ことば探し
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2008年06月08日(日) ■反発は行動パターンとして定着しやすい。これでは互いの意見の違いを検討しても無駄である。

反発は行動パターンとして定着しやすい。
どんな状況でもとりあえず反発することが
習慣となってしまうのである。
重傷になると、ありとあらゆることに反発するようになる。(略)

要するに、意見が違うから反発するとは限らないのである。
たまたたそのときに、抵抗したい、反発したいという
願望が押さえきれなくなっただけなのかもしれない。
それが一見、会話の相手への反発に見えるだけなのだ。(略)

相手が筋のとおらない抵抗をする場合は、
ほんとうの理由はべつのところにある。
面とむかって言えない理由から、あるいは、
相手自身もよくわからないまま反発しているのである。(略)

これでは互いの意見の違いを検討しても無駄である。
相手の反発は意見の違いとはまったく別のところからきている。
このような場合は、相手の反発がはたして意見の食い違いから
出ているのか、それとも無関係のところから出ているのかを
まず確認しなくてはいけない。



出典元 「「話し方」の心理学」
おすすめ度 5
著者名 ジェシー・S. ニーレンバーグ


自分のことを振り返ってみても、思い当たる節があるが、
この人から言われると、無性に反発したくなるが、
同じことでも、違う人から言われると、
素直に聴けて、頷けるということがよくある。

つまり、話の内容や意見ではなくて、
言われ方や、そのときの気分や、
話す人の好き嫌いによるものが大きいと思う。
また、話す人の常日頃の言動が、話す内容と、
大きく違っている場合にも、反発の気持ちを持つ。
そして、とても聴こうとは思えない。

もしも、相手の話に、無意識に反発感を覚えるなら、
また、相手から、何を言っても反発されるなら、
それがどうしてなのか、よく検討してみるといいと思う。
その話の内容や意見の食い違い以前の問題が
あるのかもしれないから。




■今日のおすすめ本 ↓
「「感情シグナル」がわかる心理学」

おすすめ度 4.5
 ジョン・ゴットマン著

例えば、こんなことが書かれています。
 1.私たちの感情はシグナルで伝わる
 2.自分の感情シグナルを見直す
 3.やってはいけない6つのこと
 4.感情の指令システムを理解する
 5.感情の自分史をさぐる
 6.感情を上手に伝えるスキルを磨く
 7.相手と分かち合える大切なものを見つける

調査、研究の積み重ねの上で書かれた、かなり科学的で実践的な
本です。最新の研究成果を踏まえたエクサイズも掲載されています。
少し専門的ですが、わかりやすくかかれているので、人間心理、
非言語コミュニケーションなどに興味のある方には、おすすめの
本です。




■「ぼちぼち日記」↓
「あやしいよね?あやしいよね?」

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2008年06月07日(土) ■家族や友人の提案に、心を開こう。身近な人こそ教えてくれる

もっとも身近な人々…
両親、夫や妻、子どもたち、友人から、
なにかを学ぼうとしない人が多い。
恥ずかしい?照れくさい?不安?

それとも、
「この相手から学べることは、もうすべて学んだ」
とでも思っているのだろうか?

もっとも身近な人たちは、私たちのことを
いちばんよく知っている。
家族や友人の提案に、心を開こう。
身近な人こそ教えてくれる。



出典元 「絵本 小さいことにくよくよするな! 」
おすすめ度 4.5
著者名 リチャード・カールソン


身近な人から学ぶことはとても難しい…
こちらのことをよく知っているし、
しかも、こちらのことをよく見ているだけに、
言われたくない痛いところをついてくるし、
言われたくないときにはっきりと言われたり、
余計なことも付随して言ってくる。
つまり、聴きたくないことが多い。

すると、責められていると感じ、気持ちがざわめき、
怒りの気持ちや、イライラが高じてきて、
さらに相手のことも責めたくなり…言い返し…
どうしても素直な気持ちで、そのことばを受け取れない。
耳を傾けられない。そして、
その相手から学ぶなんてとても出来ない…気持ちになる。

もちろん、身近な人の言っていることが、
すべて正しいとか、いつも学べるかというと、
そんなことは決してなく、感情にまかせて
互いに言い合っているときもある。

しかし、そのなかに、
「ああ、そうかもなぁ…そんなところはあるなぁ…」
「なるほど、そう見えているのか…」
「そんな考え方もあるな…」
ということも確かにある。
他人では、決して言ってはくれないこともある。

いつも、即座にすぐに否定するのではなく、
言い返すことばかりを考えず、
いったん、自分の中にそのことばを受け止めて、
本当は何を言いたいのか、そのことばにこめられた思いを、
感じ取ることが必要なのではないかと思う。
そして、それから、学んでいくことが大切なのではないかと思う。
自分のためにも、回りのためにも…




■今日のおすすめ本 ↓
「小さいことにくよくよするな!愛情編」

おすすめ度 4.5
 リチャード カールソン , クリスティーン カールソン著

著者は心理学者であり作家とその奥さん。
二人で「くよくよしないヒント」を教えてくれます。

今回は「愛情編」で、
「夫婦や恋人をはじめとする愛情関係のすべては、
 気分を明るくして視野を広げるシンプルな方法で、
 改善できると信じている」と言っていて、
そのための100のアイディアを教えてくれます。




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2008年06月06日(金) ■“どうでもいいこと”は大目に見る

“どうでもいいこと”は大目に見る

物事は大目に見るようにしなさい。
あなたには何ら害を及ぼさないような
態度や言動については、
とやかく言わないことだ。

見ていてイライラするかもしれないが、
そのようなことについて、
何かを言わなければならないなどと思ってはいけない。
ただ、ちょっと肩をすくめて忘れてしまうことである。


出典元 「「頭のいい人」はシンプルに生きる」
おすすめ度 3.5
著者名 ウエイン・W. ダイアー


この本によると、そのほか、人間関係を円滑にし、
静かな穏やかな自分でいるには、

 ○不快なことにいちいち過剰反応しない
  そのようなことにいちいち腹を立てない
 ○「違い」に目くじらを立てるのではなく、
  “共通項”を大切にする
  相手の、ありのままの姿を認め合う
 ○不毛な論争をしない
  論争は相手の頑なな心をさらに頑なにするだけ
  そしてこちらは、ただ徒労に終わって疲れるだけ
 ○“上手なウソ”を活用する
  何がなんでも事実を話す、という習慣を見直す
  自分の正直さ、正しさより、相手の立場も考える

などなどが大切だそうだ。

とかく小さなことや目先の出来事に気をとられ、
気にしがちだけど、大目にみよう。
小さなことを、がみがみいえば、逆に
こちらが小さな人間と見られてしまう。
もっと、大きな器の人間になろう。
もっと、自分の器を大きくしよう。
その方が、回りも自分もきっと生きやすい。




■今日のおすすめ本 ↓
「もっと気楽に生きるコツ」

宝彩 有菜 著

自分をしばっているクセがあると、自分が苦しいので、そのクセを
見直して、そのクセから自由になれば、生きやすくなると言って
います。
このクセとどう取り組めばいいか、クセと心の働きの関係はどう
なっているか、などを教えてくれます。
具体的な練習方法も書いてあります。

肩に力が入ってしまって、生きづらい方、もっと気楽になりたい
なぁと思う方にとてもおすすめ。
とても読みやすい本です。




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2008年06月05日(木) ■乗り越えた人に共通しているのは、すぐれた能力ではなく、粘り強さ

私たちはよく、大きな障害を乗り越えて
勝利を収めた人の話を耳にする。
そういう話を聞くと勇気が出てくるが、
それは、自分よりはるかにすぐれた能力の持ち主なのだと
思ってしまいやすい。
だが、彼らに共通しているのは、
すぐれた能力ではなく、粘り強さなのだ。


粘り強さとは何か。
どれだけ時間がかかり、どれだけ多くの障害が立ちふさがろうと、
必ず目標を達成するという強い決意のことだ。

あきらめたくなることもあるだろう。
障害が立ちふさがるたびに、
「こんなつらい目をするくらいなら、もっと楽しいことをしよう」
という思いが何度も心の中をよぎるかもしれない。(略)
そんなときこそ、粘り強さが必要になる。


出典元 「自信の法則」
おすすめ度 4
著者名 ジェリー・ミンチントン


誰かに何かをちょっと言われたり、何かが起きると、
すぐに、やっぱりダメかとあきらめたり、
がっくりときてやる気を失ったり、
いきなり自信をなくしたり…
そんなことがないように、
「粘り強さ」を身につけたい。

きっと、大丈夫、
もう少し、続けてみよう、
人は人、私は私、
ダメだとは限らない、
ともかくやってみよう、
やってみれば、何とかなる、
やってみなければわからない、
そんなことばを言い聞かせながら。

そして、一歩一歩でいいから、
前に進んでいきたい。




■今日のおすすめ本 ↓
「道は開ける」

D・カーネギー著

アメリカの講演家・著述家(1955年没)で、今でも根強い人気が
ある自己啓発書「人を動かす」の著者が、「あらゆる人間に共する
「悩み」の実態と克服法」を教えてくれる本。

著者自身が「悩める人」であり、そのために、悩みについてのあら
ゆる本(心理学、精神医学、哲学、宗教、伝記他)を読み、原則を
まとめ、さらに、同じように悩める人たちの話しに耳を傾け、その
原則を実際に応用してみて、そして手直しし、7年間かけて、エッ
センスをまとめた本です。つまり、かなり実践的なものとなって
います。




■「ぼちぼち日記」↓
「いろいろあるけど、とても元気」

いろいろあるけど、元気でいきいきがいいね。
ベランダの花たちもね。


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2008年06月04日(水) ■回り道を行く勇気を持て

《回り道を行く勇気を持て》

一本道は、進んでみるとすぐにわかるように、
ものすごくエネルギーと持続力がいるのである。

どんなせまい海峡でも、そこを船で渡ろうとするとき、
潮流や風向きを無視して、目的地までまっすぐに櫓を
漕ごうとしても、かえって時間と労力をロスする。
結果としてみれば、とんでもなく回り道をする。
漕ぎ手の能力がよほど優れていないかぎり、不可能な道である。

優れた道案内人は、前途に不安要因を感じたら、
進んだ道を引き返す決断力を持っている、迂回する勇気だ。
目的地にたどり着くためには無数の道がある。



出典元 「シンプルマインドのすすめ」
おすすめ度 3
著者名 鷲田 小彌太


「これしかない」「これで行く」と決めても、
その道を行く方法は、いくつもあり、「一本道」ではない。
大切なのは、その道の先にあるもので、
その先にあるものがしっかり見えていれば、
どの道を行ってもいい。

回り道をしても、寄り道をしても、
遠回りをしても、ときに迷ってもいいのだ。
大切なのは、その先にあるものを見失わず、
時間がかかってもたどり着くことだと思う。

思ったように道を歩めないときもある、
回り道ばかりだと思うこともある、
立ち止まってこの道でいいのかと、迷うこともある、
また、引き返さねばならないこともある…
しかし、そうしても、その先にあるものが見えていれば、
いずれそれに続く道につながっていく…

もっとも、その先にあるものが、ときとして、
見えなくなることや消えかかることもあって、
それを見失わないようにすることの方が、
もっと大切かもしれないが…

どちらにしても、行く道は、無数にある…
このことを忘れないようにしたい。




■今日のおすすめ本 ↓
「より道、わき道、散歩道」

おすすめ度 4
河合 隼雄著

日本の臨床心理第一人者の河合隼雄さんが書き下ろしたエッセイで、
「本道をひたすら一筋に歩むのではなく、より道やわき道にそれて、
 ふと考えてみることが、人生にはあんがい大切なのではないか」
と言っています。

ちょっと一休みする時に読んでみるといいかも知れません。
より道、わき道、散歩道も、なかなかいいかも…と
思わせてくれる本です。
じっくりと、味わって読んでみると気づきが多いと思います。




■「ぼちぼち日記」↓
「ちびレモンたちの闘い」

今度は、ちびレモンたちの闘いだ。
育つかなぁ…今まで育ったためしがないけど。


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