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2004年01月23日(金)
まったくタイミングが悪い。 企業研修の仕事が15回分ほど入ってくるはずだった。 ところが、運悪く稽古と重なっているので 結局その半分も出来ない。
まったく暇なときはどうしようもなく暇なのに 仕事があるときには本当に重なる。 これは悔やんでいると体に悪いので 忘れることにする。
さっき、インディアナから帰ってきた。 大学生相手にdiversity trainingをしてきた。 若い。 まだ20歳ぐらいの学生たち。 若い、と思ってしまう自分が悲しいけど、 本当に高校生ぐらいに見える。
日本人にしてみると吃驚するぐらい アメリカ人は差別問題に敏感だ。 ちょっと過敏じゃないのかと思うぐらい。 人種差別、性差別(女性問題、ゲイ問題)、文化摩擦 などなど。 確かに白人がマジョリティーの社会なので 差別はあるけれど、ここまでPC(ポリティカリーコレクト) にすぎると息苦しいのではないかと思う。
仕事は順調に行った。 新しい人が二人ほど参加したので 気分も改まって楽しいかった。 一晩とまりだったのでいろいろと話すことも 出来た。ミニツアーに言ったような気分。
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2004年01月21日(水)
今日は仕事場ではブッシュの昨夜の演説 の話題で持ちきりだった。 大体、みんなちょっと信じれらないと言った 感じだ。特に話題になったのがゲイカップル の結婚に対する反対。 共演者の中にはゲイの俳優もいるし 芸術関係の人にはゲイが多い。 時代の流れに逆行するような彼のコメントは 大顰蹙を買っていた。
しかし、悲しいことに大方の予想は ブッシュが再選されるだろうと言っている。 いや、でもほんとにあの人は嫌いだ。 見ているだけでもむかつく。 そろそろアメリカを出る潮時かとまで 考えてしまう。
話題は変わって、 7月にヨーロッパの芸術祭に今創作中の 作品で参加することになりそうだ。 うれしいニュースだ。
明日からは仕事(企業研修の寸劇)でインディアナへ行く。 この仕事もやっと余裕が出てきて 即興をするときにびびらなくなってきた。 即興であるからして、 しかも、キャラ設定比較的自分に近いので ほとんどのリアクションは自分だったら という仮定に基づいてしゃべっている。 これはなかなか奇妙な感じだ。 まったく経験のない企業社会を 疑似体験している。 それでギャラももらえるから、 慣れればかなり楽しくなりそうだ。
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