 夏真っ盛りに開催予定、「音戸アートスケープ ゲニウス・ロキ2004」と称す展覧会に向けて、広島在住作家組の全員視察がありました。 やはりわたしは、町の雰囲気を吸収することが下手なようで、またこんな写真で満足してしまいました。
薄い板なので、イヌがその気になればポーンと出れるんだけど。 そんな気もないようで、目の前の子供の動かす人形をしきりと目追っておりました。
先生と生徒ってこんな関係かもなってふと思いながら、イヌにもドライアイがあるのかも気になる一瞬。 気が散り過ぎですね。
  今日は突然講演会を聞きに行きました。 講演者は、「アーサー・ホーランド牧師」知る人ぞ知る、バイカー牧師。 グリースでビッタリ貼り付けた髪に、チームカラーを背負った革ジャン、至る所に十字架のファッションで、ハーレーに跨がりぶっ飛ばして会場に入ってくるアウトローな雰囲気に、見る者は生き方を知りたくなる衝動に駆られます。 一時間半マシンガンのように喋りっぱなしの、ほぼパフォーマンス宣教。 想像もつかないほど場数を踏みあげた立ち回りに、恥ずかしながらわたくし口が開きっぱなしでございました。 衝撃的だったのは、天国についての話。 具体的にはネタバレするから書けませんけど。
みたいな喋り口調となんちゃって感で、ガッチリ宣教しておりました。
2枚目の画像は、牧師なのにバイクにカギを付けちゃってるところ。 わたし「牧師でもカギいるんですか?」 牧師「イタズラされちゃうからね」 だって。
講演の日取りを教えていただいた恩人とも、兄弟と間違われてしまい、何だか気持ちの良いウィークデイの締めくくりとなりました。 明日は早朝からまた展覧会場視察です。
| 2004年04月15日(木) |
マイナスイオンとわたし |
 近所に竹林を発見しました。 マイナスイオンのガンガン流れ出ているバンブーアクションを体験しに、独りで小道に入ったところ、そよ風のせいか着用していた、ぼろぼろのツナギがまるで、天女の羽衣のようにサワサワ軽ーく踊り、そのまま浮かび上がる感じを覚えました。 その後すぐ、そよ風が強風になり、
イメージが脳裏をよぎりました。 走ったねー振り向かずに、ひたすら。
実はわたし、夜はトイレ行けないタイプです。
 職場にドイツ人がいっぱい来ました。 日本人の前に地球人であることを、常々実感していたいわたしとしては、こういった場面に遭遇すると、一日本人にすぎんなーと非力を感じるのでした。 半年ほど現地に滞在すれば、その土地の言葉がコミュニケーションとれる程度に吸収できるらしいですが、そんなレベルでは満足しないんですよ。 気の利いた言葉や、時事ネタを絡めた高度なトークで、笑いをとりたいんです。 自分の言葉でないだけで伝えられない事は、「ほんとはこうなんだよ」といった不燃焼感が残ります。 以前に自分の作品のことを、ドイツ人の博士に伝えなければならなかったとき、言葉が通じないばっかりに「君はエゴイストだね」とかってに答えを出された時、当時は言語のギャップによって伝わらなかったんだと思ってました。 でも、自分の作品に力がなかったからだと最近ようやく自虐できるようになりました。良い作品は言葉が無くても伝わる力を持ってますよね。
個人的には、
と聞き間違えるのは、楽しくて賛成です。
 今まさにわたしの後ろで激論が交わされております。 それぞれ人の持つ思想・構想・概念など、押し通したいイメージは芸術家にとって、それ自体が作品といってもよいぐらい重要度があります。 だからといって、中途半端なものを押すと、何倍にもなって言葉が返ってくるこの世界。 どうしようもないですね。
といったツッコミが出来そうな、現代のユックリとした時間に、わたしはとても平和を実感しております。 ここ2・3日こういった難しそうなことを考えながら、なんとか単純な答えを出そうと思索した結果、「すべての答えは風に吹かれている」という名言でノックアウトでございました。
明日からはまた、ライトエンターテイメントフォトとともに、皆様のデスクトップでダイアリーデートと、軌道修正となります。
yes,next next.
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