Kuragegawa Riv.
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某小学校教師@11年目の日記。


2004年11月29日(月) ヒィイィイ(叫び声)



現在教員生活最大のピンチを迎え困っています。即ち、喉が痛くて痛くて痛くて痛くて声が出ない!マジで無声音ですよはっはっはっはっは〜(泣)頭が痛くても熱が出てても腹が痛くてもガマンして授業できるけど、喉だけは参りました。授業できないじゃ〜ん。イヤ、やらなきゃいけないけど。



しかし幸いにも、今日はイベントが・・・と思ったのが大間違い。1・2時間目の授業は「昔の暮らしを体験しよう〜七厘でお餅を焼きましょう〜」。火がつかない、小枝に燃え移らない、炭の扱い方がよくわからない。そしてそれは担任も・・・ってヲイ!・・・だってだって、七厘なんか去年社会の授業を見学したことしか覚えてないんだもん正直な話!




幸い、「おじいちゃん家でやったことある〜。」とか、「焼肉やった〜。」とかいう子がいて助かりました。・・・べ、勉強します!・・・実は未だに炭ってよくわからないんだよね・・・。





えー、月曜に書くといったことは多分明日あたりに書ける(かも)こんなマヌケな事を書きたかったワケではないのですええ!マヌケな事ばかり普段しているけど!うわああああああん(号泣)

2004年11月26日(金) 最後に残るもの


私の祖母は老人ホームに入居しています。大正生まれの江戸っ子は女性といえども気骨に溢れているのか、はたまた私・海月の遺伝の元となった束縛を嫌い自由を謳歌する性質ゆえか、一度も結婚をせずに三人の子どもを産みました。その末っ子が私の母で、大人の事情が入り混じり、現在となっては私たち家族のみが祖母の血縁となっているわけです。




ホテル型家族、過去の様々な積み重なり。重なった事情が急に変化するわけもなく、老人ホームへと面会に行く回数は1シーズンに一回、私と母が行けば多い・・・という年数を何年か積み重ねました。そして先日、もう痴呆が進み始め最後まで残っていた私の名前もとうとう忘れた祖母が、別れの時間になって「何にもいらないから、皆と一緒にいたい。」と涙ながらに語ったのです。





・・・・・・・・。





痴呆が進み始めると自分の抑圧していたものが解放される、との文章を仲村うさぎさんの文章で目にしたことがあります。例えば新聞紙を切ったものをお金と間違えてひがな一日数えるお年寄りは金銭欲が抑圧されていたのだろう、と。





確かに、新聞紙をお金と思い込んで数える老後は寂しいでしょう。でも、自分一人で生きていくことを選んで、金銭的にも全く苦労していなくて、なのに最後に残った願いが「家族と一緒にいること」を涙ながらに願う。そんな私の祖母の方が、実はよっぽど寂しい老後なんじゃないか、と思うのです。






私の中の祖母は涙どころか愚痴一つ零さずいつもちゃきちゃきとしている人で。世間のしがらみも慣習も全て悪態をつきながら押しのけているような人で。言葉は悪いかもしれないけれど「憎まれっ子、世にはばかる」の典型の人。人の付き合いなんて切り捨てて生きてきた人。






人生の最後に現れるという、長年自分の中で気付かないフリをしてきた欲望。それが「家族と一緒にいたい」だなんて笑っちゃうくらいささやかで身近で、でも、もう・・・・・・・・・・手遅れなコト。




初めて祖母のことをかわいそうな一人の老人だと思えて。改めて私の周囲を見渡して。




何よりも感謝せねばならぬ人の輪を、年の瀬に改めて。少し早いですが、今年もお付き合い頂きありがとうございました。そしてまた来年も、よろしくお願い致します。





2004年11月25日(木) スッキリ

この排泄し終わった後のようなスッキリ感を何と形容すればいいでしょう。学校を早退(あ、きちんと授業は終えましてよ)し、多分誰もが「海月はこの後病院行くんだろうなあ気の毒に」と思ったであろう期待を見事に裏切って渋谷の文房具店で時間潰しをしたかいがあったってモンです。いえ、それが目的では勿論ないわけですが。



で、本来の目的であった「借金80万かよどーしよう?!」問題がこの度めでたく解決(?)したのでこのスッキリ感です。やっぱり人生ゴネたもん勝ち、値切ったモン勝ちという事ですね。やはり主義主張を言える教育というのは大事かと。




…ここ数日、人生の四分の一くらいの溜息と、今までの人生を貫いてきた苦悩と。柄にもなくシリアスに悩みまくって。私以外の誰にも決断を下せないと知っているくせに、誰かに相談したい…もとい、この弱さを認めてもらいたい衝動にかられて。




私はまだ、この先にあるであろう悩みの匂いを少ししか知らない。でも、今日話してみた言葉を信じよう。聞かせてくれた言葉を宝にしよう。





だってやっと、叶うから。





…この続き。月曜日から書けるよう、頑張りたいと思います。

2004年11月23日(火) かぜっぴきアルファ


思えば私が「言わない」ことに対して、これまでどれ程の誤解と謎と出費を呼んできたことでしょう。さそり座AB型故のミステリアスとミステリアスが複合し、多分4重人格ぐらいの私が存在しているハズです。



現に昨日、私ってば相当具合が悪かったのですが、その諸症状の出方が頭痛あーんど鼻水じゅるじゅる、という非常に地味かつビジュアル的にイヤんなため抑えていたらほぼ誰にも気づかれませんで。



という、日記を更新しない言い訳を書き連ねていても仕方ありません。しかし、私とて鼻の、(このバカパソーッ!)じゃなかった花も恥らうお年頃と固く信じているからには、まあいろいろあったワケですよ。例えば理科の実験中、「ビーカーを割らないように気をつけてね!」と声がけしたのに自分が割っちゃったりとかあーっはっはっはっはっは!・・・・あの割れ方は豪快だったぜ我ながら・・・ってちっがーう!




話を本題に戻すと、私の信条は「心配させるくらなら嘘をつけ」「金は天下のまわりもの」「自分を守るは自分だけ」等々、基本的に他人を信用していないものであり、それゆえ同居している家族にすら言っていないことテンコモリなワケですよ。・・・・んで、最近、もう一つヒミツが出来たのです。まだぜんぜーん決まってないし、経済的状況を鑑みても諦めるのが普通だろお前!?なのですが、もしその「ヒミツ」が決まったら・・・お見積もり書による金額、80万円也。





ああ・・・しかしこう打っていても尚、私に「80万円くらいなら・・・♪」と思わせてしまうそのヒミツ。目覚めろ私、お前1万のCDプレーヤー車に取り付けるかどうかで悩んでただろー!とか思いつつ・・・もし本決まりしたら(する気かよ、おいっ?)・・・・・。




両手にいっぱい荷物を抱えて、尚足まで荷物を引っ掛けようとしている私。・・・どうせ私は、こんな生き方しか出来ないんじゃー!とりあえず木曜日に理性を失うなよ私!と今からブツブツ言ってみることにしましょうか・・・・。

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