和田拓治郎の「夜景レストラン」

2004年10月12日(火) 断り上手


画像は、九州の公民館で見つけた、悪徳商法の断り方のチラシ。
年配の方々へ向けた役所メッセージ。

「断り上手はトラブル知らず」のこの文字。
こんな文句が大きく広告として配られる田舎は、高齢化が深刻に進んでしまったわけである。
俺、俺と聞いただけで振り込んでしまうほど、思考が退化し厚く情が包み込んだ脳みそは、腰が曲がるほど重くなってゆく。

わたしはすこぶる記憶力がないため、今後の老年期を想像すると夜空の星と星の間の闇を視るかのようである。






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というわけ。



2004年10月11日(月) ゆったりと酷評


島根の「水の国」というミュージアムに行かなければならず、前日の飲酒を残しつつぶらり山陰ドライブ。

水のせせらぎが耳元にまとわりつく、自然派宣言にはたまらない純自然。
そのなかに忽然と立ち上る現代建築。






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なイメージ。

好きな人は好きだろーなと思い、お世話になっている岡本敦生さんの個展にふけります。
あの表面からは想像できない、かけ離れた計算高い作品群、真似は出来ません。

観賞後、この「水の国」の広い池の深さが第三関節ほどしかないことを発見。
中に泳ぐ鯉は成長します、そのうち打ち上げられて寿命を終える者達が続出して気付く人間のエゴ。
事実、わたしが訪れた時にすでに一匹死後硬直が始まっておりました。
「水の国」とうたう以上、デザイン重視より生命の源という自覚を持ってほしいものですね。



2004年10月10日(日) 緊急なお仕事


九州から帰広して、すぐ報告を受けました。






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緊急企画のため、少なからず予期しておりました。

破損された方、または紛失された方、大変申し訳ありませんでした。

詳細は未定ですが、今後またライブ限定で何かしら恒久的なアイテム(シルバー素材)をリリースいたしますので、その際は一言クレームいただければ代替プレゼントさせていただきます。

旬のモノをホットなうちにがモットーの「身体」企画。
形あるものみなブレイクいたします。
いまだ奇跡的に原形を維持されているユーザーの方は、ガーゼに包んで冷蔵庫にて、春までの保管をオススメします。



2004年10月09日(土) オススメしますが、多分味わえませんよ


今回はプライベートでの来九州展覧会でございます。
時間的には、ほとんど一日のみの滞在期間に、名所を一瞬でまわるサブリミナル観光旅行。

そんな短期間であれば、やはり内容はグルメツアー。
展覧会でご紹介いただいた料理屋でニッポンディナー。
ここはマスターが自ら潜って採った獲物を、その日のうちに出すという、隠れ家的な貴族料理のお店です。
メニューの一例を公開いたしますと。
新鮮な肉厚イワシの刺身に、






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をお供に食すという、画期的創作ペアーレシピ。
この辛さがアルコール欲を促し、ボトルキープの地焼酎ロックで、お店とますます仲良しになれます。

デザートはこれもまた、本で見たことあるだけの「完熟アケビ」。
自然なものでこれほど幸せを感じることが出来る、やはり人間は動物のはしくれ、どこからか「いばるなよ」と野生の声が聞こえる長崎は一番はしっこに位置する南有馬新天地であります。

画像最後は、この季節一番乗りの蟹(上海蟹系の日本版)を、体質上食せず辛そうに眺める、南有馬町役場の菅様。
彼は、白身の魚以外魚貝類とアルコールは、危険を伴う体質にもかかわらず、おいしい店にはなぜかフルボトルキープしてある謎の深い紳士。

おかげさまで素晴らしい思い出の中、隠れ家料理を堪能し、温泉に入るのも忘れてしまうほど満足いたしました。

南有馬においでの際は是非、少し移動して西有家町新港町「居酒屋武蔵」へ。
気に入らない客には、旬なものは一切出さず。
頑固職人の厳選素材を、低姿勢で御賞味ください。



2004年10月08日(金) お見逃しあれ


九州の南有馬野外展、interdependence -Cのかたち-、10月10日(日)のNHK新日曜美術館アートシーンにて放映予定かもしれない残念なお知らせ。

朝見逃しても、夜の再放送でまた見逃せる、まさに見逃し三昧な30秒。
電気代ケチってるあなた。






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これを節約するなら、テレビユーザーの資格無し。

片手間で良いんです、強制はしませんよ。
あなたが見なくても、他にたくさんいますから。

ていうか予定は変わるかもしれないんです。
本当にお見逃しください。


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