ニューヨーク俳優修行日記
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2004年05月02日(日)

Trace楽日


昨日が初日で今日が楽日。
何だかとってもあっけない。
でも、久しぶりにとても楽しい舞台だった。
同じ仲間とやることの楽しさ、
いい舞台を作りたいという思いを
ともにする楽しさを感じた。

NYでは通常、役者としてのみの参加が
多いので今回のようにコラボレーションが
出来る舞台はとても楽しい。
その分、いやな思いもするけれども。
やはり、自分で何かを作っている感覚
葉、ほかに類がないように思う。

今回の舞台は本番中もとにかく
楽しい時間がすごせたので、とても楽しかった。

しかし、当初の予定であったオーストリアとルーマニアのツアー
は見事にキャンセルされたのでとても残念だ。


2004年05月01日(土)

Trace


ついに初日。
4時の回と8時の回。
4時の回は観客8人。
まあ、一種のゲネプロ。
そして、8時の回はほぼ満席。

今回のショウは講義という形をとっているので
観客に直接話しかけることになっている。
しかも、その内容は脳の機能について。
僕の役どころは有名なリサーチサイエンティスト。
英語で専門用語を言うのは骨が折れる。
しかも、今回の舞台では最初の20分にそのパート
が集中しているので緊張してしまう。

おまけに、舞台上でコップが割られ、
僕はその片づけをしながら、脳の機能について
説明する。せりふがなかなか体に
うまく沈んでいかないので
とてもどきどきした。

それでも、今日の2回の本番を通して
だいぶ落ち着きが出たように思う。
明日でおしまいというのは
あまりにもったいない。
誰かショウをプロデュースしてくれないかなー。

演技、Actingはほんとに難しい。
でも、今回の舞台で一瞬一瞬、どうしようもなく
楽しいことがある。こういう舞台を
経験すると、やっぱり俳優を続けて行きたいなあ
と思ってしまう。


      

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