Kuragegawa Riv.
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某小学校教師@11年目の日記。


2005年05月03日(火) 黄金週間の過ごし方

本日出かけようと思ったわけですよ。せっかくのGWですしね。



なのに駐車場が見つからないのですよ。探していたら最寄り駅の隣の隣の隣の隣の隣の隣の駅、恐らく自宅から30Kmぐらい離れてるんじゃないかという地点まで来てしまったのです。でも見つからず、私鉄の駅に変更。最初からこうしておけば…ううっ。



という訳で今から築地に行き海産物を食べてきます。しかしこんな休日の合間に、私ってば家庭訪問があるわけでして。(ここから本題)



お願いします。表札がなく確認しようもないままチャイムを押すドキドキさ加減。推し量ってくれたら嬉しいです。あと暑い日に熱い茶は…ううっ。

2005年04月24日(日) 一年生という存在

授業参観が終わりましたイエー。力が無いのは気のせいじゃありません。可愛いけれど疲れる。一年生とはそのような存在なのです。



例えば給食。放っておくとすぐに具のないラーメンスープやソースのかかっていないチキンカツが横行します。配った後も油断なりません。ラーメン(ソフト麺)のビニール袋が破れないといっては泣きべそをかく子、スープがこぼれて泣く子。「大丈夫だよ」と声をかけながら十人以上の袋を破り、こぼれたスープを始末した後に。やっと誰よりも給食を遅く食べ始めても油断なりません。


誰よりも早く給食を食べ終えたら、おかわりの受付をします。しかし事はそう簡単にすまず。「先生、ウェってなっちゃったー!」と来る子どもはしばしば子どもたち、の複数形。一人を落ち着かせてさてもう一人はいかに、と見たら「気持ち悪い時は絶対何にも食べたりしちゃ駄目!」と言ったお子さまが牛乳を飲んでいる。そりゃあ飲むなとは言わなかったかもなあ、と心中涙を流しながら牛乳も飲んじゃ駄目、と言い…。ああっ、もう!



お片づけの時も気を配らねばならない。ご飯一粒に八十八人の神様が宿っておられるのだからもっと綺麗にたべなさい!とアニマニズムに走った後に箸やスプーンの向きを確認する。何もかもが一から学校でのお作法を教えなければならず、二週間目にして一年担任全員声が危険。




それでも、それを補ってあまりあるやりがいや嬉しさや可愛さ。だからつい最近違うところへ行ってしまったあなたに言いたい。記事を見ればこのすばらしい職業に幼い頃から憧れ続けたそうではないか。私よりよっぽど強い思い入れがあったろうに。



「天国は楽しい思いができて、地獄は悪いことした人がいくところ!」



高らかに宣言する子どもたちに言った。天国や地獄の存在はわからないけどこれだけは言える。死んだら身体は燃やされてなくなる。給食食べることも、お友達と遊ぶことも、何にももう出来なくなるんだよ。そう、何にも。

2005年04月20日(水) 自殺との境界線

ご無沙汰ですみません。とりあえず気力体力共に限界を迎えつつある事だけ書いておきます。ついでに声が枯れそうな事も。


…本当は体力より気力が、精神状態が悪化の一途を辿っていて。母親には「図工室で自殺しないでね!」と帰るなり言われたりしたんですが。



たった二週間、されど二週間。両方にとれるけれど、「先生が教室に来ない」といいにくる子どもの存在を私は知っているから。



二週間じゃわからないよ。悲しみ苦しみ、それに勝る喜びの事を

2005年04月12日(火) 四月は忙しなく

入学式でした(過去形)。入学式で覚えてもらうのは、「一年星組」と、「海乃海月先生」というたった二つ。けれども、それを覚えられないのが一年生というものでして。


「先生の名前は?」

「え・・・と。うみ、の・・・海月先生!」




苗字+名前が覚えられない可愛さに乾杯☆

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