ことば探し
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2008年11月03日(月) ■人がお互いのためにできる最善のこととは、さりげないことなのかもしれません

人がお互いのためにできる最善のこととは、
さりげないことなのかもしれません。
毎日の生活を共にしていく中で、
思わず唇に微笑みをもたらしてくれるようなささやかなこと、
元気づけてくれるさりげないことが最高のプレゼントです。


良いこととというのは、
ときには、常識的で礼儀正しさだったり、
思いやりのある行動であったりもします。(略)

時には、ほんのささやかなことが
非常に大きな違いを生み出すのです。
ですから、
新聞売り場のおばさんに微笑みを投げかけてください。
会社の建物の中に荷物を運び入れている人がいたら、
手を貸してあげてください。
教会での打合せが終わったら、一番に立ち上がって
椅子を片づける人になってください。

誰もそのことに気づかないかもしれません。
気がついても、誰もそれを覚えていないかもしれません。
しかし、そういうささやかなことでも積もり積もって、
他の人の人生を幸せにするのに役立つのです。

それが良いことだというただそれだけを理由にして、
良いことをしてください。



出典元 「それでもなお、人を愛しなさい」
おすすめ度 4.5
著者名 ケント・M. キース


ハワイに「リブ・アロハ」というプログラムがあるそうです。
これは、ハワイで成功している方が中心になり、
「どうすればもっと思いやりがあって人に優しい地域社会を
 つくることができるだろう」
と、話し合って、誕生したプログラムだそうです。
その「リブ・アロハ」では、こんなことを実行して
行こうと決めているそうです。

●お年寄りと子どもを敬愛する
●どんな場所でもそこを離れるときは、前よりキレイにして
 立ち去る
●他人のためにドアを開けてあげる
●他人のためにエレベーターのドアを押さえてあげる
●何かを植える
●運転マナーを守る。他の車を優先させる
●異文化のイベントに参加する
●ショッピング・カートを所定の位置に戻す
●外気に触れて自然を楽しむ
●ゴミに気がついたら拾う
●お隣さんと分かち合う
●微笑みを浮かべる


ささいなことなんて、やっても無駄だ、損だ、
こんなことをやっても誰にも評価されない、
こんなことは、誰もやっていない…、
なんて思って、やればいいことも、すぐにできることも、
やらないですますことがあるが、それが、良いことであれば、
誰かの評価や、無駄かどうかなんてことは考えず、
自分の良心にそって、そして、これが誰かを
幸せにするかもしれないと考えて、やっていこう。

ささやかで、簡単なことでいい。
何かをしてもらったら素直に笑顔で、
「ありがとう」と言うことでもいいかもしれない。
良いことはやっていこう。
それは、自分の高めていくことにもまると思う。
そして、やってみると、気持ちがいいことだと思う。




■今日のおすすめ本 ↓
「運命を変える50の小さな習慣 」

中谷 彰宏著
おすすめ度 4

例えば、こんなことが書かれています。
 ◎受け取るときに「素晴らしい」と言おう
 ◎自分がどう見えるか、人に聞くのはやめよう
 ◎「何でもいい」と言わずに、自分で選ぶ
 ◎行き詰まったら「でも、OK」と言おう
 ◎「…さえあれば」と言わないようにしよう
 ◎損得よりも、納得で選ぼう
 ◎謝っている相手の話を最後まで聞いてあげよう
 ◎花の木や名前を覚えよう
 ◎イライラしている時には、イライラを人にぶつけない
 ◎嫌なことがあった時ほど、いいことをしよう
 ◎簡単にことを、1つでいいから続けよう
 ◎いつもの逆を、やってみよう

とても読みやすい構成で、大きな文字、文章も短くまとまって
いるので、すっきりと読み切れる本です。
本を読むのが苦手という方にもおすすめです。





■「ぼちぼち日記」↓
「大丈夫かなぁ…失礼ながら…」

なんて思った家のこと。
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2008年11月02日(日) ■休めと言われても休めないのは、休めないのは、自分の限界を認められないから

休めと言われても休めないのは、
自分の限界を認められないから。
限界を認められないのは、精神的に疲れているから。


精神的に元気なときであれば、
自分に限界があるということは受け入れやすい。
ところが、精神的に疲れて自信がなくなってくると、
自分の限界に目を向けることが難しくなる。
自分がダメな人間だという自分の考えを
再認識しているようで、辛くなるからだ。
そうしたときに、医師に限らず、周囲の人から
休んだ方がよいと、言われてしまうと、
がんばれない弱い人間だと宣告されたかのように
受け取ってしまう。

自信をなくしているときこそ、自分の限界を認めて、
弱くなっている自分をいたわることが大事になる。
あまり無理せずちょっと立ち止まって、
自分に対するバランスのよい見方を取り戻すように
努力してみよう。



出典元 「こころの健康学」
おすすめ度 4
著者名 大野 裕


まゆの感想 休むことに、妙に罪悪感を持っている人がいる。
まるで、休んだら、自分の価値が下がるとか、
自分には休む資格はない、と思っているかのように。
もちろん、何か違う休めない事情があるのかもしれない。

しかし、疲れていそうな、その人を見ている周りには、
「休んだ方がいい」とはっきりわかるし、
別に、休んだから、価値が下がるなんて思ってもいない。
逆に、疲れるようすがありありとわかるのに、
休まず働かれると、こちらの方も、休めなくなり、
休んでいることに、居心地の悪さを感じることもある。

休めるときには、休んでいいときには、ゆっくり休みをとろう。
ゆっくり休んで、身体を休めてあげよう。
いつも頑張ってくれる身体に感謝して、いたわってあげよう。
ゆっくりと休んで、疲れをとって、エネルギーを取り戻し、
笑顔と余裕を取り戻そう。
元気になったあなたをみる方が、周りは幸せな気持ちになると思う。




■今日のおすすめ本 ↓
「「疲れがなかなかとれない」と思ったとき読む本」

姫野 友美著
おすすめ度 4

心療内科医で、ストレス症状の分析や治療の専門家である著者が、
教えてくれる、疲れ対処方法。
厚生労働省が行ったアンケートでは、疲労を感じている人が、6割
強(3人に2人)もいて、「身体の疲れ」だけではなくて、集中力
が低下した、やる気がでないといった「心の疲れも」も訴えている
そうです。特に、最近では、寝ても疲れがとれない「慢性疲労」の
症状も増えているとか。




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2008年11月01日(土) ■定期的にこころの大掃除をして、満足できなくなったものを捨てることが必要だ

前の日に出たこころのゴミを整理して、
次の日の経験に役立てる。
この作業をあなたはどのくらいやっている?

定期的にこころの大掃除をして、
古いゴミやもう自分に合わなくなったもの、
満足できなくなったものを捨てることが必要だ。


自分の栄養となるような、
ポジティブで素敵な考えを磨きあげて、
もっと生活に生かすことをあなたも望んでいるはずだ。

苦痛に満ちた古い思い出の扉は閉ざしてしまおう。
昔の傷や、許せないと自分で思い込んでいることにも
扉をとざしてしまおう。


出典元 「こころがやすらぐ本」
おすすめ度 ※おすすめ度について
著者名 ルイーズ・L. ヘイ


こころに深く根付いている、
とても許せないことこころの傷や、
忘れられないイヤなこと、はずかしいこと、
など、誰でも1つや二つは持っているはずだ。
もしかしたら、こころの中が
そんな思いでいっぱいの人もいるかもしれない。
そして、不幸な思いや、怒りで
いっぱいになっているかもしれない。

それは、おそらく、持っている人にとって、
大切ななにかなのだろうから、そんなに簡単には、
手放したくないし、手放せない思いなのだと思う。
それが、生きるエネルギーになっているかもしれない。

しかし、そのためにもし、いつも、
笑顔を忘れてブスッとし、眉間にしわをよせ、
面白くない気分、不幸感にとらわれているなら、
そして、
「こんな思いがあるから、○○を許してはいけないから、
 私は、笑ったり、楽しい気分になってはいけない。
 幸せな気分になんかなっちゃいけない!」
と、こころの中で思っているなら、それは、
そんな思いが、ゴミとなり、重くなりすぎている証拠だと思う。

もしも、どうしても、そんな思いから離れられないなら、
せめて、休みの日や、気持ちのいい日だけでも、
その思いを手放して、その思いの荷物を下ろしてみよう。
「今日は、そんな許せないことも、怒りも、
 いったん、忘れて、楽しく過ごすぞ〜」
と、覚悟してみよう。
そして、そんな日は、笑顔を取り戻そう。
怒りも、下におろして、大きな気持ちになろう。
楽しい気分を取り入れよう。




■今日のおすすめ本 ↓
「こころが軽くなる 気分転換のコツ」

大野 裕 著
おすすめ度 5

いろいろな角度から、人間心理をとらえていて、なるほど、
自分でこう思い込むから、にっちもさっちもいかなくなるのか、
こう考えれば、ちょっと楽になるのか…なと、発見がいっぱい
あるとてもいい本です。
本当におすすめの本です。ぜひ、一読を。





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2008年10月31日(金) ■みんな120%の力を出そうとしてしまう。そこに落とし穴がある。

ブルペンから観察して気づいたのは、大試合で
ブルペンから出ていった投手が次々に打たれているのは、
みんながみんな、自分が持っている力以上のものを
出そうとしていることが多いからということだ。
大試合だけに必要以上に力が入り、
みんな120%の力を出そうとしてしまう。

そこに落とし穴がある。

自分の力以上のものを出そうとすると、
結果的に余分な力が入り、自分の投球ができなくなってしまう。
自分の力を100を基準として考えるなら、
プラス20の力を出そうとするよりも、
マイナス20、つまり力をセーブして80の力で勝負した方が、
勝負に勝つ確率は高くなる。

自分の力が暴走してコントロールできなくなるのと、
コントロールして狙い通りの投球をするのを比べた場合、
確率論で言えば、僕は80の力を出す人間の方が
勝つ確率が高いと思うのだ。
なぜなら、80の力で勝負しようと心がけていると、
結果的には100の力を出しているケースが多いからである。



出典元 「超一流じゃなくても「成功」できる」
おすすめ度 4.5
著者名 長谷川 滋利


いい場面、大切なとき、ここぞというときには、
失敗したくなくて、いいところを見せたくて、
どうしたって100%の自分の力、うまくいけば
120%の力を見せたいと思うのではないだろうか。

そして、そのために、
無理したり、力が入りすぎたりして、空回りし、
結果的にうまくいかないことが多いのではないだろうか。
もちろん、それで、うまくいく人もいるとは思うが、
それは、かなりその時の運に左右されるように思う。

今の自分の80%見せられればいい、
今の自分の力の80%くらいでいこう、
自分の言いたいことの80%で抑えよう、
というようなマイナス20%のセーブを
考えられる人は少ないのではないかと思う。
そう考えられる人は、自信がある人であり、
そう実際にできる人は、とても勇気がある人ではないかと思う。

うまく表現できないのだが…
これからは、マイナスの美学、引きの美学、
セーブの勇気、そんなものを持ちたいと思う。




■今日のおすすめ本 ↓
「「抜く」技術」

上原 春男 著
おすすめ度 5

例えば、こんなことが書かれています。
 ○より強く押すための引く技術
 ○生命も力をゆるめることで生まれてくる
 ○生活の中の「すき間」は生きやすさのコツ
 ○「我という力み」をいかに抜くか
 ○商品陳列は「何を並べないか」を考える
 ○力を絶妙にかわした先人たちの知恵
 ○人間は成長すればするほど力みが抜ける
 ○逆境でこそ周囲に礼を尽くす「引く姿勢」

久しぶりに読んだ「大人の考え方、生き方」といった本で、
私はとても好きな本です。おすすめの一冊です。




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2008年10月30日(木) ■人間の苦しみには次の4つがある

近代ホスピスの創立者である
シシリー・ソンダース(イギリスロンドン1918年生まれ)は、
人間の苦しみには次の4つがあると紹介しました。
「肉体的な苦しみ」「精神的な苦しみ」
「社会的な苦しみ」「スピリチュアルな苦しみ」です。


「肉体的な苦しみ」は、病気やけがなどによって起こる
身体的な痛みで、お腹が痛いとか息苦しいとかといったもの。

「精神的な苦しみ」とは、対人関係などから起こる
悩みや苦しみで、気持ちをうまく伝えられないとか、
喧嘩や言い争いをしてしまったことに対する後悔など。

「社会的な苦しみ」は、対社会的関係から起こる
悩みや苦しみでお金がないとか、学校や会社で成績が
上がらないとか、実績が認められないとかなど。

「スピリチュアルな苦しみ」は、
「自己の存在と意味の消滅から生じる苦しみ」で、この
苦しみから発せられる問いは「答えのない問いかけ」で、
例えば、「どうして私が?」という問いかけです。
つまり、人間としての存在を失い、その理不尽な思いから
答えることができない問いかけに対する苦しみです。
(1部略しました)


出典元 「苦しみの中でも幸せは見つかる」
おすすめ度 4
著者名 小沢 竹俊


今、自分が持っているいちばんの苦しみは、
いったいどれだろうかと、当てはめてみると、
答えがでない苦しみ、答えることができない苦しみで、
「スピリチュアルな苦しみ」が当てはまるように思う。
自分の存在を問う苦しみ…そんな苦しみなような気がする。
もちろん、他の苦しみもあるが、
それは、自分次第で、どうにかなりそうな、
答えが出せそうな、苦しみと思える。

この「スピリチュアルな苦しみ」は、
実は、日常生活や身の回りにたくさんあり、だから、
「人には答えることができない問いかけ、苦しみがある」
ということを知っておくことが、大事だということだ。

つまり、解決できる苦しみばかりではなく、
解決できない苦しみや、答えがない苦しみもあり、
それは、自分の存在を問うものだったり、
自分の命に関わる根元的な苦しみで…
こんな苦しみと、生きている以上、
なんとか、つき合っていくしかないのだと思う…
そして、いつか…
その苦しみの意味がわかれば、いいなと思う。




■今日のおすすめ本 ↓
「人生の意味を知るスピリチュアル・セルフ」

著デビー・フォード
おすすめ度 4

人には自分で作り上げたストーリーがあり、人は、そのストーリー
にそって生きがちだけれど、そのストーリーは誰か、例えば両親や
周りの期待や教えなどによって出来上がってきたものが多いと言い
ます。そして、そのストーリーに縛られ、生き辛くさせている原因
にもなっているとか…

そんなストーリーにがんじがらめにされずに、もっと自分自身を知
り、自分の足で歩くことが大切だと何度も教えてくれます。
それぞれの区切りの章に「癒しのステップ」というエクササイズも
あるので、やってみるといいと思います。





■「ぼちぼち日記」↓
「そうだよね、違うよね〜ああ、よかったぁ」

事実がわかって、ほっとしたこと。
たいしたことじゃないけど、気になると気になるたちなので…


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