Kuragegawa Riv.
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某小学校教師@11年目の日記。


2005年03月21日(月) 春の夜に

貴方は、貴方を代表する世界は、すぐに来年再来年その次を約束する。




ずっと人生そんな風で。何かに追い立てられるように生きてきた。いい学校いい結婚いい出産いい子育ていい老後…きりがないとわかっていて、何故世間様というヤツは次々に押しつけてこようとするのかが疑問で。勝負事大好きなくせに、一端このレースから降りたかったんだと思う。自分のために生きているようで、誰かのために生きているようだったから。




そして二度目の春。楽だとわかっている道を選んだのも無駄じゃない。楽だとかわかっていて選ばせてくださったみなさまにも。




さあ、もう三度目の春。いつまでも寝ぼけている気はない。



春眠に暁を覚えて。時には頼りにしながら力を抜きながら、頑張っていこう。

2005年03月19日(土) ちゃんと応えられるのだろうか

人は皆、期待が無ければ生きていけない…否、生きていても仕方ないくせに贅沢な事を言う


ちゃんと私は、期待に応えられるだろうか?


だから不安で逃げ出したい気持ちを「重荷」って言葉ですり替える。あたかも他人のせいにして、自分の臆病に目を瞑って。



今日も私は繰り返す。私はちゃんと貴方を、子ども達を、この世界を愛せてますか?だってちゃんと愛するという事が私にはわからない。物足りなくないですか、間違ってないですか?満足なんて、できるんですか?



「海月ちゃんは頭の回転がもの凄く早いよ。」

だから?


「だからこの子は、本音を見せないね。」



そう言われても、今までと同じように笑ってやりすごした。言われた人にはそれから二度と会ってはいない。今度会ったとて、掛けられる言葉は何一つ違わないだろう。私はそういう人間で、変わらない、変われない。




「どうしてそんなに自分を守ろうとするの?」と、昨日聞かれた。



だって変われないなら、守るしかないじゃない。



大嫌いな自分だから。悟られたくないの、こんなつまらない臆病な人間だってこと。…大好きだから。



ちゃんと愛せてますか私は貴方を、子どもを、この世界を。



自信は全くないけれど、これ以外の方法も私、知らないんです。

2005年03月18日(金) 海乃海月さんの極めて平穏な学年末の一日

昨日お腹が痛いにも関わらず(毎月恒例生理痛ですね)ワックスがけしたんです。だって今日、学年主任先生は娘さんの卒園式で休みだし昨日やるしかないかって話になったもんで。


そして本日、今朝八時。業前運動が始まるってんで子どもを追い出そうと教室へ向かった、ら。



「せんせー!!!Aくんがガラスにつっこんで怪我してるううううっ!!!」




はあ!?えーいちゃっちゃと見せんか!うわっ、手首に血・・・すぐ保健室!後ガラス片付け!色々手配してあ〜つっかれた。







・・・でも、本日短縮4時間。あ〜お子様がいなくなったしさあ仕事すっぞー!



「海月ちゃん、これ、お別れのお菓子ね♪」


そういうもう一人の学年を組んでいるM先生。・・・って今日、人事異動内示の日・・・・えー!!!学年主任先生もM先生も我が海小学校から居なくなるんですか!?



「というわけで、学年多目的室の引越しと動物小屋の世話と始業式の時の引率と・・・全部海月ちゃん一人で♪よろしく♪」





・・・こ、これが極めて平穏な学年末の一日・・・・・・・・・。





・・・・・・・・(泣)

2005年03月16日(水) 私って結構凄かったんだ

通知表の所見、3分の1ほどを本日終わらせて参りました。総合がすばらしく遅れているのでどうするのか私・・・という危惧もありますが、とりあえず通知表は3連休で根性出せば終わるかもしれません。というか終わらせないとマズいんですけどね。




さて、かくも劇的に遅れているのは勿論理由がありまして。ここ数日、寝ても覚めても空気のかさの変化を調べる実験でゼリーがビニル管から飛び出ても逆にフラスコの中に落ちきっても!同じく空気のかさの変化を調べる熱気球の実験が見事に失敗しても!!私の心は常に逡巡し、結論なんてたった一つのくせにあれこれ思い悩んでは溜息ばかり。




どれだけ望んだって想いがカタチにはならないように。カタチで想いを伝えようなんて失礼だ。カタチにも、私にも。







これからも私は、私の計算で人生を生き抜いていく。それのどこが悪いだろう?私の人生は私のもの。私以外の誰が決める?





そう思い、決めているのだから。だから私は迷う必要なんて全然無いのだと。





誰もが認める真理を何故私が認められないのか。何故、所詮他人の言葉に反応してしまうのか。






私って結構凄かったんだ。私って結構強かったんだ。




だってこんなに自分が弱くて惑う存在だと、やっとやっと認められたのだもの。






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