| 2006年08月18日(金) |
■ことばは丁寧であればいいというものでもない。心がこもっていなければ見抜かれてしまう。 |
なにかトラブルがあったとき、 ことば遣いを心得ていないと、 問題を大きくしてしまうおそれがある。
ただ、 ことばは丁寧であればいいというものでもない。 心がこもっていなければ見抜かれてしまう。 謝罪はとくにこの点が重要である。
出典元 「人の心を動かす「ことば」の極意」 著者名 斎藤 茂太
TVの謝罪会見などを見ていると、この人、 本当は、悪かったと思っていないだろうな、とか、 これじゃ、謝ったうちに入らないだろうな、とか、 形だけで、心がこもってないなぁと思うことがある。 ことばは丁寧に選んでいるのだが、 何か、謝罪のことばと態度に 距離感というか、違和感を感じてしまうのだ。
たぶん、人は、こういうことを、 敏感に感じるのだと思う。
しかし、これを自分のこととしてみると、 謝るとか、頭をさげることはとてもむずかしいと思う。 自分の非を認めて、素直に心をこめて、 謝ることなど…なかなかできないのだ。 これは、もっかの私の大きな課題である…
とくに身内だと、甘えが出てしまって、 おざなりの謝りや、言い訳がましい謝りになってしまう。 また、悪かったなと内心思っても、 知らんぷりを決めこむこともある。 そのたびに、心はちくちくと痛むのだが。
なかなか「心をこめて」謝れないので、せめて、 ちょっと言い過ぎたなと思ったり、 心ないことを言ってしまったとき、 「言い過ぎてしまったね、ごめんなさい」 と言えるぐらいにはなりたいと… 思っているところである。 思うだけではダメなので、そうしなくちゃ。
■今日のおすすめ本 ↓ 「思わず許す!上手な謝り方」 高井 伸夫著
人事・労務専門の弁護士の著者が、信用を高める的を得た「謝罪」の コツ80条を、実例に基づいて教えてくれる本。
「「謝罪」は人間だけに許された高等技術。 やり方次第で、ビジネスも人間関係も大きく変わる。 相手の怒りを解き、自分の心を和らげ、法的にも問題を残さない 上手な謝り方とはどんなものか…」 ということで、そんな謝り方を、きっちりと教えてくれます。
| 2006年08月17日(木) |
■わたしは、この人よりも偉い、わたしは、あの人よりも正しい、 |
わたしは、この人よりも偉い、 わたしは、あの人よりも正しい、 わたしは、その人よりも優れている、 と、どんなに繰り返しても幸せにはなれなかった。
でも、 わたしは、この人を愛している、 あの人を愛している、 わたしは、この木を愛している、 こうしている自分を愛している、 と、半日繰り返していたら、なんだか泣けてきた。
出典元 「ご機嫌の法則100」 著者名 伊藤 守
誰かと比較して、競って、 自分の方が、断然偉いと思っても、 自分の正しさを立派に証明しても、 自分の方が優れていると思っても、 それで、自分が幸せで豊かな気持ちになれなかったら、 それは、ただの強がりかもしれない。
強がりも必要なときもあると思うが、 その強がりが、自分の幸せや豊かさを、 拒んでいる原因であるときもある…そう思う。
強がりばかり言ってないで、 強がりを少しゆるめてみてはどうだろう。 比較したり、競ったりするのはやめて、 もっと、愛の目でみるのはどうだろう。
大切なのは、自分の気持ちが、 幸せで豊かに保たれることだと思う。 誰かの優位に立つことではなくて。
■今日のおすすめ本 ↓ 「口に出して幸運をつかむ「奇跡の言葉」」 浅見 政資 著
人間の性格、感情、幸福論、そして健康になるための方法論に ついて研究したカウンセラーの著者が書いた、幸せをもたらす アファメーションや、具体的な考え方を教えてくれる本。
例えば、こんなことが書いてあります。 1.人生運を良くする 2.人間関係をよくする 3.仕事運・商売運を良くする 4.健康運を良くする 5.勉強運を良くする、仕事の効率を上げる 6.恋愛運を良くする、魅力を高める 7.夫婦運・家庭運を良くする 8.子育て運を良くする 9.金運を良くする 10. こころの中でつぶやく「奇跡の言葉」 11. 日常の言葉遣いで運を引き寄せる
それぞれの方法にアファメーションが書いてあります。 じっくりと読んでみると、きっと元気が取り戻せると思います。
■「ぼちぼち日記」↓ >「東新宿「韓国街」のカフェで伝統菓子を食べてみる」
東新宿、新大久保にある、韓国街は異国のような街である。 今、韓国ブームもあって、とても活気がある。 その街の、カフェに入って、伝統菓子なるものを食べてみた。
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| 2006年08月16日(水) |
■苦しさから逃れるために、現状と正反対の状況を望みがちです。 |
私たちはともすると、苦しさから逃れるために、 現状と正反対の状況を望みがちです。
例えば、依存心が強いと思い込んでいる人が、 自立心を養えば健康と幸福が得られると考える場合です。 でも、今と反対の方向へ突き進んでも、解決になりません。
流れに逆行するかわりに、 依存か自立かといった極端な見方をやめ、 もっと納得のいく依存の仕方を身につけることです。
出典元 「失われた心生かされる心」 著者名 トマス ムーア
心理学の本には、よくこう書いてある。 「180度の変化は起こりやすい」と。
例えば、 ダイエットしよう、禁煙しよう、と決めると、 いきなり今までの生活行動を180度変えてみたり、 自分の性格を変えようとすると、 今までと正反対の行動をとったりする…など。
つまり180度変えようと思うのだ。 しかし、悲しいかな、無理は続かない。 その反動でまたすぐにいつもの自分に 180度戻ってしまうのだ。 いいか悪いか、白か黒か、ダメかダメでないか、 極端に振れると、端から端まで振れてしまうのだ。
しかし、生きていると、 ややこしいし、辛いし、面倒で手間も時間もかかるけれど、 じっくりと、よーく考えてみると、 中間とか、グレーとか、答えがはっきりと出ないものとか、 そんなものもいっぱいある。 その方が多いように思う。
そして、そんな中にこそ、実は、 自分も人も居心地いい世界があったり、 答えがあったり、生きる道があるのではないかと思う。
■今日のおすすめ本 ↓ 「こころの壁を乗り越える生き方の知恵」 岩井 俊憲 著 中小企業診断士で、心理学博士でもある著者が教えてくれる、心の 元気の取り戻し方。
この本を特に読んで欲しいのは、 「中高年男性や、勇気と自信を失った人たち」など、元気を取り戻し たいと思っておられる方などで、どちらかというと、企業内の話や 男性向けの話が多いです。
珍しい男性向けの心理の本です。 たまに心理の本などもいかがでしょうか。 少し迷いが出たりしている方にはいいと思います。
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東新宿、新大久保にある、韓国街は異国のような街である。 今、韓国ブームもあって、とても活気がある。 その街の、カフェに入って、伝統菓子なるものを食べてみた。
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| 2006年08月15日(火) |
■戦争の詩…「わたしが一番きれいだったとき」 |
わたしが一番きれいだったとき 街々はがらがら崩れていって とんでもないところから 青空なんかが見えたりした
わたしが一番きれいだったとき まわりの人達が沢山死んだ 工場で 海で 名もない島で わたしはおしゃれのきっかけを落としてしまった
わたしが一番きれいだったとき だれもやさしい贈物を捧げてはくれなかった 男たちは挙手の礼しか知らなくて きれいな眼差だけを残し皆発っていった
わたしが一番きれいだったとき わたしの頭はからっぽで わたしのこころはかたくなで 手足ばかりが栗色に光った
わたしが一番きれいだったとき わたしの国は戦争で負けた そんな馬鹿なことってあるものか ブラウスの腕をまくり卑屈な町をのし歩いた
わたしが一番きれいだったとき ラジオからジャズが溢れた 禁煙を破ったときのようにくらくらしながら わたしは異国の甘い音楽をむさぼった
わたしが一番きれいだったとき わたしはとてもふしあわせ わたしはとてもとんちんかん わたしはめっぽうさびしかった
だから決めた できれば長生きすることに 年とってから凄く美しい絵を描いた フランスのルオー爺さんのように…ね
出典元 「現代詩文庫20 茨木のり子詩集」 著者名 茨木のり子
とても有名な詩なので、知ってる方も 多いと思いますが、今日は、茨木のりこさんの、 「わたしが一番きれいだったとき」 という詩の紹介をします。
わたしが、戦争の悲惨さや哀しさを 実感として感じることができた詩です。 この詩を読んでわたしが、初めて、 戦争を身近に感じることができました。 とても心に残る詩でした。
■今日のおすすめ本 ↓ 「人間としてどう生きるか」 渡辺 和子 著 ノートルダム清心学園理事長(2003年現在)の著者が語る「人格論」 といっても、この本は授業でしている話を、そのままテープに 起こして編集した本なので、読みやすくなっています。
学生達に向かって話してはいますが、話の内容は、 かなりきっちりとしていて、これは学生以外の人も読んだ方が いいなと思われるような話がたくさん書かれています。 キリスト教のシスターなのですが、宗教色はそれほど 出ていないと思います。多少は出てきますが。
とても大切なことが、ぴしっと書かれていて、 とてもいい本だと思います。
■「ぼちぼち日記」↓ >「東新宿「韓国街」のカフェで伝統菓子を食べてみる」
東新宿、新大久保にある、韓国街は異国のような街である。 今、韓国ブームもあって、とても活気がある。 その街の、カフェに入って、伝統菓子なるものを食べてみた。
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| 2006年08月14日(月) |
■体験の一つ一つすべてが、あなたという独特のレシピの一部なのです。 |
人生の中であなたは、愛の甘さ、 何かを失う落胆の渋い味、 そして何度も胸が張り裂けるような思いをした後の 苦々しさを味わったでしょう。
その体験の一つ一つすべてが、 あなたという独特のレシピの一部なのです。 それらがなくてはあなたはあなたでなくなります。(略)
はずれくじを引いたと思う人もいるかもしれませんが、 自分のレシピをつくりあげるために、 まさに必要なくじを引き当てたのです。 どんな体験も「あなた」というレシピにとって、 まぎれもなく必要欠くべからざる材料として役立ったのです。
出典元 「人生の意味を知るスピリチュアル・セルフ」 著者名 デビー・フォード
「あなただけのための人生レシピがある。」 とこの本では言っています。
自分レシピ… こんなふうに今まで考えたことなかったけれど、 考えみれば、私の体験は私だけのものである。 辛かろうが、寂しかろうが、楽しかろうが… いろいろな体験が材料として交じり合って… そうして出来上がってきたものである。
もっとおいしいものにするために、 味わい深いものにするために、 もしかしたら、まだまだ、 砂糖が足りないかもしれない。 いや、もしかしたら塩かもしれない… いやいや、もう少しピリッとするために、 コショウかもしれないなぁ…
そんな材料を見つけるために、 今の困難があるのかもしれないし、 これから何かがあるのかもしれない。 でも、きっと、それは、 もっと、おいしくて、味わいある自分レシピに するためだと思うことにしよう。
■今日のおすすめ本 ↓ 「なりたかった自分になるのに遅すぎることはない」 スティーブン・チャンドラー著
モチベーションや人間関係のコンサルタントをしている著者は 『人はどんな状況においても2種類しかないことがわかった。 「犠牲者」か「スピリットの持ち主」だ』と明言しています。
犠牲者とは、自分は無力であり、力をコントロールすることが できないと考えている人たちで、孤独で、 ものの見方も世界観も人間観も悲観的な人。 そんな犠牲者的な考え方、 思い込みをやめて、自由を手に入れて、 新しい自分を発明して「スピリットの持ち主」になろう…と その方法、考え方を教えてくれます。
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