまった。 すぐ帰りたかったのもあって、「早くしてくださいよっっ!」と毎度のごとく悪態をついていたが、おまわりが「こんなの、こっちだって好きでやってるわけじゃないんですよー」と哀しそうだったので、ちょと反省。 その交差点は歩行者からの苦情が多かったので見回りしていたらしい。 聞いてみればうちの近所の交番勤務だというし、「あなたが事故をおこさないためですよ」と真摯に言われて、更に反省。 まあ罰金と減点はしょうがないか。 今までつんけんした態度をとると、むこうも逆ギレするおまわりばっかりだったので、今日のひとのように言ってくれれば私も素直に謝るのになー。
昨日は堀江でSえっきの誕生会。 コンパ風誕生会ということで、キョドってしまわないか心配したが、やっぱりちょっとキョドってしまった。 Tやんのとばしっぷりは気持ちよいくらいで、パンクでロックだった。 Tやんのお友達のMちゃんも可愛く個性的で、Tやんと全然会話がかみ合ってないのに仲良しで、オモロい。
恋愛に発展しなくとも、「この人にはキレイだと思われたい」という異性がまわりに数人いるのって大切だと思う。 むしろ、恋愛にまで発展しないくらいが楽しいんじゃないか。 互いに憎からず思っているけど、あからさまに口に出したりしない、程よい距離を保った男友達・・・ っていいな、と思うけど、残念ながらいません。
自分の彼氏にも、浮気にまでは至らない距離で、仲のいいキレイな女性の一人や二人いてほしい。 それで浮気に発展しない、っていうのは難しいか。 でも全然女っけがなくて、他の女性にとって魅力がないというのもね。
友達でも恋人でも恐らく夫婦でも、「ハリネズミの距離」って難しい。 近づきすぎたら不必要に傷つくし、離れすぎると寂しいしね。 相手にとって自分が世界一であってほしいけど、本当に自分しか目に入らないような人なら、それはそれでつまんないかもしれない。
アニーホールに出てきた 「僕を会員にするようなテニスクラブには入会したくない」っていうの、すごくわかるような。 人間って勝手やね。
香水は嫌いだったけど、最近つけている。 私のモロ好みの顔である麻生久美子みたいな、香りたつ色気のある女になりたいと思って。 というのはウソで、TVで「風呂に入らないヤング女子」が、「体臭なんて、香水つけちゃえば全然オッケー」っていうのを聞いて、そういうのもありか、と思って。
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