Kuragegawa Riv.
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某小学校教師@11年目の日記。


2004年12月12日(日) ごぶさたでした

ここんとこ至極真面目にお仕事をしていたので更新する暇がありませんでした。おかげさまで通知票に五人ほど記入が完了しました。根性か緊張か生理痛も今月は比較的軽めのようです。




ところで先日、「二十四の瞳」(壺井栄著)を読み返す機会がありました。しかし最後まで読み切れませんでした。学生の頃はわからなかった大石先生の気持ちが痛いほどわかったからです。学生の頃は、大石先生の無力さに半ば腹をたてていたのに…。




自衛隊派遣延長が決定され、その他にも色々とした動きがあります。時流の動きはあまりに巨大で、逆らいすぎては生きてはいけない事もわかる年齢になり、尚胸を打つ言葉をもう一度じっくり噛みしめなければと思うのです。



こんな可愛い子どもらを、どうして死なせてなるものか。



教師として、否大人としてのその、一言を。

2004年12月06日(月) 流行歌大賞?



昨日の話ってまんま「世界に一つだけの花」みたいだな、と給食中(なんで「休職中」って出るんだよ!そりゃ休みたい気まんまんだけどさー、ってヲイ!)に思ったりした午後。はどうだっていいので、そろそろ教育の話に戻りましょう。




実は私、明日授業参観なのです。科目は理科。・・・・だって理科か体育か学級活動か道徳ぐらいしか残ってないんだもん、学校公開日で見せてない授業!(逆ギレ)




で、実験の準備を地味〜にしてたら、たまたま生活目標を貼りに来た学年主任先生(理科専門。市の中でもエラい指導員という立場で活躍中)が来ました。いやあ、教えてもらいました実験の準備用具でしょ、当日の注意でしょ、まだ使ってない最新器具でしょ、おまけに実験までやってもらっちゃいました☆大学時代に戻ったようで楽しかったです。教えてもらうってやっぱイイね!(違う)




・・・・・・じゅ、授業参観は明日です。ええ、頑張りますとも。・・・・子どもたちが。












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2004年12月05日(日) 宣伝終了(笑)

何日かわざと放っておいて第一宣伝期間終了。放っておいている間に励ましの言葉を頂き、身に余る光栄です。本に関して、特別に営業をかけてくださる書店を私側でいくつか指定できるのですが、「あの書店は人が多く出入りするからいいんじゃない?」とかいうアドバイスも貰ったりしました。…いえ、同期の結婚式に出席したついでに宣伝したりしたので。



話が決まる前は、そんなの格好悪い、って思ってたんです正直な話。なんにもプロフィールなしで出しているのがシンプルで格好いいって。でも、そんな私を変えたのが他ならぬ私の担当になってくれた方の一言でした。私は文学賞に応募して、選外になったけど声を掛けて頂いた口なんですが、その人が「賞で一等賞をとるのは難しい」と私に言ったのです。




これが数年前、いえ一年前までの私ならば、その場で席をたっていたかもしれません。「それでも私は一等賞をとりたい」と。でも、去年の私と今年の私の状況の格差が私にこう思わせたんです。「私は一等賞をとるタイプじゃない」と。





思えば去年の私はずっと一等賞をとりたかったんです。完璧な秩序あるクラス、勉強も運動も他より出来るクラス、そしてそれらを統括する担任としての私。なんてバカなんだ、と今では思いますけど。それは「自分がこうありたい」ではなく、「子どもをこう在らせたい」という理想の押しつけでしかない独りよがりだったと。





短歌集に関しては内容が内容につき公言できませんが、いつか子どもたちに教えてあげられたら。大勢の中で一等賞をとる必要はない。その代わり自分の中で一等賞をあげられるようにお互い頑張ろう、と。

2004年12月01日(水) 光栄


来年の話をすると鬼が笑うと申しますが、再来年の話をします。子どもの頃からいつの日か・・・と夢みていた、「本を出版したい」という夢が、この度新風舎さん(http://www.pub.co.jp/)に拾われて叶うこととなりました。





ちなみに出版するものはというと、お笑い教育エッセイ・・・・ではなくて!(力いっぱい否定)歌集になります。エエ、短歌集。これまた売れなさそうなジャンル・・・っていうか事実歌集は売れないんですけど、そんなマイナー路線から入るのがいかにも私らしいっすね(涙)




少々面映くもありますが説明させて頂きますと、「おり」だの「けり」だの難しい言葉は一切使っていません。日常そのままの言葉遣いで三十一文字を構成しました。そんな難しい言葉遣いはわからんという理由と、(お前、ホントに教師か!)あと、「短歌」というモノをもっと詩だとか俳句だとか川柳みたいに、日常に引き寄せたかったのです。




平安時代には日常的に恋心を伝える手段になっていた和歌であり短歌ですが、私の短歌に関する記憶といえば「中学校の教科書で正岡子規とかやったなあそういえば」くらいなモノで。何々が何々だとか解説されてもはーん、そーなのー的に右から左へと流れてました。とてもじゃないけど長じて歌集を出す人の意見とも思えません(笑)・・・だから私的コンセプトは、表面として「解説のいらない短歌」・・・ウラ読みしようと思えばできるんですけどね。まあそんなのは全ての作品(小説にしろ何にしろ)隠されているものなので、とりあえず「読んで意味のすぐにわかる作品」です。



おいおい「出版までの道のり」みたいなモノも日記で書いていこうかな、とも思いますが、何はともあれまずは宣伝まで。この1年間頑張って、よりいい物を作っていけたらと思います。・・・・だから、出版されたら買ってください(笑)ネットでも買えるとのことなので・・・(そのまえに作れ!)


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