月の詩
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それは私なんでしょう。 私の怠惰が招いた結果なのでしょう。 それでも釈然としないものを感じるのは、 それは私の弱さでしょう。 理屈と感情とをうまくなじますことのできない、 それが私の狡さでしょう。 自己正当なのでしょう。 あなたが悪いわけではないことは、 客観的には理解できます。 でもどうしても気持ちがなじんでいかないのは、 それは私の狡さと怠惰。 思っていてもなお、 納得しきれぬ凝りを残してしまってます。 それでも。 それも、もういいのです。 突き放すのなら、突き放して下さい。 それが当然なのでしょう。
声を限りに叫んでも。 力一杯手を伸ばしても。 けして、届く事はない。 そのことを。 深く刻み付けながらも。 足掻き続ける。
忙しさにとりまぎれて、 深く考え込む事も、 何もなかった。 ある日、ふとしたきっかけで 泣きそうになって思った。 ずっと泣きたかったのかもしれない。 それほどに疲れてたの? 泣く事で心の澱みを洗い流してしまえるから 私を涙に誘ってくれる、 そのメロディや歌声をこれからもずっと 愛して行きたい。
冷たく芯から凍えるのは。 あたしの手じゃなくて。 まん中にあるあたしの心。 そうね、誰にも見せないで。 上辺で笑って。 凍えているわ。 この暗闇の中で。
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