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■ 天国、地獄、抽選の日
秋晴れ(のち少し曇り)
なのに私ってば「二日目の沢」だよ。ぎゃふん。 まあ、体調の事はさておき、昼ごろ早々に実家の両親に車で付き合ってもらい 長男の幼稚園の抽選に向かいました。 公立での抽選・・・(げっそり)
特に、次に移る市は、あの震災以降、移住してきた人で人口が爆発的に増えたとか。 この度入園する予定の幼稚園は規模が大きい。 隣接する小学校も大きい。 ゆえに、震災直後の転入が特に凄かったらしい・・・。
さて、抽選。
遅れたらまず「放棄」とされるので、幼稚園の近所のレストランで食事をして 受け付け30分前には幼稚園到着。 一番乗り(わーいわーい)
で、2:45ごろから2階の教室にあがって、まず整理券をもらって 同じ番号のイスに着席して待つ。(ちなみに7番だった)
3:00になって園長よりの説明があり、「抽選の順番をきめる抽選」がある事を説明される。 つまり、「【本抽選】を引く順番をこれから抽選で決めます」とのこと。 いきなり友だちになったヤガワさんと 「・・・んじゃ、整理券いらんやん」と摩訶不思議対談。
まずこの「仮抽選」を引く順番が整理券NO.なのですな、この場合。
まだまだ不可思議なまま、取りあえず厳正な抽選でもって(ホント厳重) 私にはNO.45があたえられた。 つまり、「【本抽選】を引く順番は45番目」と言う訳だ。
今回、4才児のクラスは30人の2クラス。定員は60名。
私立なんかに流れてしまった願書提出者を除くと、今日の抽選チャレンジャーは66名だそう。 つまり6名の失格者が出る。
「6名って・・・3人づつ分けて入れてあげればいいのに」とヤガワさん。 確かに・・3人増えても、公立だから平気だと思うのに、ダメなんだなー。 お役所なんだよなー。
それよりそのわずか6名に私がなり得る可能性も有る。 とにかくクジ運は良い方じゃない。
「ちょっとまって、そしたらさ、66番目に引く人は、残り1通の封書を掴むことしかできないワケよね。選択の余地なく」
抽選の結果内訳は『仮入園になりました(これ合格の意味)』と 『残念ながら・・云々』ってのが封書に入って箱に入れられる。
目の前で、園長が 「こちらの60通の封筒には『合格』が、こちらの6通の封筒には『残念』が入ってます。 1通引かれた方は、すみやかに内容を受付に持って行って、確認印を押してもらって各自で持っていて下さい」 と言って、正味、66通の封筒を箱に入れてかき混ぜた。
つまり人数分ギチギチの数しかないのだ。
だから最期の人はただ1通の残りをもらうハメになる。
「そーか・・・それで【仮抽選】で順番をきめるんだ。抽選を引く順番もすでに「運」で、始まってるんだ・・・」 ヤガワさんと二人で顔を見合わせて心臓が痛くなる(苦笑)
果たして、自ら選んで引いた45番目の抽選(封筒を取る)順位は 私にとって天国か地獄か・・・。
「いやーな汗かく」「ホンマや・・」 目の前で次々引いていくママ達を見ながらつぶやく私達。 誰1人、表情には出さない「結果」
いよいよ私が呼ばれて箱の前に。 手に当たった封筒を取り出して、横に待機している先生に封を切ってもらう。 中身は保護者の手で取り出して、空になった封を市の担当の女性に返す。
わずか10×20センチのピンクの紙に
『平成15年度入園募集(各園抽選) 仮入園となりました。 (○○市立●●●幼稚園14.10.9/印)』
思わず込み上げる喜び!! やった。やった。やった!!
振り返り、ヤガワさんの反応(彼女は50番目だった) まだ引いて無い。
引いた人は下の教室に移動する事になってたので、階段の踊り場へ出て 庭園で遊んでいる長男を探して、近くにいた私の父に2階から「OKサイン」 おおー!!喜んでる、喜んでるvv
振り返ると、ヤガワさんも私をめがけて(OK,OK!!)と小さくガッツポーズ。 ああ・・・お互い引っ越し組(なのだ)の私達が入園できたのね!!と共に喜び 「これからよろしくお願いしますーvv」とあらためて御挨拶。
下の教室では「合格」した保護者60名とその子供で雑然。 みんな同級生のコとそのママ(パパもいた)になるんだ。
暫くしてもなかなか説明が始まらないと思っていたら 「残念」の6名の保護者の中で気が高揚してしまった方がいて どうやら2階の教室にて園長が説明しているとのこと。
「長引きそうなので、仮入園決定のこちらの保護者の方にはプリントを お配りしますので、後日、面接にこられますよう・・」と 面接の日時を記したプリントを個人個人にもらい(時間わけしてあるから)解散。
グランドに出て見上げる空は秋晴れ!!
あー・・・・全てもう良いって感じ。 肩の荷が降りたってか、今までの願書提出のゴタゴタが、もう、チャラ!! 「必ず良いことがありますから(汗笑)」 そう言ってた園長の言葉も今は笑える。
抽選直前にもらったゆいなさんからの「私の分の運も使って」メール。 そして、色んな人からの暖かい「運」をもらいました。ありがとう!!
抽選って、紙一重。
今頃、「落選した・・もう、何かどーでもいいや。引っ越しも」 なんて書き込んでてもおかしく無いよ、実際。 2階に残ってた保護者が私だったかもしれない。
しかし、受かったものは受かった!! あとは面接。 10/18にまた登園。
これで引っ越しにも張りがつく。
和馬君、いよいよ幼稚園だよ!! あんた幼稚園児になるんだよ!! 頑張って成長しようねvv
つぎは七五三が待ってるぜ!!(もーしんど)
2002年10月09日(水)
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