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2004年03月18日(木)
劇団の稽古(abduction project)と、友人との稽古、 (Trace)そして、仕事の日々(企業研修)。 考えてみたら、演劇学校時代に夢見た生活を 送っている。
しかも、ひとつは西海岸での公演、 もうひとつはNY,ルーマニア、オーストリアでの 公演。仕事は役者仕事で収入もいい。 それでも、やはり疲れはたまるみたいだ。 芝居だけしてたら、疲れることもないかな というのは甘かった。 派遣の仕事と違って、現場にいる間中 神経を張り巡らしているので とても疲れる。もちろん、気持ちのいい疲れでは あるけれど。
Traceの稽古は、やや遅れ気味、時間不足と怠慢 のため、準備が足りていない。 Abuductionはまだ助走期間なので 割と楽しんでやっている。ここから徐々に 集中力を上げていかないといけない。
稽古している間は結構冗談ばかり 言っている。笑うことで疲れが抜けるし、 共演者との親睦も図れる。 ただ、ずっとしゃべっているのはつらいので 場を読んで適当に休憩もする。 以前は結構緊張していたけど、 今回は比較的リラックスしている。 やはり、仕事をしているとき、そして、 これがだめでもまだチャンスはあると思えるとき は余裕が出来て、演技で遊ぶ元気も出る。 あまりに仕事がほしくてしょうがないと どうしても守りに走ってしまうものだ。 貪欲にでも軽やかに。
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2004年03月11日(木)
先々週にいったオーディションの返事は 結局こなかった。凄く気分よく できたオーディションだったのに残念だ。
トレイスの稽古は後2日で取りあえずお休み。 この月曜日からは劇団の舞台の稽古が始まった。 トレイスの方は一時休止で4月にまた稽古再開。 今回の稽古を通して感じたのは いかに自分がなんちゃって役者かということ。 共演者は自身にとって。とても深いところまで降りて 芝居をするけど、僕はどうしても底にたどり着けない。 井戸の上の方で芝居をしているから、 どうしても嘘っぽい。 これは以前から感じていたけど、 いよいよ、この壁をぶち破らないことには 次の場所へはいけそうにない。
いかにパーソナライズをして、感情を演じるのではなく、 動作、目的を遂行しようとすることでその感情に辿り着くか。 他人の言葉である台詞を如何に自分の方へ引き寄せるのか。 知っているはずのことなのに、やり方を全く忘れてしまって いるみたいだ。
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