| 2009年04月28日(火) |
■なぜあの人はちゃんとものを考えようとしないのだろう |
私はいつも1/3の法則というものを 頭に置いて行動しています。それは、 何でも人は1/3ずつに分布しているという見方です。
たとえば、行動についていえば、 どんどん前に出る人、つまり行動を極端にする人が1/3。 引っ込む人が1/3、そして 状況次第という人が1/3いるのです。
同様に、よく考える人が1/3、考えない人が1/3、 状況次第の人が1/3います。 自分を実物より大きいと思っている人が1/3、 小さいと思っている人が1/3、 状況次第で大きくも小さくも感じる人が1/3。 どこかへ行くとき、大勢で行きたい人が1/3、 ひとりで行きたい人が1/3、状況次第の人が1/3です。
私たちはコミュニケーションをする以前に、こうした 「それ以前の前提」があることを忘れてはいけません。 考える人は、考えない人を見て、 「なぜあの人はちゃんとものを考えようとしないのだろう」 と思い、行動する人は、行動しない人を見て、 「なぜ行動しないのだろう」と思います。 問題意識の高い人は問題意識のない人を見て、 「なぜ問題を見つめないのかしら」と思います。 答えはいまの理由。 初めから1/3ずつしか存在していないのですから。
出典元 「9つの動機」 おすすめ度 4 著者名 木村 孝
こういう考え方が好きか嫌いかはあると思うが、 最初から、1/3の人がいると思えば、 少し割り切って考えられるように思う。
なぜ、あの人は自分と違うのか、 なぜ、自分と同じように考えないのか、しないのか、 なぜ、なぜと考えて、イライラしたり、頭を悩ますより、 その人なりの前提、その人なりの1/3があるらしい と思った方が無理がないように思う。
また、私は、 この1/3が、自分自身の中にもあるように感じる。 自分の中にも、3つあって、たとえば、 進みたい自分、進みたくない自分、状況次第の自分、 よく考えたい自分、考えたくない自分、状況次第の自分、 というように、この3つで揺れ動く。 そして、そのときに、どの思いが強いかで、 進路が決まるのだが、ただ確かに傾向はあって、 揺れ動きはするが、私の場合は進む方向、 考える方向に向かう気がする。 みなさまは、いかがですか?
■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「どうやってお手入れしているんだろうね〜これは。」
今日は、ちょっと疑問に思ったことのお話です。 かなり余計なお世話の疑問だけど…
| 2009年04月27日(月) |
■その時は完璧な判断でも、大きな目でみると違うことがある |
ひとつひとつを見る限りでは、 どれも完璧な判断と思われたが、 ひとまわり大きな計画の中に置いてみると、 まったく意味をなさないものいくつもでてきた… そんな経験は誰にもあるはずです。
自分の目標、計画、日課、習慣といったものは、 それぞれ密接に関わり合っており、それぞれの価値を バラバラに判断することはできないのです。
その場その場で、つじつまの合うように見える決定を バラバラに重ねていくのではなく、それらが合わさることで、 人生全体に対して意味がでてくる… そんな決定を積み重ねていきたいいものです。
出典元 「ハッピーライフが実現する100の方法 」 おすすめ度 4.5 著者名 デビッド ニーブン
この本の裏付け調査データからの解説によると、
「一見、お互いに関連がないように思えるさまざまな決断を、 人生のいかなる局面にも合うように折り合いをつける方法論を 持っている人は、10人中2人以下です。 たいていの人は、直接それに関係ある要素だけを 検討して、物事を決めてしまいます」
ということで、8割以上の人は、 問題や決断を、大きな、広い観点から考えたり、 関連性を検討しないようだということです。
例えば、誰かに何かを言われるから、 「こうしよう」と決めたことと、 「もっとこうしたら、全体がよくなる」と 大きく考えて決めたことでは、決断も問題解決方法も違うし、 後々の自分の気持ちの持ち方も違ってくるように思う。
今より、一段階大きく広く、 自分にもよいけれど、相手にもよいとか、 自分にもよくて、職場にもよいとか、 自分の環境もよくなるし、世の中の環境もよくなる、 などといった、今より、少しだけでも、 「大きな考え方、広い視点」で考えてみる そんなことが大切だし、 小さく考えて、うじうじしているより 大きく考えて、でーんとしてしたい…そう思う。
■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「おっ、ちょっとかっこいいね、めずらしい…」
道ばたには、残念ながらあまりかっこいいものはない…
| 2009年04月24日(金) |
■全部の教科の成績が悪いという子がいたとして… |
全部の教科の成績が悪いという子がいたとして、 それをすべて平均点にできるようにするというのは、 非常にむずかしいことです。 オール2の子どもをオール3にするというのは極めて困難です。
では、どうすればいいか。 同じ2でも1に近い2と、3に近い2があります。 つまり、その子どもなりに得意不得意があるわけです。 そこで、一番得意な教科だけを徹底的にやります。
「できた!」という体験を積み重ねることで、 まず自信をつけさせるのです。 すると、その教科が好きになるだけでなく、 学習全体に対する意欲がわいてきます。 こうして、他の教科にもよい影響が及び、 全体が底上げされてくるということがあります。
出典元 「潜在意識をこう活用すればあなたの運命は自由自在 」 おすすめ度 3.5 著者名 渡辺 弘毅
「できない」ことを積み重ねるよりも、 小さくても「できた!」「やった!」という 成功体験を積み重ねていくことが、 とても大事なことだということです。 これは、子どもだけでなく、大人も。
この「小さな成功体験を積み重ねる」ことの大切さは、 心理学、脳科学、潜在意識研究でもよく言われている。 大きな「できないこと」より、 今すぐにできる「ちいさなこと」ことのほうが、 大切で、生きていく内からの力になると。
確かに「あれもできない、これもできない」 と思うより、そして言われるよりも、 それが、本当に些細な、例えば、 お茶碗の片付けでも、朝の挨拶でも、 「これもできた、それもできた」と 思えたり、言ってもらった方が力になる。 「小さな成功体験」「小さなできる体験」、 いっぱいいっぱい積み重ねていこう。 それがきっと自分の自信になっていくから。
■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「4月25日は、願いが叶う「新月」、願いごと書きましょう!」
今日は、今月の「「新月」が近づいてきたので、 またまた「新月」のお話です。 幸福感に包まれるような願いごとをしましょう!
| 2009年04月23日(木) |
■自分の歪んだ「こころのクセ」を自覚するには… |
人は自分でも気づかないうちに、 こころに歪んだクセをつけてしまっているものです。 そして、多くの人がその歪みに慣れてしまっているので、 たいていは違和感を覚えることもなくやり過ごしてしまいます。
たとえ「自分の考え方、ちょっと間違っているかな」 という思いが脳裏をかすめたとしても、 おそらく一瞬後にはきれいに忘れてしまうでしょう。 ですから、自分の歪んだ「こころのクセ」を自覚するのは、 実はなかなか難しいことなのです。 では、どうすれば自分の「こころのクセ」を 知ることができるのでしょうか?
まずは、心理的なストレスを生む問題にぶつかったときに、 「ここはどう考えたらいいのだろう?」 と立ち止まって考えるように努力してみてください。 「いつもの自分だったらこう考える。 でも、まてよ、こう考えてみたらどうだろう」 といったように、意識的に 頭に考えを巡らせる習慣をつけるのです。
出典元 「クヨクヨからスッキリへ、こころのクセを変えるコツ」 おすすめ度 4.5 著者名 姫野 友美
この本によると、違う考え方が頭に浮かんだら、 紙に書いてみるといいそうです。 すると、客観的に自分のこころを把握するいいきっかけになり、 客観的に自分の考えが見れるようになると、 いかに自分がいつも同じパターンで物事を考え、 それに対処しているかがわかるようになるということです。
自分の考え方というのは、本当にクセがあると思う。 しかし、意識しないとこの自分の考え方のクセには なかなか気がつかない。 そして、いつも同じパターンに陥り、 「なんでいつもこうなるの…」ということになる。
その同じパターンが、 自分にとっていい方に向くのであれば問題はないけれど、 いつも自分を窮地に追い込むパターンなら、 客観的に見直してみるといいのではないかと思う。
違う考え方を受け入れることを恐れず、こだわらず、 「ああ、こんな考え方もあるかもしれない」 と、思い切って素直に違う考え方を取り入れてみる。 そんな勇気が、自分を窮地から救ってくれることになるように思う。
■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「これはやや違和感があると思うけど、どうでしょ?」
私はちょっと違和感を持ったのだけど、いまどきは、イベントと してあり、なんでしょうか。
| 2009年04月22日(水) |
■人生のレースは、直線コースではありません。 |
人生のレースは、直線コースではありません。 輪の中をぐるぐる回っているのです。
前を走っているからといって 勝っているわけではありません。 周回遅れかもしれないのです。 後を走っているからといって、 負けているわけではありません。
しかも、スタートした時間もバラバラ、 車種もまちまちなのです。 つまり、人生のレースは、 競争しても始まらないということです。
出典元 「1日3回成功のチャンスに出会っている」 おすすめ度 3.5 著者名 中谷 彰宏
前を走っている人が、転んだり、 前を走っていると思っていた人が、 いつの間にかいなくなっていたり、 後ろを走っていた人が、いつの間にか前にいたり、 見えないほど、後方になってしまったり、 気がつくと、自分が前を走っていたり…
そんなことに、ふと気がつくたびに、 そうか、こんなこともあるのか、 やっぱり人生は、いろいろあるなぁと思う。 そして、一人一人のコースの大きさも形も、 見える景色も、道路の出来具合いも違っていて、 先に行ったり、後に来たりもするけど、 決して、競争ではないな、と。
なんだかんだ言っても、どう頑張っても、 他人のコースは走れず、自分のコースしか走れない。 だから、自分のコースを、自分のペースで、 いくしかないと思う、心を決めて。
■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「こんなところに、こんなものがあるとはね〜」
ちょっとびっくりして、そして嬉しくなった。 こんなものがまだ残っているとは…
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