みょうの日記
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会社のベランダでブロッコリーを育てていたのだが、なんということか、簡単そうに見えて、その実花芽すらできないという体たらく。葉は大きくワサワサだったし、茎も割りと立派だった。なのに肝心の花芽ができなかった。 悲しくも寂しい心地で「せめて茎だけでも食ってやるっ」と思ったのだが、なんとそのうちの一本に、体長10cmにもなろうかという巨大な青虫がいることに気がついた。 その青虫は・・・しかし、残念ながら2日目にしてフイッと姿を消してしまった。 烏にでも喰われたか・・・、自分が作った出来損ないのブロッコリーで育ってくれたことに感謝すら覚えていたと言うのに、青虫はいなくなってしまった。 ところが。 それからすぐにまた小さな青虫が2匹、3匹・・・。 どうせ食べられやしないと思っていたブロッコリーが、青虫の餌になっている。 なんとなく嬉しくなって、ついつい仏心を出してしまった。 ブロッコリーは瞬く間に食い荒らされたが、まぁいい。 気がつけば、青虫はいつの間にやら蛹になり、羽化を待つばかりだった。 蛹の形態を調べると、どうやら彼らはモンシロチョウのようだった。 ふと、あの最初の巨大な青虫を思い返す。ウゴウゴ蠢いていた青虫たちは、あれほど大きくならずに蛹になった。では、あの青虫はなんの幼虫だったのやら。 巨大青虫の幻の姿を思い描き、残った蛹が全てモンシロチョウだったことに多少の落胆を覚えながら、それでも蛹の羽化を心待ちにしていた。 思えば、蝶の羽化など生で観たことはなかった。
しかし、休日を挟んでみて見ると、蛹は全て休日中に孵って皆飛び立ってしまっていた。 あんなに楽しみにしていたのに、モンシロチョウたちは恩を仇で返して空の彼方へ飛び去ってしまっていたのだ。 蛹は結局8匹分見つかった。そのどれも見ることができなかった。
がっくりと肩を落とし空を見上げた私に、社長がにっこり声をかけてきた。 「こことここに、羽化したてのが2匹残っているよ」 驚いて指差された方向へ目をやると、そこには弱弱しく横たわる2匹の蝶が転がっていた。
続く
youtube しおちゃんで検索すると可愛いニャンコがヒットする。
しおちゃんは「しゃべる猫」なのだ。
まさか〜、そんなぁ〜とポチッと動画のスタートボタンを押してみると・・・。
飼い主さん「ただいまぁ〜」 しおちゃん「おかえりっ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ホントに言ってるよ。 空耳でも気のせいでもなくはっきり「おかえり」と聴こえるのだっっっ。 しおちゃん、すごい。
「おかいもの」と言ってるのも、可愛いなぁ。
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