ドアをあけていつものように「おはよー」って私の名前を呼んで 「おたんじょうおめでとー」
おかあさん覚えてくれていたんだねー、ありがとー あ、もう帰っちゃうの? 多分このチャンスを逃したら会えないって判ってて、 追ったけど、階段のとこで見えなくなる。
でもおかーさん誕生日もうすぎちやったよ・・・
また、あえるよね、おかーさん。
たまーに見ることがある。 それもどれも「母は死んでるんだよねー。でもねー」という ことがわかっているのであった。 夢の中の母に「死んでるんだけどね」みたいなことをいってるのでした。 なんだか変。
そのうちまったくみなくなっていくのだろうか。
そんでもって、今は「母と遠いところでちゃんといるんだ」と思うようになった。なんだかいつか会えるような気もする。
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