ことば探し
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2009年02月24日(火) ■「仕事ができる人/できない人」「明るい人/暗い人」

人間は他人を見ると、つい
「仕事ができる人/できない人」
「仕事の速い人/遅い人」
「明るい人/暗い人」
と軸を設けてその人を2種類に分け、二者択一の
どちらかにカテゴライズする傾向があります。(略)

「この人はいろいろな側面があってわかりにくい…」
と脳が判断保留状態に陥るよりも、
「この人は暗いけど、仕事はできる」といった具合に、
デジタルに判断して、自分の脳の引き出しに閉ってしまう方が、
いろいろと対応しやすいというわけです。

ただしその一方で、こんな具合に
デジタルな二者択一のかたちで他人にレッテルを貼って
判断することに慣れてしまうと、その相手の存在を
本質的に承認してあげることは難しくなります。(略)

まず、他人を「複眼的」に見る必要があります。
その人にはいろいろな側面があり、いろいろな経験をしており、
いろいろな人とのかかわりの中で生きてきているんだ、
そう思ってあげることが重要です。



出典元 「コーチングのプロが教えるプレゼンスマネジメント」
おすすめ度 4.5
著者名 鈴木 義幸


もし自分が二者択一で判断されているとしたらどうだろう。
例えば、仕事ができる、できないだけではなくて、
「いい人/悪い人」「好きな人/嫌いな人」
「能力ある人/ない人」などなど。
このどちらかに、単純に判断されたら
たまらないと思わないだろうか。

しかし、自分がされたらたまらないけれど、案外、
自分は平気で普通にこんな判断をしているものだ。
その方が、何となく気持ちが落ち着き、割り切れ、
相手のことを深く考えなくてもすむからだ。

その人のことを「複眼的」「総合的」に見るのは、
手間も時間もかかり、そして脳も使う。
時間がない現代人は、そんなことに時間はかけたくなく、
そうした結果、その人をもっと深く理解したばかりに、
自分も巻き込まれ、面倒になりそうで怖くもあるのだと思う。

人は、その見せている一面だけではない。
その見えている部分だけではない。
仕事はできなくても、日曜大工はプロなみかもしれない。
いつもその人の裏に、その人なりの歴史があり、
そしてその歴史の重みはひとりひとりに確かにあるのだ。

もちろん、そうわかっていても、
時に二者択一の判断をすることもある。
そして、その方がいい場合もあると思う。
しかし、その人にはその人の歴史があるということだけは、
いつも忘れず、尊重してあげたいと思う。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「こんなことしちゃ、いけないと思うな!」

と、怒りでいっぱいになったけど、その割りに、
何もできなかったこと…

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2009年02月23日(月) ■同じような失敗を繰り返すタイプの人とは?

「あれは運が悪かったからだ、私はああはならない」
と考えるタイプがいる。
これではどんな失敗からも知識化、教訓化できないから、
同じような失敗を繰り返すことになる。


人間は見たいところだけを見る。
自分がそうなると怖いから、最悪のシナリオは考えない。
そういう人は、自分が前方不注意で車をぶつけても、
出会い頭の不運な事故だったと自分に言いきかせる。
駐車違反やスピード違反で捕まっても、
罰金制度をののしり、身の不運を嘆く。

弁解、言い訳、責任転嫁をいくらしたところで
問題は解決しない。問題を解決するには、
真っ向からこれに取り組むことから始めるべきである。
自分に非はなかったか?
自分自身が当事者になって分析することなしに、問題点の
把握、対策、改善、改良、革新はあり得ないのである。



出典元 「失敗の予防学」
おすすめ度 4
著者名 中尾 政之


ある経営トップは、問題が発生したら、
すべて自分の責任と考えるようにしていると言う。
なぜなら、
「自分が悪いと考えれば、即座に対策を考えます。
 人のせい、環境のせいにしていたら、
 ワンテンポ、対策が遅れます」
からで、企業においては、このワンテンポの遅れが、
致命的打撃となることもある。

この本ではさらにこう言っている。
「売り上げが上がらない理由を不景気のせい、政治のせい、
 お客のせいにしていたら、根本的な解決策など浮かぶはずがない。
 売り上げの減少は自分の責任だと、とらえることができれば
 必死になって対策を考えようとする」


企業でもそうだが、自分のことだってそうだ。
誰かのせい、何かのせいにばかりしていたら、
根本的な解決策など本気で考えたりしない。
自分は悪くないし、考えて何か対策をするのは、
周りの人だから…そう思えてきてしまう。
自分がそう思っていれば、周りだってそう思う。
そして、堂々巡りで、同じような失敗を繰り返す。

自分にとって都合のいい、見たいところを見たいし、
自分に都合の悪いところなんて見たくない。
自分にも責任がある、なんてとても思いたくない…
こう思って自分の責任から回避しているうちは、
誰かのせい、何かのせい、にしているうちは、おそらく、
その問題が、いい方向に解決していくことは決してないと思う。
全部を自分の責任と思わないまでも、当事者意識は持ち、
その問題に、自分なりに取り組んでいきたいものだ。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「現実は、一方からだけでは見えないんだね」

いろいろな話を聞いてみて、こちら側だけから見ていては、
何の根本的な問題解決にはならないと実感した話。

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2009年02月22日(日) ■人間とは、人の間を生きているから、かならず、人との関係が生じます。

人間とは、人の間を生きているのです。
ですから、かならず、人との関係が生じます。
人それぞれ価値観の違いを知らされます。
それが親兄弟であったり、一生を共に生きると決めた
配偶者だったりして苦しむのです。

わたしたちは、こんなふうに自分がさらされて、
自分の弱さ、不甲斐なさを知らされます。
それらを見直し、さらされた自分を認めることが、
変われる自分づくりの始まりということです。(略)

「無事これ名馬なり」とのことわざがあります。
病気もケガもなく、何ごともないのが本当の名馬、
といった意味ですが、人間の場合は、そうでもありません。
人間はつまずきながら、多少のケガをしながらも、
七転び八起きで生き抜いてこそ、人生の真理を知るのです。



出典元 「スピリチュアルヒーリング」
おすすめ度 3.5
著者名 三沢 栄高


人間関係は…好むと好まざるに関わらず、いろいろある。
その関係の中でもまれ、学び、気づき、覚えていく。
その中で、仮に、人間関係がいくつかダメになっても、
それは、そうしたものなのだと思う。

大切なことは、ダメになっても、
また起きあがって人間関係を受け入れ、
またダメになっても、また起きあがって受け入れて、
最後に起きあがって、笑顔でいられればいいのだと思う。
何回かは、ダメになり、転んでこそ、
少しは人生の真理を知れるのかもしれない。
1度か2度、ダメ(転んでも)なんてまだまだなのだ。

ダメになった、あるいは、転んだ数だけ、
何かを覚えつかみ、強く確かなものにしていく…
そうであればいいなぁと思う。
人間関係だけでなくて、いろいろなことも。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「いろいろな疑問が解けてきた、でもその先には…」

住宅街で大騒ぎする鳥たちをどうにかするには?
そんな方法があるのね…ただ、その実態を知ると複雑に…

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2009年02月21日(土) ■「我慢の人生をおくる」ことが、正解でしょうか?

「我慢の人生をおくる」ことが、正解でしょうか?
ある程度ならば我慢はできると思いますが、
人それぞれ堪忍袋の大きさが違います。

それに「我慢している」といいますが、
逆の立場の人からすると
「我慢させている」ということもあります。
つまりお互いが我慢比べをしていて、お互いが
「我慢している」と思い込んでいるのです。

相手のことを思いやる心の余裕が少しあれば、
「あの人も我慢しているのだな」と思えるのですが、
自分のことで精一杯だと、
「自分ばかりが我慢させられている」と思ってしまいます。
そしていつか、堪忍袋の緒が切れてしまいます。(略)

自分の立場や境遇のみに目を奪われていると、
被害者意識のみが強くなり、その結果、
相手への要求は一方的になります。
そして、その要求がかなえられたとしても、
いつまでも満たされない思いを抱くことになります。



出典元 「スピリチュアルヒーリング」
おすすめ度 3.5
著者名 三沢 栄高


自分が「我慢している」と思うときには、おそらく
相手も「我慢している」と思った方が現実的で、
どちらかが一方的に我慢していることはあまりないように思う。

もしかしたら…
自分が「我慢している」ことと、
相手の「我慢している」ことが、
その我慢している内容が、まったく違うか、
どこかがちょっと違っているかもしれない。

だから、自分から見ると、相手は全然我慢しておらず、
好き勝手にやっていて、苦労知らずに見えて、
そんな相手に悔しさを感じるかもしれない。
しかし相手もまた、同じような感情を持っていて、
「私は我慢しているのよ」と思うように、相手もまた、
「こっちも我慢しているよ」と思っているかもしれない。

自分も我慢しているところがあるが、
相手もまた我慢しているかもしれない、という
そんな気持ちを忘れないようにしたい。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「いろいろな疑問が解けてきた、でもその先には…」

住宅街で大騒ぎする鳥たちをどうにかするには?
そんな方法があるのね…ただ、その実態を知ると複雑に…

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2009年02月20日(金) ■自分という企業に投資する。今すぐに…

自分という企業に投資する。今すぐに、
自分のしたいことを生涯かけて学ぶ生徒になろう。


毎晩テレビを見る時間を
25%削って、それを勉強に投資しよう。
これを「自分企業の勉強時間」と呼ぶ。
あなたは「自分企業」を
大成功に導くためのビジネスをしているのである。
テレビ番組の週間予定表を手に入れ、見たい番組を選んでおこう。
そして、それを必ず守るのだ。

毎月書店を訪れ、最低一冊でも
自分の目標に関係ある本に投資しよう。
それを勉強の手引きにして毎晩読み、内容を消化していこう。


出典元 「人生の宝物はあなたの心を掃除したとき見つかる」
おすすめ度 4.5
著者名 コリン・ターナー


何をしていても、時間は静かに過ぎていく…
何をするかは、自分の選択にかかっている。
自分の時間をどう使うか、どう過ごすかで、
自分のこれからの人生が変わってくる。

今、何もせずに、だらだらと過ごしていれば、
おそらく、これから先の生活も今と同じ状態のままだ。
もしも、これから先、自分の望む生活があるのならば、
今から、その生活のために、何か投資をしていくことを
行っていかなければならないと思う。

自分への投資は、私はとても大切だと思う。
投資は、お金をかけることばかりではない。
それが、例え、テレビを見る時間を削って、
望む生活をするための方法を実践してみることでも、
一冊の本をじっくりと読み、学び勉強していくことでもいい。
まずは、望ましい未来に向かって、何かをやっていくことが
投資になるのではないかと思う。

自分の力を信じて、今からできることから投資しよう。
そして、成長し、自分の望む生活に近づこう。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「いろいろな疑問が解けてきた、でもその先には…」

住宅街で大騒ぎする鳥たちをどうにかするには?
そんな方法があるのね…ただ、その実態を知ると複雑に…

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