千己の(非?)日常

2003年07月03日(木) milking time

今日ですね。放射線物理学の授業があったんですよ。
で、今日レポート提出日。
でも、私は行動そのものがアホなのでね。
何かっていうと…


昨日『水曜どうでしょうDVD第2弾』買って観てたら、すっかり忘れてました。


馬鹿です。
しかも往生際が悪いので、授業中に先生の話を聞きつつレポート書いてました。

問題は3問。

1.炭素1g中の放射性炭素C-14の放射能は1分間15countsであった。この炭素1g中に含まれるC-14の数はいくらか?
2.放射平衡の式を導出せよ。
3.過渡平衡に対して、milkingの時刻tを示す式を求めよ。また、放射性元素Mo(モリブデン)からTc(テクネチウム)への過渡平衡でmilking時刻はいつか。

以上が問題。

milkingとは比較的に半減期の長い親核種から壊変してできる短半減期の娘核種を分離させる様子が、牝牛から牛乳を搾り出す様子に似ていることからきています。
ちなみにmilkingを行う装置をcow(牝牛)といいます。
参考HPはこちらこちら

このmilking時刻(milking time)を出せというのですよ。
計算内容自体は、微分と積分がきちんと理解できていれば簡単です。
高校で習う微積だけで大丈夫。
ただ、3番はそこに行き着くまでが大変…。
調べたり人に聞いたりで、やっとわかりましたよ。
どうやらある関数が極大値をとるときの時刻がmilking timeらしいのです。
(関数には傾きがありまして、その傾きが0になる箇所を極値といいます。極大値はグラフの中でちょうど山になっている頂上部分のy座標の値を言います)
ここまでわかったら後は簡単。
微分して、それが0になるときのtを求めればいいだけ。
多少、両辺に対数関数のlnかけたりもしますが。
それでなんとか出して、3番は制覇。
2番は結局時間内に出来ずにアウト。

結局明日出すことに〜。
しょうがない。
自業自得っす。



2003年07月02日(水) 原生生物による狩りの瞬間を目撃。

え〜、微生物等(ゾウリムシとか)のリアルな表現が嫌いな方は見ないほうがよろしいかと思います。
見てから文句言われても受け付けませんので。



今日の実験で、ゾウリムシとツリガネムシを観察&スケッチしました。
(注:ゾウリムシとツリガネムシの形状を調べたい方は、Yahooなどで調べるとわんさと出てきます。見慣れない人には気持ち悪いかも?私は慣れました:笑)

いや〜、原形質流動のときも思ったんですけど、慣れって恐ろしいね!
最初は「うわ〜」って思ってたのも見てるうちに慣れました。
そして、スケッチの対象に決めたやつを『モデルさん』と称して観察したり。
『ムシ』ですから動き回るんですよね。ちょっと目を放した隙に逃げられたことが何度かありました。

「しまった〜、モデルさんに逃げられた」
「ギャラ足んなかったんじゃないの?」

などと隣の友人と冗談を言いながら観察。
しかも、ただ上下左右に動くんじゃないんです。
やつらは泳ぐ!
スクリューのように回転するのもあれば、ツリガネムシなんか茎もばねみたいに縮んだりするのでピュッと居なくなったりします。

そして今回、もっともショッキングな場面に出くわしました。

「ツリガネムシが、なんか別の微生物に飲まれてる…

まるで掃除機のように食われてました。
あれにはびっくり。
でも、まあそうですよね…。
生きてるんですから腹も減ります。
そして『ムシ』なんですから喰いますよ、ええ。

なんとなく貴重な体験をしてしまった…。



2003年06月25日(水) ギャップが激しい。

何ヶ月か前に、財布を本屋に置き忘れるという騒動がありました。
それをちゃんと保管してくれていた店員さんの顔は忘れません。

つい先日、とある友人に頼まれて美形の兄ちゃんが勢揃いしてる雑誌を探しにその本屋に行きました。
どうやらその雑誌は、特撮ファン(レンジャー系とかライダーが好きな方々)に売れているらしいのです。
男女問わずに馬鹿売れしているそうです。
頼んできた友人が居る地域にはもうないということで、探してくれと頼まれたのです。
当然、私がその店に行ったときはもうありませんでした。
一応、案内所に聞きに行ったところ、なんと財布を保管してくれていたあの店員さんが居たのです(女の人ね)

「あのーすいません。こういう雑誌を探してるんですが」

すると、パソコンで検索してくれました。

「申し訳ありません。売り切れです」

まあ、当然のことだろうと思って、「そうですか、ありがとうございました」と言ってそこを離れた瞬間!

鼻で笑われました。

あの店員の顔は一生忘れません(たぶん)



2003年06月24日(火) 捉え方の問題

イニシャルDが流行った(今も熱狂的ファンはいるだろうけど)頃、ドリフト族と呼ばれる若者が続出した。
そのことについて、どっかの専門家(?)が
『こういう内容の漫画があるからですねぇ、若者が真似し出したんですよ』
などと無責任なことをいっていた。

私は思った。
「あのー…それってその人たち自身に問題あるんじゃないの?」
と。
漫画やゲームやアニメやドラマ見て、その人がどう捉えるかはその人の責任だと思う。
大体、ドリフト族なんてカッコいい名前付けるから駄目なんだよ。
そんな奴等『珍走団』で十分だっつーの。ペッ。
珍走団の由来が知りたい方はこちらのHPへ。→


で、何が言いたいのかというと、先日某番組で、ペル罰のユーザーの方が失踪して『その失踪の原因がペル罰だ』等と言う話が。

いや、ちょっと待てこら。

番組スタッフー!!全部プレイしたわけでもないのにんなこと言ってんなよ!
あんたらが見つけた『失踪者が書き残した例の歌詞』だって、かなり序盤だろ?!
森本病院(すげぇ序盤のダンジョン)行った位で決め付けんな!
言わせてもらうけど、ペル罰は自殺や失踪をテーマにしたやつじゃない。
むしろ逆。
生きるために戦ってるキャラクターに申し訳ないと思わないのかよ!
主人公の名前だって『マイヤ』じゃなくて『舞耶(マヤ)』なんだよ!!
頼むからさぁ、ゲームのせいにしないでよ。
ゲームの中に出てくる歌詞をちょっと書き残したからってさぁ、こじ付けで『ゲームの主人公になりきって失踪そして、自殺?』ってなんだよ!

主人公いつ失踪したんだよ。そんな話一度だって聞いたことないよ。
そして、主人公は生きようとしてるんだよ!自殺しようとしてんじゃないよ!
それはちゃんと最後までやればわかることじゃん!
報道する立場なら、正しいことを報道しろ!一部を一般化しすぎだ!!

もしかしたら他にも色々理由あるかもだろ?!
もし他の理由だったらどうするんだよ!
そして自殺って決め付けんな!
不安をあおってどうする!

失踪者の方が早く見つかることをお祈りします。
…テレビももう少しましな情報を公開しなさいよ。

前にもあったよね。
某漫画読んで傷害犯したとかっていう事件が。
何で命の大切さをテーマとして扱っているのに、そっちを見ようとしないのかな。
命の大切さに興味を示さないその人に問題があったのに、その漫画読んでたからこうなったとか、それにのめり込んだせいだとか。

現実と空想の区別がつかなくなるのは、その人の責任。
憧れる事は構わないけど、どこまでが限度なのか考えるのもその人の責任。
あれだよね。
「『好き』なら何しても構わないと思ってるなら考え直したほうがいい」
という言葉が私の好きな漫画にあるけど、本当にその通り。
ちゃんと周りの事も考えてほしい。


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龍田千己