ことば探し
まゆ [MAIL] [HOMEPAGE]
 

2006年06月29日(木) ■こと感情的な反応に関して論理は無力である。

他人の不快な感情、
しかも理屈に合わない感情を目の当たりにすると、
わたしたちはなんとかして相手を説得したくなる。
相手の矛盾を少し突けば、すぐに考えを
正してくれるはずだと思ってしまう。

こういう場合、相手に自分の正しさを
押しつけるのはいい気持ちだ。
相手よりも数段利口になった気分を味わえる。

ただ、ひとつだけ問題がある。
相手は頑としてこちらの説得を受け付けようとしない。(略)

こと感情的な反応に関して論理は無力である。


出典元 「「話し方」の心理学」 
著者名 ジェシー・S. ニーレンバーグ


感情を発散させる人を目の前にすると、
なんとかしたくなるものだ。
そして、論理的で冷静なことを言って、
相手を落ち着かせようとして、
ますます相手の感情に火をつけてしまうことがある。
「あなたは、何もわかっちゃいない」とか言われて。
(少なくても、私はそういうことがある)


では、どうするか…
この本では、こう言っている。

「感情は緊張を呼ぶ。そして発散できる場をもとめる。
 だから相手がなんらかの感情にとらわれ緊張が
 高まっていると感じたら、まずは表現させる。
 第三者がなにを言っても無駄だろう。(略)

 だからここはぐっと言葉を飲み込んで、
 相手に話をさせることに集中する」

すると、発散できた相手は、落ち着き、
こちらの話しも聞く余裕ができるということだ。

「こと感情的な反応に関して論理は無力である」
なるほど…そうだと思う。
この言葉を、肝に銘じておこう、
そうすれば、きっと相手の感情に
火をつけることはなくなるはずだ…たぶん。

「話し方」の心理学


今日のおすすめ本 ↓
「だからすれ違う、女心と男脳」

マイケル・グリアン著

社会哲学者であり、ファミリーセラピストでもある著者が
書いた、脳の研究を取り入れた男女の違いの本。

「親密さと疎遠のバランスがちょうどよい」ところがどこか、
それを保つためにはどうすればいいのか、どうしたら、
長続きするのか…などなど、そんなことを教えてくれる本です。

「男と感情の関係」「男にとって結婚とは?」
「家事、子育てについて」などなど、男性の本音や、
脳の動きから見た行動など、実例付きで紹介されていて、
とても参考になります。
男女の違いについて、興味ある方は必見です。

だからすれ違う、女心と男脳


■「ぼちぼち日記」↓
「今度は、信号機の交換工事だぞっ」


この頃、工事現場に出会うと、どんな工事なのか話しかけることに
している。今回は、信号機交換だったが、とても話しかけるような
雰囲気ではなかった、なぜなら…


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2006年06月28日(水) ■フィードバックは、「+」「−」「+」のサンドイッチ話法で伝えます。

会議での反対意見、仕事の成果や提案への
フィードバックは、「+」「−」「+」
のサンドイッチ話法で伝えます。

まず、賛成できる部分(プラスの評価)を伝えた上で、
反対意見(マイナスの指摘)を表明します。
そして、建設的な議論や具体的な改善につながる、
プラスのコメントで締めくくります。

最初の「+」をおざなりにしては、
次の「−」も聞いてもらえません。
賛成できるところを見つけて、必ずそこから
切り出しましょう。


出典元  「15秒でツカみ90秒でオトすアサーティブ交渉術」
著者名  大串 亜由美


例えば、こんなふうらしい。

仕事上では…
「わかりやすくまとまっていたと思います。
 いいアイディアです」(+の評価)
「しかしながら、このアイディアを実現するには、
 ○○と○○が必要になると思いますので、
 それを、もっと議論して行きましょう」(−の指摘)
「でも、いいものができそうですね。
 いっしょにつめていきましょう」(+のコメント)


家庭では
「あなたの○○の意見は正しいと思う」(+の評価)
「でも、△△については、私は違う意見を
 もっているの。だから聞いてほしいの。」(−の指摘)
「でも、あなたの意見もよくわかったわ。
 これからは注意するわね」(+のコメント)


この本では、
攻撃モードの反論や、「−」からの反論は、
相手からより大きな反論を招くだけで、
交渉事はうまくいかないと言っています。

「サンドイッチ話法」…覚えておいて
損はないと思いました。

15秒でツカみ90秒でオトすアサーティブ交渉術


今日のおすすめ本 ↓
「話し方! こう変えればうまくいく パワートーク36の技術」

ジョージ・ウォルサー 著

著者は、ビジネスコミュニケーションで幅広く活躍している世界的な権威。
言い方一つで、相手の対応が違ってくると言うことを一つひとつ事例を
あげて、ていねいに教えてくれます。

例えば、こんな事例です。
「イライラさせられるな。何度も説明したのに、まだわからないのか?」
この言い方を、こう変えてみるとどうでしょう。
「お互い言っていることが理解できないと、イライラするものだね。
 どのあたりを、もう少し詳しく説明したらいいかな?」
どちらが、相手が冷静になり、協力的になるでしょう?

とても実践的な事例が多くとても参考になります。
何かを言うとき目線を変えるみる、言い方をポジティブに変えてみる、
そんなヒントがいっぱいの本です。

話し方!こう変えればうまくいく


■「ぼちぼち日記」↓
「木たちの頑張り」


この頃、木が気になって仕方がない。ウォーキングをしていると、
とても目につくのだ。町中で頑張っている木たちの写真などです。


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2006年06月27日(火) ■ささやかなことを楽しむ知恵をもってください。

最期の日、
わたしたちが持っていけるのは、
人生に意味をもたらしてくれたすべての
すばらしい人生経験の思い出だけです。

そう考えると、ものを収集するより、
しあわせな思い出が残ることをして
日々をすごしたいと思います。 (略)

ささやかなことを楽しむ知恵をもってください。
そういったものがもたらす最高の思い出は、
多大なエネルギーをついやして追いかけている
どんな物質的なおもちゃより、
あなたの人生に価値を与えるでしょう。

出典元  「3週間続ければ一生が変わる」
著者名  ロビン シャーマ


最期の日…
自分がどうなっているかわからないが…

持っている物質的なことを思い出すより、
自分の人生で、本当に感謝したことか、
忘れることができないほど楽しかったことか、
ものすごく心残りなことであるような気がする。

これから…
いっぱい感謝しておきたいな、
楽しいこと、いっぱいしておきたいな、
心残りをなくしておきたいな…
などと思ってしまった。

そのためには…
ささやかなことを大切にし、
今の日々を大切にしなくちゃ、と思った。

3週間続ければ一生が変わる


今日のおすすめ本 ↓
「人生が驚くほど逆転する思考法」

ノーマン・V. ピール著

積極的思考の指導者であり、牧師でもある著者が教えてくれる、
自分の中にある「最高の力」を引き出す方法。

この本の中に「プラス・ファクター」という考え方が出てきます。
「人間というのは、自分の生命力を正しく理解し、それを
 最大限引き出して自分の生活に役立てようとするとき、
 思いがけない力を発揮するものなのである。
 私は、これをプラス・ファクターとよんでいる」

さて、このプラス・ファクターを使いたいと思うなら、
以下の4つのことが必要だということです。
その4つとは?

人生が驚くほど逆転する思考法



■「ぼちぼち日記」↓
「「純連」のみそラーメンを食べに行く」


この頃、ラーメンづいている。今回はみそラーメンで有名な
「純連」に行ってみた。とっても楽しみにしていた…


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2006年06月26日(月) ■あなたが体験した失敗、犯したあやまち、耐えた苦しみがなければ、

あなたが体験した失敗、犯したあやまち、
耐えた苦しみがなければ、
今のあなたがもっている知恵や知識は
得られなかったでしょう。
 (略)

人格はもっとも楽な経験を通して
形成されるのではなく、
もっともつらい経験をしているあいだに
形成されるのだ。


出典元  「3週間続ければ一生が変わる」
著者名  ロビン シャーマ


このところ、このことばを実感している。

苦しくて嫌な仕事が続き、
モチベーションは芳しく落ち、
コミュニケーションもうまくとれず、
悶々とする日が続いていた。
そして、今請け負っている仕事の
意義を見いだせないでいた。

しかし、やっと、
仕事を冷静に見ることができるようになり、
いろいろなことに気がついてきた。
自分が犯した間違いも、不備も見えたし、
何より、
「私はこのような仕事はしたくない」
「こんな仕事をしたいわけではない」
と、はっきりと気がついた。
こう気がつけば、これから対処もできる。
どうするかどうか、考えることもできる。

この仕事がなければ、こんなふうに、
自分のしたくないことや、したいことも
はっきりと見えなかったかもしれない。
私は今回の仕事から相当多くの知恵や知識を
学ぶことができたと思っている。
そして、これが、この仕事の意義だったのだと
今は感謝している。

3週間続ければ一生が変わる


今日のおすすめ本 ↓
「なぜか同じ失敗を繰り返してしまう人たち」

芦原 睦著

心身医学の専門医が書いた対人関係に関する「悪いクセ」に
ついて、交流分析の観点から書かれている本。

例えば、
●すぐ「すみません」ですませようとする人
●他人をダメと決めつけアラ探しばかりする人
●自分はちっとも悪くない!すぐに人のせいにする人
●不幸にしがみついてアピールする人
●尽くしているのに報われないと怒る人
こんな人たちが、どんなゲームをしていて、
それにどう対応すればいいかなど、教えてくれます。

自分がいつも同じ失敗を繰り返すなぁとか、
周りにそういう人いるなら、一読を。
ただやや専門的です。



■「ぼちぼち日記」↓
「ちょっとした感心した話、いいね…」


いつものように、ウォーキングをしていると、
犬の散歩をしている少年に出会った。
この少年の犬が…突然、ウンチをしだした…


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2006年06月25日(日) ■全部の誤解を解こうなんてムリ。

全部の誤解を解こうなんてムリ。


出典元 出典元不明


誰かに「誤解された…」とわかると、
その誤解をどうしても解きたくなる。
しかも、できれば全部、一刻も早く。

しかし、どんなに詳しく説明しても、
誤解を解こうと努力しても、
おそらく、いったんできた誤解を
100%解くことは、ほとんど不可能だと思う。

最悪は、誤解を解こうとして、
さらに墓穴を掘り、もっと誤解されることもある。

誤解されると、ついそれを解きたくて、
じたばたしたくなるけれど、
全部解いて、わかってもらおうなどと、思わず、
ここだけは…と思うところだけ、あるいは、
最低限でいいと割り切った方がいいと思う。
そして、それが解けたらラッキーなのだと思う。

それに、ムリに誤解を解こうとするより、
時間に任せたほうがいいこともある。
誤解を解くのに時間がかかることもある。

誤解された…と思っても、
100%解こうなどとは頑張らず、焦らず、
じたばたせず、ちょっと距離を置いて冷静になって
「誤解」に振り回されない方がいいように思う。


今日のおすすめ本 ↓
「「私、そんな人じゃないのに」とずっと思ってきた人のための本」

生月 誠 著

タイトル通り「私、そんな人じゃないんだけどな」と思う方向けに
書かれた本ですが、それ以外の方にもとても勉強になる本だと思います。

カウンセラーの著者は、
『自分で「本当の私はこういう人なのに」というのは、自分の内側でそう
 思っているに過ぎず、「自分」を外から客観的に見ているのではなく、
 あくまでも主観でそう思っているのです。
 「相手の目に映る私のイメージ」と「自分で思っている私のイメージ」は
 もともとズレているのです。違っていてあたりまえなのです。
 大事なことは、もともとわかりにくい「本当の私」にとらわれて、
 自分はこういう人間だと決めつけすぎないこと」
だと言っています。


■「ぼちぼち日記」↓
「ちょっとした感心した話、いいね…」


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犬の散歩をしている少年に出会った。
この少年の犬が…突然、ウンチをしだした…


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