skajaの日記
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2004年06月12日(土) |
目を逸らしてはいけないのかもしれないけど |
『紅いコーリャン』 千石の三百人劇場まで見に行ってきました。 かねてから見たいと思っていた映画だったのだけれど、前半の妙におおらかで力強くてユーモラスな雰囲気と、日本軍が出てきてからの展開の差にショックを受けました。 本当に恐ろしくて思わず目をそらしてしまい、この映画を選んだのは間違いだったと思ったほどでした。 感想はここまで。 客層はかなり渋かったです。
気分転換のために、映画のあと一人でちょっと遠出。 カフェで図書館から借りてきた小説「アルケミスト」を読みました。
『愛してる、愛してない』 オドレイ・トトゥ主演。 この映画はまた前半と後半と様子が違ってくるお話なんだけど、私は映画評などで事前学習をしすぎたかもしれない。 けっこう恐ろしい映画ですね。 日本語版の前宣伝はアメリと同じノリだったけど。 ところでフランスには「ストーカー」にあたる概念や言葉はないのでしょうか。
2004年06月11日(金) |
きちんと自分の仕事をしましょう |
今日は職場のカギ開けのお当番があって朝早くに出勤したのですが、肝心の鍵を忘れてしまって意味無しでした。冷や汗でました。 上司(早起き)が来てくれたので事なきを得たけど。 それだけでなくて、気が動転していろんな人を巻き込んでしまったの。 大反省です。情けなくてしょんぼりな気分。 上司に正直に言ったんだけど、別に叱らないしチクリとも言われなかった。 職場のみんなも「うーん困ったねえ」と次に鍵を忘れた時の対策を考えてくれるし。 でもみんなしっかり者なので、こんなポカをやらかすのは私一人なのだ。 しかも今年に入って2回目の同じ失敗。 いかんです。もっと気を引き締めないと。 今の恥ずかしくて情けない気持ちを忘れないようにしないと。 でもたくさんの人に許されて生きていると感じたのでした。
こうやって書いてみると、小さなことにこだわってるのかなぁとも思えてくる。 でもその一瞬は本当に冷や汗ものだし、もしも自分ひとりだったら?と考えてしまうの。
今日、カナブンを小さくしたような足の遅い虫(最近よく見かけます)が職場のロッカールームをうろうろしていたので、「虫くん、こんなところに迷い込んじゃ駄目だぞ」と屋外に逃がしてやったのですが、数時間後に外でつぶれて死んでいるのを発見。 虫くんのばかー。 植え込みの辺りに置いてやらなかったのは不親切だったかしら。 あの狭いロッカーを終の住処とした方が良かったのかなぁと考えてしまった。
仕事帰り、東京駅まで回ってアルケミストのフリーライブを聴き、同じくライブを聴きにきた友人らと食事をして帰りました。 一日の最後に優しい歌を聞き、親しい友人達と会って話をし、今日買ったCDを聴きながら眠りにつけるというのはとても幸せなことだと思います。
『覇王別姫』 チェン・カイコー監督作品は初めて見ましたの。コン・リーも。 1993年作品?全然映像としての古さを感じません。 冒頭のシーンから、なんか耽美というかフェティッシュというか独特の冷え冷えした美しい雰囲気でしたね。 と思ったんだけど、最後まで見たらその濃厚な世界にちょっと疲れてしまいました。 私この映画に関して意外と予備知識なかったのですが、時代背景が大きく関係してるのですね。 もっと3人の愛と葛藤のドロドロが描かれているのかと思ってました。 十分ドロドロでしたけど。 しかし、戦争に突入し、戦争が終わり、時代はますます良くなっていくのかと思いきや社会はますます不寛容で歪んだ形になっていく。 その辺りの恐ろしさが冷静に描かれていて、前に見た『小さな中国のお針子』を思い出してうーむと考えてしまった。 「文化大革命をあんな風に描いてしまっていいの?」という『お針子』批評の意味がちょっとわかったのでした。
こういうのは浅はかな考えかもしれないのですが、映画中の『覇王別姫』の舞台の場面は地味に見えました。 えー?子ども時代にあれだけ苦行を積んだのに、立ってしゃべってるだけー? 練習抜け出して見に行ったシーンの『覇王別姫』(本職が演じてるのでしょう)はすごいなと思ったけど。 機会があれば一度本物見てみたいですね。
あとねー、「シートウ」「シャオトウ」「ティエイー」というカタカナ標記の名前分かりづらいわ。 漢字書いて仮名振るのが理想なんだけどな−。
なんか急に占いに行ってみようと思いついて、友人にメール。 私の友人は占いに行かない類の人ばかりなので(もちろん私も行ったこと無い部類なのだが)、昔行ったことあるよ〜と言っていた友人に聞いてみた。 別に酔った勢いでその辺のおじさんに手相見てもらってもいいんだけどね、近所で見てもらうのはなんとなく嫌。 占いに行こうという自分の心境の変化が面白いのよ、今。 何を言ってどう占ってもらえば良いのか、相場はいくらくらいなのか、さっぱりわからん。
てな訳で、先日占いに行ってきました。総合鑑定。 特に何の悩みがあるわけではないので「初めてです。占ってみようと思い立ちました」とかなりすっきりうきうき顔。 正直言ってこの時点で、新しい道を進もうというやる気に満ちています、という手の内バレバレです。そして案の定「運気が開けてきています」と言われました。 あと、抽象的に言われたことに対して「たぶん、あれのことかなあと思う」と自分で答えているな、と思いました。 つまり、きっかけを出してもらい、自分自身で思い当たるふしを探ってしまう。 「すごい!なにもかもピタリと言い当てた!」というのは、自分自身で答えを出しているのに気付かないということなのかな、と。 (そして、鑑定中にそんなことを分析してしまう自分の「意識」がちょっと邪魔でした。だって別に後で振り返って気付けばいいことじゃないの。) でも文句を言うつもりは全く無い。 自分はどういう星の下に生まれてきたということを指し示してもらったり、こういう方向に進むと良いと後押しをしてもらうことは案外必要なことだな、と思ったので。 少なくとも必要な時にはね。 占いの看板は「あなたの運勢を見ます」であって「当てます」や「これに従いなさい」ではないわけだし。
自分は自分のことを「勇気がない部分はあるけど、良い出会いをして深く付き合える、大事なものと必要でないものを自覚している」と思っていたのですが、「勇気がない部分があるけど、大事なものを選択して深く付き合っていけばよい結果を生む。」と言われました。 かなりそのまんまでした。これを当たってたというのかな?
次は迷った時に行こうと思います。
DVD借りてきて見た。 この映画はうーん、元ネタである歌手の歌い方を知っていればもっと面白いんだろうと思う。 歌上手いなーとは思うけど、すごいそっくり!という感動がどうも薄いのです。 もったいない。 鳩好き青年がLV(リトルヴォイス)に好意を寄せたのは、やはり「同じにおい」がしたからでしょうか。 いいわね、そんな出会いをしてみたい。 彼一人が「無理に歌わなくて良いよ」と彼女のことを思って言うところが好きでした。 最後は目覚めと出発を感じさせるエンディング。 でも実際にはまだまだスタートラインに立ったところなのです。 これからのことを考えていかないと、LV。
2004年06月05日(土) |
一人遠足 Part2 |
今日は仕事の後びょーんと電車に乗ってお台場に行きました。 意外と近い近い、お台場。でも電車賃かかるね。 ご飯食べて、ぼんやり海見て、暮れていく空を見ながらアルケミストというミュージシャンのライブを聴いて、ちょっとお買い物して、またびゅーんと帰りました。 帽子を忘れたのが痛かった。 頭痛です。海には日陰がないんだったわ。
午後は終始無言だったけど、とても満ち足りた一日でした。 一人で寂しいというよりは、あの景色と音楽を誰かと分け合えなかったのがもったいない。 そう思いました。
夕飯は発芽玄米でした。香ばしくて、美味。
先日、父が突然3日間にわたる「ファスティング・ダイエット」をしていました。 Fasting=断食 Diet=食事制限、食餌療法 ファスティングといっても1日3回オリジナルドリンク(果物+野菜+豆乳+水)を食べるんだけどね。 それがミキサーにかけただけの固形物たっぷりのドリンクなので、「飲む」というよりスプーンですくって「食べる」に近い。 父の場合、痩せるというより胃の働きを正常に戻したかったらしいです。 結果は3キロほど痩せたらしい。 あと、その3日間は胃酸が上がってこなかったらしい。 でも2日目の夜から「自分が食べたくなるようなものは食べないで欲しい」とか家族に要求しだしたりして、周りが結構気を使いましたよ。 なんとなく心配だから父をおいて外食もできないしさ。
3日間彼は何をしていたかというと、家でテレビ見たり時刻表見て一日でどこまで乗れるか計算(NHKの某コーナーの影響。最近我が家で流行している)していたのよ。 あと時々食材の買出し。
でも一日プチファスティングはやってみたいなぁ。 難点は家にあるのが45年もののレトロミキサーであること。 使いづらいのよね〜。重いし、普段は台所の奥深くにしまわれてるのだ。
勢いづいて『スキャンダル』の元ネタであるこちらも見てみました。 人間関係の設定は所々違うのね。 私、女性陣はとても美しいと思ったし(グレン姐が意外と素敵やった)、キアヌ・リーブス氏も役に合ってたとおもうのですが、マルコビッチ氏のセクシーな魅力があまり理解できないのね。 子爵がしつこく迫ってくるのがなんだか気持ち悪くて、どうしてなのかなぁミシェル・ファイファーという感じでした。 作品自体を比べてどっちが良い悪いと書くつもりはないけど、色男対決だけを見たら私としてはペ・ヨンジュンの勝ち。 『スキャンダル』の方が色事の描写はきついんだけど、なんでしょう全体のイメージは意外と慎ましかった気がします。 あの2人の蜜月がなんとなく納得できるし、色男の手に落ちてもあくまでも清楚な未亡人がとても美しく思えました。 でも恐ろしくて、面白かったです。全体的に共感できませんけど。 こんな訳の分からん策略映画、絶対見ないよとか思ってたのに、見ちゃった。
『スキャンダル』 暇だったので唐突に見てきました。 客層はけっこう幅広かったですよ。予想に反して。 意外と良かったです。切ないお話でした。 ペ・ヨンジュンのファンではありません。 朝鮮の時代物って初めてなので、優雅な衣装とセットを新鮮に楽しめました。 音楽が西洋音楽なのも不思議と合ってたし。 何度か出てくる海岸のシーンが美しかったなあ。あと湖(?)のシーン。 一番ぐっときたのは、未亡人が落ちたスカーフ(?)を拾い上げるところ。 やっぱり拾ってしまうんだ・・・。踏みつけたり投げつけたりせず。 あの人が愛してくれた証・・・。痛いなぁ。 大臣夫人はものすごく計算高く冷血なんですが、彼女のほうにも胸に秘めた切ない思いというものがありそうで、それが伝わるようなラストだったので、ドロドロのお話しだった割には後味悪くないです。
『天上の剣』 原題『蜀山傳』動演:徐克 これはDVDレンタルしてきて、家で見た。久々の香港映画です。 これはねえ、CGが多すぎてなんだかアニメみたいよ。 お話の深刻そうな感じと、お空をびゅーんと飛んでいるお馬鹿っぽい感じのミスマッチが面白いといえば面白いかな〜。 なんで幻想的なイメージにならないんだろうねえ。 やっぱり指からビーム出しながら飛んでるから? 譚耀文さんのアクションが珍しくてちょっと素敵だったです。
2004年05月27日(木) |
にんにくはやはり危険でした |
体重は風邪が治ると共に元に戻った模様。
今日の午後は急遽職場の先輩らと一緒に外出することになった。 ふだん外に出ることが無い、一人で閉じこもりっぱなしの仕事なだけに嬉しい。 適当に用事を済ませ、先輩と2人でソフトクリームを食べてから(2人とも猛烈に食べたくなった)、直帰。 「直帰」って素敵・・・。 もうそれだけで大興奮で、奮発して家族にケーキを買ってしまいましたよ。 あぁ穴蔵生活に嫌気がさしてるんだなあ、と実感した一日でした。
家に帰って「にんにく灸(せんねん灸なんたら・井草タイプより強い)」を試してみました。 あ、けっこう匂いがする・・・。 やっぱりイグサとはちょっと違うわ。 モロ「ニンニク臭」とはちょっと違うけど、ガーリック&スモーキーな香りが部屋に染み付いてしまいました。 ずっと残ったらどうしよう。 失敗したわ、何十個パックなんだろう、これ?
skaja

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