Wanderings / 千津
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 2001年12月03日(月) そういうふうにできている 

世の中って上手く行きませんね。どうして彼が帰った途端に目がさえるのかしら?

昨日の夜(と言うか今日の明け方)は凹んだ彼をイイコイイコしていつの間にか眠りに落ちた訳です。私達は同学科なので、基本的には同時間割・同教室だけれど、週に一度だけ違う日がありまして、今日は彼→1講から、私→2講からなのです。

目覚めたら9時半で、彼、1講遅刻決定。でも今日休んだら単位を落とすので「とりあえず駄目モトで行ってごらん!」と無理矢理送りだしました(首の皮一枚でなんとか繋がったらしい)。私は再寝。次に目覚めたのはドアの音で。

ガチャッ。
「あれ。2講行かなかったの?」

寝てたよ
まさかと思うけど代返してくれたり…」

「(大教室に)居ると思ってたから。
携帯鳴らし(て起こし)た方が良かったかな?」

マナーだよ。」

あーあーあー!役立たずめ。しかも寝起きなのに昼食作らさせられたし。3.4講目は(一緒で)座学だったから寝てしまいましたよ。もう。で、帰ってきてからも眠くて、彼氏を送り出すまでうとうとしていたんですが、駅まで送った途端にパッチリって。なによ。

 2001年12月02日(日) バイオリズム 

課題を作成する為に、20時頃から大学に行きました。大きな作業室があって、各自好きな場所で作業をして良いので、なんとなく各々のスペースに「溜まる」人の種類が似通ってきます。

私と彼は一緒の場所で作業をしました。その場所には彼の友達も居ましたが、0時過ぎにその友達は帰りました。その後は、その場には私の友達しか残っていなく、彼はそれまでの様子から徐々に沈み始めて、いつの間にか席を外して消えてしまいました。彼は、彼の知らない人(彼の苦手なタイプの男女)と私が話しているのを見て軽い孤独感を感じ、それを発端にして色々ものを憂い始めたらしいのです。3時間くらい経っても作業室に戻らないので心配して、携帯電話で連絡を取ってみたりもしましたが、どうにも心情的にそこに居続けることが辛いらしく、間も無く帰宅する事にしました。

帰宅した後、彼は、最近沈みがちだった気持ちが、これを契機にして一気に沈んだらしく、とても辛そうでした。私は(自身の浮き沈みの激しい性格なので)彼の気持ちに自身の経験を併せて辛くなる一方、側にいる事しか出来なく「側に居て何もしない事」の難しさを感じていました。ベッドに入ってから、ずっと、私は彼を抱き締めながら、涙を流し続けていました。それは、失礼で、傲慢だったかもしれません。

 2001年11月29日(木) 慣れ 

明日、彼はスクールでテストを受験するというので勉強しています。勿論私の家で、私の隣で。私の家(部屋)は狭い1ルームなので、どちらかが一人作業に入ってしまうと、残されたほうは中途半端にヒマです。勉強に使用できるスペースは一人分しかないので、私はベッドの上でネットをしています。日記の対象を目前にして書くのは落ち着かない…と思いきや、意外と普通かもしれません。ドキドキしない。

彼と半同棲状態になってから1ヶ月ほど経ち、狭い部屋に長く一緒にいる為に、大分恥じらいも忘れてきました。私は、彼が居る時は吐いたり足裏をいじったりしないようにしていたのですが、今はどちらもしてしまいました。案の定怒られました。「弄ったら襲うぞ」とも脅されましたが、意味無いっつの。ともあれ気持ち悪いと嫌悪されるよりも心配してくれた事に感謝。


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