この未亡人の話を終える前に、彼女のお気に入りの 祈りの言葉を引用しないわけにはいかない。
「過ぎた富を望みはいたしません。 神さま、必要なものだけをお与えください。 また、悲しみや苦しみから解き放たれたいとも思いません。 ただ、それを英知に変える術を、この世の摂理にかなった 生き方に私を従わせる英知に変える術を、 どうかお示しください。
すべての人間に等しく授けられてはいないものを、 望むこともいたしません。 他人から傷つけられたときには、 私には相手を許せる強さを、 相手の人たちには行いを悔い改める栄光をお与えください。
最後に、私が生きるうえでどんな状況にあっても、 その状況を読みとり、的確な対応ができるように、 お導きくださいますように…」
出典元 「自己実現」 おすすめ度 3.5 著者名 ナポレオン・ヒル
この未亡人は、戦争で夫を亡くし、その後、 3度も大手術をしなくてはいけなくなり、 そのために住む家を手放し、しかしながら、 身内(二人の息子、兄姉)は、養生をしようとする 未亡人を誰も受け入れてはくれなかった。 そこで、教会が、一時的に宿を提供してくれる 親切な人を見つけ、そこに住むことになったという。
こんな状況から、その未亡人は、学び努力し、 そして、アメリカ大統領から政府機関での女性としては、 最高の地位にまで任命されるようになったというのだ。 その未亡人の祈りの言葉である。
「挫折感、悲しみなどは、それを経験する人にとって すばらしいものにもなれば、致命的な失敗にもなる。 その人にとってどちらの状況になるかを決めるのは、 ひとえに状況に対する心構え次第である」 と、この本では結んでいる。
自分の祈りの言葉を持つことは大切だと思う。 生きていくには、いろいろとあるから、 その時に、自分を失わないように、 自分の道を見失わないように、 自分なりの祈りの言葉を持っている方が、 支えられ、助けられて、強く、 そしてやすらかに生きていけるように思う。
この祈りの言葉を心に刻んでおこう… こんなふうに祈っても、心は乱れると思うけれど、 祈りは持っていたいから。
■今日紹介した本 ↓ 「自己実現」
著者は、こう言っています。 「あなたが自分にふさわしい生活をし、バランスのとれた人生を 満喫するためには、あなたは変わる必要がある、という事実を 認識し、受け入れる準備をしていただきたい」
自分の本当の成功をつかむためには、自分を見直し、改め、人間を 理解し、やるべきことをし、恐怖と戦い、宇宙の法則を守るなど など、基本的なことがしっかりと書かれています。
■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「夜は夜で…これって大丈夫なのかなぁ?」
夜に見つけた、 「これって大丈夫なのかなぁ?」 なんて思ったものだ。 少なくても、触っちゃいけないね。
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| 2009年01月27日(火) |
■先を読み、流れを感じ取る上での重要なポイント |
たとえばイカダに乗って川下りをすれば、 川がひとつの流れで出来ていないことがすぐにわかります。 流れが急に速くなっているところ、淀んでいるところ、 多くの流れがぶつかって複雑な流れをつくっているところ、 さまざまな流れがあるのに気がつきます。
いろいろな流れが合わさってひとつの川をつくっているように、 流れをとらえるには無数の小さな流れがいっしょになって、 全体の大きな流れになっていることを感じ取らねばいけません。
つまり大きな流れを感じ取ろうと思えば、同時に、 小さな流れも気がつかなければいけないということです。 その瞬間は小さな流れでも他の小さな流れと徐々に いっしょになっていき、やがて全体の流れを変えてしまうほどの 大きな流れになるのです。(略)
先を読むのが上手な人は、大きな流れを的確にとらえながら、 その中に芽生えている小さな流れも見逃していないはずです。 人が気がつかないようなちょっとしたサインから 変化の流れを読み取っているのです。 先にある大きなものを見ながら、 身近にある小さなものも同時に見ているのです。
“大きくとらえて小さなものにも気がつく” これが流れを感じ取る上での重要なポイントです。
出典元 「運に選ばれる人 選ばれない人」 おすすめ度 4.5 著者名 桜井 章一
また、この本では、こうも言っています。
「ふだんから細かなことに気づく感性があれば、いざ、 麻雀を打つ際にも勝負の細かいアヤが見えるのです。 麻雀の中だけで気づいて勝てばいいんだと思っている人は、 麻雀以外で気づく練習をしている人にかないません」
大きな流れや大きなことばかりに目を奪われずに、 ふだんの小さい流れや細かいことにも目を向け、 それらに気づき、全体として見ていくことが大事だということだ。
しかし、小さな流れ、細かいことといっても、 これは神経質で、重箱のスミをつつくなようなことでなく、 あくまで大きな流れを見て、全体的な流れの中で、 その中で、見ていくことが大事ということだ。
大きな流れや大きなことばかりが大事なのではなく、 また、小さな流れや小さなことばかりが大事なのではなく、 その両方を見ていくことが大事で、それが、 自分の本当の力、総合力ともいえる力になっていくのだと思う。
■今日紹介した本 ↓ 「運に選ばれる人 選ばれない人」
著者は多くの小説や劇画などの主人公になっている、20年間無敗 の超絶的な強さを持った麻雀の天才。その天才が麻雀という勝負 人生から学び考えた運とツキの話。 麻雀で、自分の運の生かし方、運のつかみ方、相手の運の量、 などを見極めそれを操ってきた方の話だけに、かなり説得力と、 迫力があります。今までの運の考え方を変えたいとき、もっと 強力にしたいときにおすすめの本です。
■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「これまた、何だろうね?本当にいろいろいるね〜」
道ばたで見つけたのだけど、こんなことをしても いいものだろうか…でも、気持ちはとってもよくわかるけど… どうなんだろう…気持ちは通じるだろうか?
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| 2009年01月26日(月) |
■反対されることを期待して、相談していないか? |
反対されることを期待して、相談していないか? 反対されて、内心ホッとしていかないか?
相談する人の大半は、 反対してくれることを望んでいるのです。 反対されることで、 行動に移さない言い訳を作りたいのです。 「そうか、仕方ないな」と、 がっかりしながら、内心ホッとしているのです。
世の中には、「やめた方がいい」と 反対してくれる人がたくさんいます。 そのほうが、親身になっているような 気分に浸れるからです。
反対されることを期待している人と、 反対してくれる人が大勢いるから、 ほとんどの人が何もしないで終ります。
出典元 「運命を変える50の小さな習慣」 おすすめ度 4 著者名 中谷 彰宏
何もやってない、やってもみない人に相談すると、 「やっても無駄、やるだけ無駄、 失敗するよ、しないほうがいい」 という答えが返ってきて、 がんがんやっている人に相談すると 「やってみた方がいいよ、やってみないとわからない、 なんでも経験だよ」 という答えが返ってくるといわれている。
また、相談の答えは、どのあたりで相談するか、 まったくの入り口でするか、 片足を踏み入れてからするか、 すっかり中に入ってからするか、 のタイミング、内容によっても違うように思う。 例えば、 「こんなことを考えているけど、やった方がいいか、 やらない方がいいか、どう思う?」 「こうしたいと思うのだけど、どうしたらいいと思う?」 「もっとこうしていきたいけど、 どんなやり方がいいと思う?」 の答えが違うように。
しかし、だいたい「それをする!」と自分で 固く決意しているときには、あまり人に相談しない。 相談して反対されたり、水を差されたりするのがイヤだからだ。
どんな相談をするか、何を相談するか、 その相談で自分が何を得たいか… 同じ相談をするなら、前向きの相談をしたいと私は思う。
■今日紹介した本 ↓ 「運命を変える50の小さな習慣 」
例えば、こんなことが書かれています。 ◎受け取るときに「素晴らしい」と言おう ◎自分がどう見えるか、人に聞くのはやめよう ◎「何でもいい」と言わずに、自分で選ぶ ◎行き詰まったら「でも、OK」と言おう ◎「…さえあれば」と言わないようにしよう ◎損得よりも、納得で選ぼう ◎謝っている相手の話を最後まで聞いてあげよう ◎花の木や名前を覚えよう ◎イライラしている時には、イライラを人にぶつけない ◎嫌なことがあった時ほど、いいことをしよう ◎簡単にことを、1つでいいから続けよう ◎いつもの逆を、やってみよう
とても読みやすい構成で、大きな文字、文章も短くまとまって いるので、すっきりと読み切れる本です。 本を読むのが苦手という方にもおすすめです。
■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「こんなものが、道ばたにさりげなくあるとはね…」
ちょっとびっくり。 でも、あるんだな、こんなものが道ばたに…ね。 だから、ウォーキングは楽しめるんだな。
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| 2009年01月25日(日) |
■信頼の反対の不信はどんなところからうまれるのでしょうか |
信頼の反対の不信はどんなところからうまれるのでしょうか。 多くの場合は、相手の実力に対して 高すぎるハードルを設定し、高い立場からのギャップ、 未達成の部分を見る姿勢から始まります。
親や教師や上司は、子供、生徒、部下に比べて 知識や経験が豊富です。 すると、その立場からものを見るわけですから、 どうしても相手を低くしか見えません。
不信感を持つ場合のメッセージにはある種の特徴があります。 「タラ」「レバ」を使うことです。 「あの子がもう少し素直だっタラいいのに」 「整理整頓をしっかりやレバいいのに」
「タラ」「レバ」を卒業しない限り、信頼は不可能ですし、 そのようにみている自分の精神的な安定もありません。 信頼することは、相手ばかりだけでなく、 自分自身のためにも必要なのです。
出典元 「勇気づけの心理学」 おすすめ度 4 著者名 岩井 俊憲
相手の今の実力や経験、体験をどのように見るか、 どのように判断するか、評価するか、 今の自分と同じ程度までと望む気持ちで見るか、 相手の実力を、そのまま認めるか。
仮に年齢が上でも、その経験や体験がなければ、 仮に知っていても、それを活かしてこなければ、 どんなに、自分はできるから、まわりの他の人もしてるからと 相手に期待しても、実力も経験も伴っていないのだから、 相手が期待通りに返してくることはないと思う。
しかし、今の相手を冷静に見ることがなかなかできず、 (見ているつもりでいても) このくらいはやれるはず、やってくれるはずと、どうしても、 相手に対して過剰な期待や実力を求めてしまいがちだ。
そして、それが期待はずれに終ると失望し、 「タラ」「レバ」を使うようになってしまう。 「やってくれタラいいのに…」 「もっと、やってくれレバいいのに…」と。
こうなると、相手に対する失望や不満ばかりが大きくなり、 相手が持っている、自分とは違う実力や経験も見えなくなり、 ただただ否定して、不信感ばかりが大きくなってしまう。 こうなると、自分も相手も不幸だ。
ひとまず、「タラ」「レバ」の思いを脇において、 相手の本当の実力や持っているよさを、再認識してみよう。 きっと、そういうものが見つかると思うから。 きっと、ちゃんとできていることもあると思うから。
■今日紹介した本 ↓ 「勇気づけの心理学」
アドラー心理学を基づくカウンセリングやその養成を行っている 著者が、勇気づけるということの考え方、その方法などを具体的 に教えてくれる本。 少し専門的な本なので、心理学の基礎知識がある方の方が読みやす いと思います。実践編では、ケーススタディなどもあり、具体的 なやり方を知ることもできます。
■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「汚れた服のあの不思議な女性は、もしかしたら…」
あの汚れた服は、もしかしたら… こんなふうに誰かを助けるか何かして、 汚れたものだったのかもしれないなぁ… きたないからイヤだ、なんて 思ってしまったなぁ…悪かったなぁ… あの人は、もしかしたら… 私はあれこれ、考えた。
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| 2009年01月24日(土) |
■自分の気持ちを人に伝えるということは意外にこまめな作業です。 |
人に対して好意・感謝・敬意の念があるにもかかわらず、 言語で上手に表現できない人がいます。 頭を2,3回下げるのが精一杯というわけです。
こういう人は、葉書とか手紙で心情を伝えることです。 たとえば、ご馳走になった、駅まで車で送ってもらった、 就職の世話になった、原稿に目を通してもらった、 病院を紹介してもらった、身の上相談にのってもらった などのあと、礼状を出すことです。 こういう場合に何の反応も示さないから 人に正しく理解してもらえないのです。
つまり自分の気持ちを人に伝えるということは 意外にこまめな作業です。 仲間と同じ能力を持っているのに、自分だけが認められないと ぼやく人は多分、日ごろのフィードバックが足りないから ではないかというのが私の推論です。
出典元 「心を伝える技術」 おすすめ度 4 著者名 国分 康孝
まゆの感想 この本によると、うまく心情を伝えることができない人は、 以下のことをしてみるとよいということです。 (一部をまとめました)
○文章が苦手だという人は行動で。態度で示す (例/こちらから出向いていって挨拶する、 酒をつがれたら、こちらも返す、 その人が知りたがっている情報を探して渡す) ○口が重いし、行動を起こさない人は、プレゼント、贈り物をする できれば、贈ってよろこばれるものを。 ○口も重い、ペンも重い、腰も重い、足も重いという人 つまり「不精者」は、よほど一念発起して自己改造しないと、 人に正しく理解してもらえない。
今だったら、お礼にメールという手ももちろんあるが、 メールは、簡単に手早く送れる分、1つことばを間違えると、 とんでもない誤解や、真意が伝わらないこともあるので、 使い方に十分注意したいところだ。
ともかく、人に対して好意・感謝・敬意の念があるなら、 何らかの形で伝えること、フィードバックが大切だということで、 それも、何かをしてもらったあと、感じたあと、すぐに、 こまめに伝えていくことが大切だということだ。 ○○が終ったら、ゆっくりする、などと思うと、 どんどん遅くなるので、これからは早めにしたいと思う。
■今日紹介した本 ↓ 「心を伝える技術」
例えば、こんなことが書かれています。 ○自分を伝えることは厚かましいことではない ○正直でありさえすればよいものではない ○老婆心のある表現が人を動かす ○場面に応じたスピーチを心がけよ ○親切心の出し方にはルールが4つある ○文章表現のコツが3つある ○自己主張の仕方には6通りある ○わがままと自己主張はちがう
心理学の観点から書かれていて、発見のある本です。 ポイントがまとめて書かれていて、わかりやすいです。 じっくりと読んでみることをおすすめします。
■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「汚れた服のあの不思議な女性は、もしかしたら…」
あの汚れた服は、もしかしたら… こんなふうに誰かを助けるか何かして、 汚れたものだったのかもしれないなぁ… きたないからイヤだ、なんて 思ってしまったなぁ…悪かったなぁ… あの人は、もしかしたら… 私はあれこれ、考えた。
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■ブログランキングに参加しています。 「ポチッ 」↓と押してご協力お願いします。 まだ、うんと下っ端なので、よろしくお願いします。 <(_ _)>
■アファメーション毎日変わります! 自分にぴったりのアファメーションを見つけてみませんか? 現在700個のアファメーション登録しています。↓ 「http://www.kotobasagashi.net/」
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