skajaの日記
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2004年08月14日(土) モンゴル旅行記 その4 MPOP

朝6時に起床。風邪は引いていないみたい。よかった。
日の出は見られなかったけれど、朝焼けを眺めることはできました。
もうゴビを経つかと思うと寂しくて涙が。
ゴビをなめてはいけません。私たちは生活しているわけではないし、居心地の良いツーリストキャンプでずっと守られてすごしました。
でも思っていたほど気候は辛く無かったの。本当に皆優しかったし。
朝食をすませ、またあの素敵な空港へ車で送ってもらう。
プロペラ機がやってきて、人と荷物を降ろし、人と荷物を積んでまた帰っていく。
最後に最後のさよならを言った後、運転手さんは振り向かないで歩いて行きました。
そのさっぱりした態度に胸がきゅんとしました。
またここに来なさいと(指差し会話帳を使って)言ってくれたけど、本当にまた遊びに行けたらいいなあ。

ウランバートルに戻り、市内観光。
ザイサンの丘を登った後レストランにてモンゴル料理の昼食。
ボーズ、汁うどん、サラダ(モンゴルでは毎食サラダ付だった)をいただいたのだが、「ボーズは1つで良い」との希望は聞き届けられませんでした。(結局一人4つずつ)
美味しいけど食べきれないよぅ。脂多いし。
食後にガンダン寺を見学しましたが、読経する僧たちは非常に退屈そうでだらだらな空気でした。(寝てる人もいます)
お寺のあと土産物屋に寄って行きますか?とE氏が聞くので同意する。
なんていうか、ガイドさんも店員もあまり積極的でないので、自分たちから意思表示をしないとなかなか買い物ができないのですよ。
私ははりきってもけもけブーツを購入。(先の反りあがったゴタルではなく、ブリヤートブーツというやつかなぁ?)
スフバートル広場をさらっと見学後、ザハで軽くお買い物をし(ここで始めてモンゴル通貨トゥグリグを使用)、私の希望で国立デパート前のCDショップにも行きましたのよ。
カメルトンの新譜のアルバムとマキシシングル、ノミンタルスト(←いつも「タルトス」と言ってしまう)のアルバムを購入し(トゥグルグ払い)、ふとE氏を見ると手にはカメルトンの新譜。
兄さんも買ったのね。ふふ。
ほかの3人も何となく勢いでCDを購入していました。
夜は1時間程の民族音楽&舞踊ショー。
若い細いお兄さん達がホーミー(低いだみ声もホーミーと呼んでいいのかなぁ)で歌う姿はなんとなく不思議な感じでした。
しかし演奏の若者も舞踊の若者も皆さんかなり端正なお顔立ち。
うすうす気付いてはいるんだけど、モンゴルの男性ってかなりかっこ良くないか?

夕飯はホテルで中華料理。
時折組み込まれる中華料理が旅のアクセントになっています。良い具合です。
大浴場に行った後、日本への絵はがきを書きました。
ギフトショップで切手まで売ってるのが便利。
ところでテレビはモンゴルだけでなく、日本、ロシアの放送が見られるんですよ。
ロシア語放送で見るアテネオリンピックとか、面白かった。


2004年08月13日(金) モンゴル旅行記 その3 渓谷

明け方はかなり冷えたので、起きてカイロをお腹に貼りました。
今日はゆっくり起きてのんびり出発。
まずゴビ博物館(意外と充実していました)に寄って予習をした後ヨーリンアム渓谷に到着。
どこかでランチボックスを食べるはずなんだけど・・・ちょっと不安・・・と思いつつ手ぶらのE氏にくっついて歩き始める(12:00)。
渓谷にはナキウサギ、ノネズミ、コンドル、ヨル(鷹の一種か?)がいたのですが、私のお気に入りは断然ナキウサギ。
「見ることができる」どころじゃありません。わらわら出てきて目の前を横切ったりするのだ。
E氏は山のてっぺんの野性の山羊(M姐のオペラグラスで確認)には大興奮でしたが、ナキウサギに対しては大変あっさりした態度で(「ネズミみたいなの」と呼んでいた)小石を投げたりしていました。(たぶん個人的な性格のせいではなく、ナショナリティーの問題だと思う)
1時間半ほど歩いたところでちょっと休憩、また歩きだしたのですが終点のないハイキングに4人とも若干の不安を覚え、もう引き返しましょうと提案してみる。
遠まわしに昼食のことを尋ねてみると「車まで戻って食べます」とのこと。
車に戻ったら「他のみんなは帰ってくるのに、あなたたちはいつまでも帰ってこないからどうしたかのと思った」と運転手さんに言われました。
確かに私たちは足が短い(周りは欧米人が多かった)のにハイキング道の一番奥まで歩いちゃったからね。
お昼は16:00。メニューはサンドイッチとご飯、塩漬け肉、ゆで野菜+チョコパイ(E氏の好物)。

食後に地元出身の運転手さんお勧めの場所(観光スポットではない)に連れて行ってもらいました。
時間は車で20分ほどだったけれど、砂漠以上にアップダウンありの道(途中ジャンピングポイントあり。胃袋浮きます。)を満腹の状態で走るという悪条件にメンバーのH姐はダウン気味、歌が聞きたいというので皆で必死になって歌いました。
着いた場所はまさに秘境でした。でも日記には書かないんだ。覚えているから良いんだ。

今日の夕食は運転手さんも一緒。ビーフシチューみたいな料理でした。
運転手さんは日本語が全く分からないため、E氏を通してお話ししました。
今日はゴビ最後の夜なので、2人にビールをご馳走しました。
食後、シャワーを浴びて星空を見ようとゲルを出たら運転手さんがベンチに座っていて(キャンプの専属運転手なのでここに泊まっているのです)、隣に座れとジェスチャーで示してくる。
ここぞとばかりに「指差しモンゴル語会話」を持ち出すM姐。
「歳は何歳?」「彼氏はいるのか?」などと指差し話していたら(この時点で会話の主導権は運転手さんにあり)他のスタッフも集まってきて皆で1時間程指差し談話しました。
名残惜しいけどもう寝る時間です。
身体が冷えてちょっと熱があるみたい。風邪薬を飲んで首にスカーフをぐるぐる巻き、フリース着用、お腹にカイロ装着の完全防備で床につきました。


2004年08月12日(木) モンゴル旅行記 その2 砂丘

今日は7:30の飛行機でゴビに向かうため、4:30から朝食です。
でもちゃんと食事が用意してあるの。えらい。
そしてパン・お菓子類が大変美味しい。
空気は乾燥してるんだけどお肌バリバリにならないのは水のせいかしら?
髪の毛もさらっとまとまって、パサパサはしていません。
ウランバートル空港(正式名忘れた)の国内線ロビーの売店は素朴で可愛い。
陳列ケースにお菓子などが並んでいて旧ソ連みたいなイメージ。
プロペラ機に乗り1時間ちょっとのフライトでゴビ空港へ到着です。
噂どおりゴビ空港に滑走路はなく、簡単な柵とバスターミナルみたいな建物がぽつんとあるだけでした。
車内が猛烈にガソリン臭い、ハンドルの下は部品丸出し、線や管が見えてますよ、なワゴン車に乗り込み一路ツールストキャンプへ向かいます。
いきなりパリ-ダカールラリー気分なデコボコ道に内心焦ったものの、景色が良くて気持ち良い。
南ゴビ、トゥブシンキャンプに着いた時点でまだ9:30、まずは自分らのゲル(4人で一つ屋根)に荷物を置いてゆっくり休憩。その後昼食。
サラダ・パン・ハッシュドビーフ風煮込み、クラッカーのフルコースでした。豪華だ。

午後から本格的にゴビ砂漠見学です。デコボコ道を粋なワゴンでひたすら走ります。
対向車ほとんど無し。わたくしメチャクチャ車酔いするタイプなのですが、酔い止め薬の性能が良くなっているのか景色のせいなのか、全く酔う兆し無しです。
ラクダが道を横切ったりします。(誰かの家畜らしい。でも飼い主の姿は無し)
途中ザグという木が生える場所や(砂漠にも木が生えているのです)グランドキャニオン風な赤土の岩盤地帯(恐竜の化石などが発見されています)に寄りつつ、モルツォグ砂丘に到着。
と思ったらラクダ使いの男性ら7・8人が丘の向こうから走ってきて、いきなり取り囲まれてしまいました。
ラクダさん「ヒョヒィー」とか啼きまくりで、かなり迫力あります。
取りあえず自分の足で砂丘に登ってみたものの、ラクダたちも「ヒョヒィー」「ブヒィー」と一緒についてくるので落ち着きません。
仕方なく砂丘の上で乗駱駝。立ち上がる時が怖かったなぁ。
フタコブラクダの前のコブにしがみついて(もちろん少年がラクダを牽いてくれたのだが)砂丘を降り→登りしました。これで$5。
終わったら彼らはラクダにまたがり、あっという間に次の客の所へ走っていってしまいました。
かっこえぇー。彼らつっかけサンダル履いてラクダに乗ってたよ。
砂丘の後は遊牧民のお宅訪問です。
途中、ガイドのE氏がラクダに乗った少女に家の在り処を尋ねているあたりに若干の不安を感じます。でも何とかなるでしょう。信用するしかないのですから。
遊牧民のお宅では、アイラグ(馬乳酒)、シミン・アルヒ(馬の乳の蒸留酒かな?甘くて薄くて美味しい)、ラクダ乳酒、嗅ぎ煙草、アーロール(乾燥チーズ)の歓迎を受け、私たちは4人で歌を歌いました。
車とお酒が苦手なため、たくさんいただけなかったのが残念です。
ここのお宅ではラクダを20頭くらい飼ってらっしゃいました。
子どもたちと一緒に写真を撮ってもらい、手持ちのアメ類をお返しにプレゼントしてさよならです。アメは全種類ウメ味でした。バリエーション無くてごめんよ・・・。

ワゴン車ぶっ飛ばしてツーリストキャンプに到着。
そしてガイドさんも一緒に夕飯(パスタ)。
シャワーを浴びてから、皆でフリース着込んで星を眺めました。
曇った空が段々と晴れて一面の星が現われ、流れ星がポンポン流れていく様は全くもって壮観でした。
東京から好きなMDを持っていって星空の下で聞こうともくろんでいたんだけど、それすら小さな楽しみに思えてしまってやめちゃった。
ただ星があって、静寂がある。それでもう十分なのです。

<南ゴビ・トゥブシン社のツーリストキャンプ>
20〜30のゲルがあるキャンプ。南ゴビの空港から車ぶっとばして20分くらい。左右に分かれたゲルの真ん中にゲル型レストラン棟があります。2階はバー(地元の人しか飲んでなかった気がする)、地下はトイレ。レストラン棟の隣にシャワー棟あり。嬉しいことにお湯がチョロと出ます。どうやら薪で火を焚いているらしいです。


2004年08月11日(水) モンゴル旅行記 その1 タニルツィー

成田空港チェックインカウンター前にてメンバー4人全員集合。
MIAT搭乗口付近で朝赤龍関を見かけました。同じ飛行機に乗るみたいです。
13:30に成田を発って5時間ちょっとでウランバートルに到着。
MIAT(のエアバスかな?)は大変快適で機内食もおいしかったです。
機内食のFishは噂どおりウナギの蒲焼でございました。しかも美味いの。
荷物を取って到着ロビーに出ると、我らがガイドさんE氏が出迎えてくれました。
はじめまして、モンゴル。
ワゴン車に乗ってウランバートル市内へゴーです。
キリル文字の看板などが見えてきて、だんだん興奮してきました。
日系のフラワーホテルについて、一休みしてから夕食(中華)。
念のため、ドル→トゥグリグへの両替もしてみました。($50分)
その後みんなで大浴場に行きました。
スリッパ・歯ブラシ・シャンプー・タオルとも揃っていて大変快適。

<フラワーホテル>
大概の日本人ツアー観光客はこのホテルに泊まるみたい。町の中心からはちょっと外れているけど、車移動なので問題なしでした。ホテルの近くにスーパーがあったらしいので、買い物に行けばよかったかなぁ。
中華のレストランはけっこう美味しかったです。朝食はバイキング形式で、朝4時でもちゃんと用意してくれました。焼き菓子類が好評でした。
このホテルの目玉は大浴場でして、よく考えてみるとモンゴルのホテルであれだけお湯をたっぷり使って湯船につかれるというのはかなりの贅沢なんですね。


2004年08月10日(火) いよいよ

明日からモンゴル旅行です。
一年以上前から計画していたので、とても楽しみ。

初めて自分で企画した海外旅行はアイルランド。もう7年前の話。
あの時は不安で不安で前日に寝込んでしまったものでした。
(飛行機と一泊目の宿しか取っていかなかったのが原因なのだが)
今回は完全にガイド付きのツアーなのでちょっと気が楽だな。

良い出会いがありますように。
モンゴルの大地は優しく私を迎えてくれるかしら?


2004年08月08日(日) 旅行準備大詰め

旅行前だというのに、肩こりと頭痛があって体調万全って感じじゃないのよ、困ったね。
パッキングはほぼ終了。
旅行前日に気持ち悪くなって起き上がれなかったことがあるので、直前には用意しないことにしてます。
あとはパスポートさえ持てばOK〜な状態にしておきたいのよね。
急に思い立ってぶらりと旅行、は自分は無理だなあ。
宿とらないで旅行に行っちゃうこともあるんだけどさ。

今回はタオルやらトイレットペーパーやらも持って行かんとならんので、けっこう荷物多いですよ。


2004年08月03日(火) マレーシアの思い出

4年前にマレーシアで買ったバティック(ろうけつ染めの布?)でスカートを作りました。
出来上がるまでにずいぶんかかったなぁ。
型取って布切ったのが去年・・・かな?
実際に縫い始めたのは2週間前。
いやはや、世界にたった一つの作品が完成して良かった。


2004年07月31日(土) またね

大学時代からの友人が引っ越すことになったので、皆で遊びに行きました。
いつものように赤ちゃんと遊んでご飯食べて過ごしました。
赤ちゃんには簡易プールを贈呈。
お互い口には出さなかったけど、寂しくなるなあ。
調子のいいことは言えないけど、引っ越した先にも遊びに行きたいと思う。
いつものように「じゃあまた」と言って別れました。

ほんとにまた遊びに行くよ、G小姐。
夏の引越しは大変だけど、身体こわさないでくださいね。


2004年07月29日(木) 見つけた

「私は成し遂げる強さを神に請い、従順であることを謙虚に学ぶために弱くされた。
私は偉大なことをなそうと助力を求め、良いことをなせるように弱点を与えられた。
私は幸福になるために富を求め、賢くなるための貧しさを得た。
私は人生をたのしむためにすべてのものを求め、物事を楽しむことができる人生を得た。
求めたものは何も得ず、しかし望んだ全てを得た。
知らぬまに祈りは聞き届けられ、私はもっとも豊かに祝福された者たちのうちにある。」

作者不詳「教師と伝道者のための5000の引用」から
ロバート・バックハウス編,1994,キングズウェイ出版

↓以下からの孫引きなんです。すみません。
クリスティーン・ボーデン,私は誰になっていくの?
京都,クリエイツかもがわ,2003

ずっと気になっていた文章の原文(原文じゃないけど)を見つけてしまい、胸を衝かれました。


2004年07月27日(火) 男前

chuchuchuファミリーのライブ@原宿?に行ってまいりましたの。友人と。
20:00開始で終わったの22:00過ぎでしたわ。
客層はけっこうバラけてて面白かったです。ファンの人たちが主に前の方に座ってたのかな。
前半でリーダーがペ・○ンジュン風の格好しながら「冬のソナタ」のテーマ歌ったんだけど、ダンドンさん眼鏡かけるとけっこうソフトな男前なのね。
遠くから見たら笑えるんだろうけど、かなり近くで目の当たりにしてしまったために私相当メロメロでした。
偽者にまいってどうするよ、アホか、と思いつつも。
さすがに長丁場のため後半ちょっと声とハーモニーに疲れがみえましたが(前半いきなり汗だくだくだったもんなー)、アンコール(ネタ?)でまた盛り返してました。
ライブ二回目だったため何もかも新鮮でしたが、案外「美空ひばり」メドレーとか良かったね。アンケートに書き忘れたけど。

しかし食事がけっこう油多めで胃もたれ気味。


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