ことば探し
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2008年03月30日(日) ■無器用だからできない、というのじゃなしに、無器用だから出来ることがある。

器用、無器用の違いがどこにあるかというと、
僕は時間の差じゃないかと思いますね。
1つのことを習得するのに器用な人間は、
短時間で勘どころを押えて適応するのに、
無器用な人はなかなかうまくできず、長時間要してしまう。(略)

ヨネヤマさん(※)は、最初バレエをやっていた。
演ずることの基本を全部やって、それからパントマイムに
移っているわけです。地に足がついた芸というか、
足腰のしっかりした芸、これは、
どんなに器用でも自分のモノにすることはできません。
無器用だからこそ基本を何度も繰り返す。
そこから初めて人を感動させる何かが
生まれてくるんじゃないでしょうか。(略)

無器用だからできない、というのじゃなしに、
無器用だから出来ることがある。
無器用さを生きる技術にしている人間には、
こんな発想があるんじゃないでしょうか。
コツコツと重ねた勉強は、試験が終わっても忘れることがない。
が、器用に一夜づけで覚え、試験でいい点数を取っても、
次の日には、なにも覚えていない。
生きていく上で、どっちが得か。
これはもう、いうまでもないことでしょうね。


(※/ヨネヤマママコさんは、日本のパントマイムの第一人者)


出典元 「自分を100倍も面白く生きられる」
著者名 藤本 義一


「器用貧乏」ということばがあるが、じゃ逆に、
「無器用金持ち」ということばがあるかというと、それはない。

また、器用な人は便利なので重宝されて、仕事量は増え、
それなりの評価はされるが、器用なだけでは、
昨今では、それなり以上の評価はなかなかもらえない。
では、逆に無器用な人が高く評価されるかというと、
仕事においては、勘どころを早く押え、すぐに対応できる人、
つまり器用な人が求められ、すぐに対応出来ない人、
つまり無器用な人もあまり評価されない時代だと思う。

そして、そんな中で、器用な人も無器用な人も同じように、
基本をしっかりと習得できず、自分のペースを崩し、
無理してやりくりしている…というような、
どちらもなかなか生きづらく大変な時代ではないかと思う。

だからこそ、
どこかに自分の基本をしっかりと積み立てておきたい。
作り上げておきたい。
そして、しっかりとした自分の基盤を持ちたいと思う。




■今日のおすすめ本 ↓
「器用に生きられない人たち」

斉藤 弘子著

ノンフィクションライターが書いた、いろいろな「症候群」に
ついて書かれた本。こんなにも「○○症候群」があったのか、
と驚きます。

1つ1つの「症候群」(シンドローム)について、
症候群の説明と現象、「気づき」メソッド、「生き直し」の
ヒントが書かれています。




■「ぼちぼち日記」↓
「ふざけんじゃないわよっ!!とケンカをしそうになったお話」

なんて、怒りいっぱいになった話。
久しぶりでした。


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2008年03月29日(土) ■むやみに批判することは、やがては人間関係に破綻をきたす、悲しい抵抗

むやみに批判することは、やがては人間関係に
破綻をきたす、悲しい抵抗のかたちです。
歳がいくにつれて辛辣になり、人のやることなすことにケチを
つけるようになった年配の人を、誰しも知っているはずです。
そういう人は、しまいには周囲から敬遠され、孤独の中で、
ますます辛辣になるものです。

あなたも、いつも他人の悪い面を見ていると思いあたるなら、
そろそろ批判をやめて、自分の胸に訊いてみましょう。
なぜ人の欠点をそんなふうに指摘しなければならないのか。
人がまちがっているからといって、
なぜ自分がそれにこだわるのか。



出典元 「ちょい不幸はクセになる」
著者名 アラン ダウンズ


人のやっていることを批判的にみているなぁ…
ケチをつけているなぁ…文句ばかり言っているなぁ…
気にくわないことばかり目につくなぁ…
などと、自分を振り返ってみると思うことがある。
切ないことだが、これは、自分の生き方のなかで
知らずに反射的に反応する習慣やクセになっていることが多い。

そして、これは、自分が意識して直していかないと、
いつまでも直らず、歳を重ねていくごとに強大になり、
抑えようがなくなってくる。

自分がこの習慣やクセを持っていると自覚しているなら、
なぜ、相手を批判的にみてしまうか、ケチをつけたくなるか、
気にくわないのか、文句を言いたくなるのか、
一度冷静に自分の心の中に問うてみるといいと思う。

もしかしたら、自分の思ったとおりにいかないので、
ただ、そう言っているだけかもしれないし、
自分の考えと違うのがイヤだけかもしれない。
過去から引きずっている問題が気になっているのかもしれない。
どんな答えが出てくるかわからないが、いずれにしても、
それは怖いことでも悪いことでもないので、
時間をとって自分の心に訊いてみてほしい。
まず、自分の習慣やクセを見つめてみよう、気づいてみよう。
そして、それを掘り下げて考えてみよう。
相手のことを反射的に批判したりケチをつける前に…

歳をとって、周囲から敬遠され、
孤独にならないように、今から気をつけよう。




■今日のおすすめ本 ↓
「そっとあなたの“欠点”を直してくれる本」

リチャード カールソン著

「小さいことでくよくよするな!」「あくせくするな!ゆっくり生きよう」
などの本で有名なアメリカの心理学者の書いた、
自分をさらりと、生きやすく変える100の方法が書いてある本。

タイトルが「欠点を直す」ですが、どちらかというと、
「人生をよい方向に軌道修正しよう」というニュアンスの内容です。



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2008年03月28日(金) ■できてしまえば何でもないことのようでも、極めるためには必ず相応の時間を要する

(お菓子作りの先生のことば)
「何でもないことのようですけど、ここに達するまでには
 ずいぶん試行錯誤して、4年も5年もかかったんですよ。
 ただし要領がわかると、スイスイと何でもできるようになって」

この言葉に触れたとき、私は心の中で、大きく頷いたものです。
きっと、1つのコツを生徒に伝授できるようなるためには、
何度も何度もクリームを泡立て、飾り付けをし、
失敗も繰り返してきたはずです。
お菓子の先生に限らず、職人さんのような何らかの
技術を極めた人は、誰でも同様の経験をしているでしょう。

できてしまえば何でもないことのようでも、
極めるためには必ず相応の時間を要するのです。



出典元 「「こころの目」で見る」
著者名 鈴木 秀子


専門の学校(料理や仕事がらみ)に行ったりして、
コツやヒント、ポイントなどを教えてもらうと、
そんな簡単なことがポイントなのか、これがコツなのか、
などといささか拍子抜けすることもあるが、
しかし、そう教えるまでになるためには、
失敗や試行錯誤を何度も何度も繰り返してきているはずだ。
そうしてつかんできて、自信を持って教えられるのだ。

それは、学校に限らず、仕事の仕方などでもそうだ。
自分だって、今のやり方を身につけるには、
何度か失敗したり、試行錯誤して、
仕事がうまくいくコツややり方を身につけてきたはずだ。
その裏には、苦しみやその人なりの工夫があったはずだ。

私は、その人がやってきたことや考えや教えを、
簡単に否定してはいけないと思う。
「なんだ、そんなこと」と思うことは簡単だが、
おそらくその裏には、その人なりの努力や試行錯誤や失敗があり、
そう教えるまで、まとまるまで、ことばにだすまでに、
相当の時間がかかっているのだと思うからだ。

今日のことばの本来の意味から少しずれているかもしれないが、
なんとなくこんなふうに感じたのだった。




■今日のおすすめ本 ↓
「幸せになる生き方のヒント」

濤川 栄太 著

著者は、こう言っています。
「「天はその人の欲するものより、その人に必要なものを与える」
 いいこと、嬉しいこと、幸運よりも、実に嫌なこと、逃げたい
 こと、困難を天をはよく人に与える。そことの格闘を通し、人間は
 大きくなり、強くなっていく。
 君に乗り越えられない困難など、天は与えはしない」




■「ぼちぼち日記」↓
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2008年03月27日(木) ■人は、心にゆとりがないと聞くことはできない

しっかりと認識しなければならないのは、
「人は、心にゆとりがないと聞くことはできない」
という事実だ。
 (略)

大事な考え、あなたにとって大切なこと、
特に価値観を伝えようとする時は、
相手が受け入れられる状態かどうかを見極めて、
もし相手が余裕がある状態だったら、
あなたの価値観をきっぱりと、力強く、明確に、
そして、あっさりと伝えることである。


出典元 「愛と癒しのコミュニオン」
著者名 鈴木 秀子


自分もそうだが、心にゆとりがないと、
人の話はとても聞けないものだ。
心に何か気になることがあると、そちらの方が気になって、
とても聞く気にならないし、聞いても上の空になる。
また、体調が悪いときもそうだし、
イライラしているとき、何かに熱中しているとき、
忙しくて、右往左往しているようなときもそうだ。

聞くと言うことは、普通のときでも難しいのに、
こんな状態のときには、聞いてあげたいと思っても、
なかなか思うように耳は傾けられない。
聞こうという積極的な気持にはならない。

つまり、そんなときは、
話すタイミングではないということだ。
人はいつでも、人の話を聞けるわけではない。
例えそれがとても愛する人でも…だ。
今まで自分が「話をあまり聞いてもらってない」
と思うなら、そのタイミングが適切だったかどうか、
振り返ってみてほしい。

例えば、その人は、口には出さないが、
上司に怒られて、落ち込んでいた日かもしれない、
やるべきことが多くあってイライラしていたのかもしれない、
どこか痛むところがあったかもしれない…
そんな日だったかもしれないから。

日を改めて、その人が落ち着いて余裕がある日なら、
ちゃんと聞いてもらえるかもしれない。
話を聞いてほしいときには、
いいタイミングをみつけてしよう。




■今日のおすすめ本 ↓
「話し方! こう変えればうまくいく パワートーク36の技術」

ジョージ・ウォルサー著

著者は、ビジネスコミュニケーションで幅広く活躍している世界的
な権威。言い方一つで、相手の対応が違ってくると言うことを一つ
ひとつ事例をあげて、ていねいに教えてくれます。




■「ぼちぼち日記」↓
「立派な石と道ばたの石」

比較することは嫌いだが、
ついつい比較してしまうものである。
あまりに、違うと、どうしても…ね。
今日は、そんな比較してしまった、石たちの紹介だ。


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2008年03月26日(水) ■私たちは他人を愛するとき、何らかの「見返り」を求めているものだ。よほどの

私たちは他人を愛するとき、
何らかの「見返り」を求めているものだ。
よほどの聖人君主か変り者でもないかぎり、それを通じて
自己愛が満たされなければ、相手を愛することは難しい。

逆に相手がこちらの自慢話を聞くなどして
自己愛を満たしてくれれば、相手の自慢話にも
耳を傾けることができる。

そうやってお互いに「心理的なニーズ」を満たし合う
ギブ・アンド・テイクの関係がなりたっていれば、
相手を自己中心的だと思うこともないわけだ。(略)

自己愛を満たしてもらわないと、
相手の自己愛を満たすこともできない。
お互いに甘えを受け入れ合うことが大事。



出典元 「人間音痴」
著者名 和田 秀樹


誰もが、マザーテレサのように、
無償の愛や純粋な愛をそそげるわけではない、
とこの本では言っているが、
正直なところ私もそう思う。

大人の人間関係では、
愛しているといっても、どうしても、
そこに損得は入り込んでくるし、
「見返り」だってほしいし、
自分のことも愛してほしいと思う。
「自己愛」だって満足させたい。
それでこそ、相手のことをもっと
愛することも出来ていくのだと思う。

また、いつも与えられてばかりいて、
こちらが返せなければ、それも居心地が悪く、
素直に愛せるものではないと思う。

人間関係とは、一方的なものではなく、
互いに与えて、返してもらって、
やってあげて、やってもらえて、
心を満たしてあげて、心を満たしてもらって、
そして、心がなんとなく通じ合って…
そんなことを育んでいくものではないかと思う。
互いの「自己愛」を大切に思いやって。




■今日のおすすめ本 ↓
「愛する自分 愛される自分」

秋山 さと子 著

心理学者の著者が女性向けに書いた本で、
「現代では「人から愛されたい」という気持ちは強くあっても、
「人を愛したい」という気持ちが欠落しているように思われる」
と言っており、そんな人たちに向けて書かれた、
「愛されること」「愛すること」について書かれた本。




■「ぼちぼち日記」↓
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ついつい比較してしまうものである。
あまりに、違うと、どうしても…ね。
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