Kuragegawa Riv.
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某小学校教師@11年目の日記。


2004年10月05日(火) なぞなぞ



お昼の放送の時間です。火曜日はナゾナゾ。定番ですね。



「第一問。かみはかみでも皆に嫌われる神様ってな〜んだ?」



・・・この問題に「貧乏神!」と即答した私は社会人失格ですかそうですか。



ついでに正解は「死神」なのですが、絶対世の中死神より貧乏神の方が強いと思う私はとりつかれてますかそうですか。







・・・だって死んだら人生は終わりかもしれないが、借金は相続というイヤな手により生き残るんだぜ???





給料日まで、あと半月。

2004年10月04日(月) 逃げられたか・・・?



金曜日の事件のケリは、まったくつかないまま終わりました。くそう!・・・私としても、名前が書いてあった子を真正面から疑うワケにもいかず、またその子がどうも・・・違うっぽいのです。あそこまで動揺しないってのが逆にアヤシイといえばアヤシイし、でもそこまで完成されてないよなー、とも思うし。くそう、まだまだ修行が足りないぜっ!






ところで、ここを読んでいるのはほぼ私の知り合い100パーセントと信じて書き連ねますが、私の勤務市がちょっと面白い(?)教育政策を打ち上げることになりました(思えばウチの県自体、そういうのが多い)イエ、もう数日前から新聞紙上に出ているらしいのですが、当の我々が全然知らないという空白の期間を乗り越え、本日やっときたのです。まだ正式決定してない状態で。(ああ、日本ってなんていい加減)




で、私なんかはボケーッとしてたせいで、その第一報を友人から聞いたのですが、その時は「ふーん」程度ですませていたのですが、いざ本日職員会議になってみたら「ああ、そうか!」という問題が。具体的に書けないのがものすごくツライのですが、簡単に言うと「通知表をいつ渡せばいいんだ?」という問題なのです。結局「来年のコトは来年考えよう」という決着に落ち着きました。来年にはご退職なさっている、校長先生の意見により(笑)





新しいコトを導入するって、思ったよりいっぱいいっぱいイロイロなコトがあります。思った通り、2ちゃんねるなんかだともう既にバッシングの嵐。でも、新しいコトを導入する責任として、2ちゃんねるの意見を吹き飛ばすほどのコトを既に教育委員会が検討・実験済みということに今更ながら驚き。官僚主義も侮れないな、と。



先日、なんでうちの父親は「日本で暴動が起きないんだろう?」と言った。でもね、暴動は起きないと思う。ネットの普及で尚更起きないと思う。個人の理屈が集まっても、個人の理屈が集まった官僚主義には実は勝てないからじゃないかと。



やっぱり書いたり意見いったりする以上に、行動しなきゃ駄目なんだね。来年どうなるか。どうするのか!?教員としてある意味面白い時代、そして面白い場所に生きていると思います。「昔が良かった」なんて肯定だけじゃ何にも進歩しない時代状況なのですもの、転んでも何かを掴んでいけたら、ね☆












2004年10月03日(日) お、終わった・・・(ぜえはあぜえはあ)



とりあえず、趣味HPの引越し終了。この二日間だけでゆうに15時間・・・もしかしたら20時間ぐらい費やしたかもしれません。せっかくの「何にも無い二日間休暇」(私にとっては実は非常に珍しかったりする)なのに・・・。コンテンツが増えてくるにつれ、「もう二度とTOP改装なんかしない!」と思いさだめたのは多分1年以上前。そして今日、改めて決意しました。「今度こそもう二度とTOP改装なんかしない!TOP改装するなら、何かのジャンルを削る!」と。






なんていう私の決意はどうでもいいんです。しかし、現実逃避できた分、明日への活力が湧くやもしれません。・・・明日は、金曜日に起こったある事件のケリをつけねばなりません。




夏休みが終わってから、過ごし方に失敗したのか言葉がどんどん荒くなってきたKちゃん。そのKちゃんに傷つけられたのかどうか、大人しい(でも芯は強い)Rちゃんの名前が、Kちゃんの車(理科実験用に購入)の名前を塗り潰してでかでかと書いてありました。しかも運の悪いことに、金曜日Rちゃんは欠席。まだ事情も聞いていない段階なので何とも言えず。・・・さて、明日はどうなるか。



とりあえず、朝から奮闘することになりそうです。頑張ります!

2004年10月01日(金) はつ恋のヒト



教育相談を行ったところ、ひどく感謝されたことがありました。



というのは、私は二学期(正式には夏休み)から平日は眼鏡っ子になっているのです(もう「子」という年じゃなかろう、というツッコミは却下)そしたら、A君のお母様から「先生が眼鏡を掛けてから、眼鏡をイヤがんなくなったんですよ〜。」と感謝されたのです。




そんな・・・お金が無いから節約のために週末コンタクトになっただけなのに・・・(核爆)





「女の先生は男の子の、男の先生は女の子の初恋の人なんだよ。」





だからA君は大丈夫。A君の初恋の人は海月先生だから。・・・一学期、A君の問題行動に頭を悩ませていた時期に他の先生からそう言われて、その瞬間に私のA君への、もっと言うなら男の子全体への見方が変わったのだと思います。今風に言うなら、『男の子ってカワイーじゃん☆☆☆』という。問題行動も、「好きなヒトに構って欲しいのね!よしよしそーか、そんなに好きなら応じてやろうじゃないか!」と思う。そうすると、心と体にどんどん余裕が出てきて。A君に対する私の接し方が変わったからこそ、今、A君はとても穏やかに日々を過ごしているように見受けられます。



結局、去年は子どもに愛されてる自信が私の方にまったくなかったのだと思います。不覚にも。若いとかそういう事じゃなくて、子どもは先生を愛そうとしているのに。先生と生徒(小学校は「児童」だけど)の関係なんだけれど、もっと端的に言うなら授業者と被授業者なんだけど、明らかに「学校の先生」(特に小学校の先生)はそれだけじゃない。だって授業するだけでいいなら塾の先生も家庭教師の先生もいるんだもの。




多分、心の交流具合が初恋とそっくりなのではないだろうか。生活を共にし、一緒に泣いたり笑ったりオロオロしたりする。一日において、親よりも長い時間を過ごす「他人」。愛してほしい、愛したいっていうそういう思いが言語化するほど大人じゃない。そういう具合が。




あの子たちが大人になって懐かしく思い起こす日は、10年後くらいには絶対に一回は来るのでしょう。その時の私が笑顔であの子たちの心に在れるように。だってこんなに沢山の子たちの「初恋の人」になれるんだから。






















カコ ミライ メール