ニューヨーク俳優修行日記
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2004年02月09日(月)

無題


知り合いのクラスで実験的に
一日だけ演技を教えることになった。
人に教えるととても勉強になるから
楽しみだ。

もうひとつ知り合いの映画にちょい役で
出演することに。
せりふはないけど、
一日稽古をして来週撮影だ。

4月の舞台の稽古が来週から
ちょっとずつ始まる。
時間があると思って、準備をしていないので
そろそろ尻に火をつけてがんばらねば。
どうも、本質的には怠け者なんだよなあ。

同じく四月に一日だけ再演する舞台の
ビデオを見直した。3年前の作品だ。
これぐらい時間がたつと割りと冷静に
ビデオを見て分析できる。
時間を開けずに見ると
気持ち悪くて最後まで見れない。
今回は最後まで見て、
いろいろと参考になった。
声が出ていないこと、無駄なしぐさが多いこと、
あごが上がっていること。
まだまだまだまだだ。



2004年02月06日(金)

Yoga


時間だけはたくさんあるので
ここ数日よくジムに行っている。
でも、筋トレよりはヨガクラスに行っている。
ヨガのいいところは体のストレッチ、筋力増強
と共に呼吸の訓練にもなる所。
呼吸と体がつながっていないと、
演技が浮いて見えることがある。

何もしてない(舞台の稽古、仕事)がない時に
俳優は何をしているのか?
または、普段、俳優はより良い俳優になるために
何をしているのか?
僕の場合はまずスピーチの訓練。
どんなにすばらしい演技でも、言葉が
伝わらないと意味がないのでこれは必須。
もちろん、言葉を超えたすばらしい演技もあるけれど、
当然ことがわかったほうが良いに決まってる。
もちろん、英語が大きな壁になっているのは
言うまでもない。

そして、体を鍛えること。
筋肉をつけるよりも、コーディネーションの訓練。
自分の癖とは違う動きを体にすっと
取り込めるかどうか。
僕はダンスクラスやヨガをする。
要は言われたことを無理なくこなせるように
する訓練。

じゃあ、感情はどうやって鍛えるのか?
これは演技のクラスをとってもいいし、
自分で独白の訓練をしてもいい。
別に俳優は感情を作るのが仕事ではなくて、
ある種の感情が自然とわき上がるような
環境を自分で作り上げることが仕事だ。
感情はゴールではなく、あくまで副産物。
これが出来るアクションを自然と
選べるようになるには
常に舞台に参加して、稽古の中で
磨かれるのが良いけれど、そうも行かない。
それに、失敗するにはクラスの方が
安心だ。
この7年ぐらい、いわゆる演技クラスを
受講していないので今年は何とかして
クラスをとらないといけないなあと思っている。





      

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