skajaの日記
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夕飯にレバ刺(生にんにくと共に)食べて、翌日昼に生タマネギ入りのサラダを食べました。 お口の状況劣悪。 そして胃もたれ。 接客業じゃなくて良かった・・・。
「ジーザス・クライスト・スーパースター/ジャポネスク・ヴァージョン」を見てきました。 「ジーザス」を見るのは4回目。ジャポネスクは初めてです。 私そんなにたくさんのミュージカルを見ていないので(2〜3年に一回くらいしか見ない)この演目が一番多く見たことになるなぁ。初めて見たのは15年前よ。 何でだかわからないけどまた見たくなるのです。 家に帰って15年前のプログラムと今回のプログラムを見比べたら、ほとんどキャストが変わっている中で同じ顔を何名か発見。しかも女性アンサンブルには2人いらっしゃいました。 すごいわ、まだあの中で走って跳んでいるなんて。
ジャポネスクは使っている楽器や衣装や動きがエルサレムとはまたちょっと違って、面白かったです。 70年代にこれやったのか・・・。奇抜だっただろうなぁ。 今年は3月に「マタイ受難曲」も聴きに行きました。 「受難」つながり。でも「パッション」は見ていません。
テーマのつながりといえば、「ダヴィンチ・コード」読みました。最近。 面白かったんだけどね、「隠された事実の判明」の半分が「学者による歴史の講義」になってしまうので、ふーんそうなんだーという感じでした。 興味深くはあったのですが。 映画化されるらしいけど、その辺どうするんだろうね。 あとやっぱり日本人には「テンプル騎士団」とか馴染みが薄くてさ。 キリスト教圏でない読者は全体的に衝撃度が2割減なんでしょうな。 私が不勉強なだけか? でも気になって思わず「十二使徒」のメンバーとか調べちゃったわ。
一週間遅れで知人がモンゴルに行ってきました。 たまたま偶然同じ会社のツアーで。お互いしばらく会っておらずモンゴル行き計画を全く知らなかったので、分かった時は驚きでしたわ。 そして現地ガイドさんは私たちと同じガイドのE氏だったそうです(笑)。 「また日本人客のガイドでゴビに行きます」と言っていたのでそうじゃないかと思っていたのだが、予感的中。笑える。 「ゲルでアイラグ一気飲みして(アルコール分2%なのに)真っ赤な顔で歌った」とか「CDを買った」とかいろいろ私らの素行がばらされているらしくて、いやー楽しいっすね。
思わぬところで共通の知り合い(?)が出来てしまった。 一緒に旅に出たわけではないけど、思い出を共有しているみたいで面白いね。 星のめぐり合わせみたいなものを感じずにはいられません。 彼女はゴビで星空を眺めたのかしら?
2004年08月22日(日) |
ラムコークがかなり効きました |
日曜日。お昼からダンス。 軽く昼食を取ってから今日もライブに行きました。二日連続。しかも今日は立ち見。 アルコールを飲んでしまった影響があり、疲れているせいもあり、かなり意識モーローでした。 最後の方は米食いたくなってたしなぁ。 ちょっともったいない気がしました。 いやー、元気は出たけどね。どんな曲やったとか、あまり思い出せん。
土曜日。午前中は仕事。 夜はMadLive Acappellaに行きましたの。 旅行後の疲れで最初ねむねむでしたが、いやー面白かったですわ香港好運さん。 本番前にちらっとお見かけしたZさんはなんだかまだ具合悪そうに見えたのですが、素晴らしい登場の仕方、そして嘘みたいに感動的なステージでしたね。 あれがネタでなくって実話なところがすごいです。 私も生卵やさば味噌には気をつけようと思いましたよ。 さんざん盛り上がったので、最後に出てきたReal Blendさんは分が悪いみたいでちょっと気の毒でした。
仕事の後、友人ら阿波踊りを見に行きました。 お祭り自体はこぢんまりしていたけど参加している全部の連が見られたし、けっこう盛り上がっていて面白かったです。 阿波踊りのステップ(って言うのか?)はなかなか興味深かったですわ。 自分は踊らなかったけどね。
閑散期なので、仕事中に旅行記書いちゃった。えへ。 いいんだもん。どうせお留守番だもん。
旅行振り返り 1・お金 $300を持っていって、そのうち$50をホテルでトゥグルグに換金。 しかし結局トゥグルグを使ったのはザハ(食料品をちょっと)、CDショップ(CD4枚)、空港税だけでした。 土産物は基本的にドル払いだったね。 日帰り乗馬ツアー料金($80)、ラクダ乗り($5)、もけもけブーツ($30)、カシミアマフラー($39)、人形類、塩、アーロール、アルヒ、カレンダーやはがき、ビールや水代、その他もろもろで計$230くらいでした。
2・服装 基本的にどこでも長袖Tシャツ+ウィンブレ+首にスカーフという格好でした。 日中晴れて35℃になっても自分はこれで大丈夫だった。 むしろ曇りの日は日中でもフリースを忘れずに、という感じ。 ゴビで夜にフリース着たんだけど、ウランバートル郊外で乗馬の日(雨/曇り)も持っていくべきだったと思います。 ガイドさんは常に半そでTシャツ+フリースという格好で、モンゴルでは確かにそういう温度調節が必要なのね、と感じました。 八月中旬は既に秋の気配がしました。 あと乗馬の時にさらしやブス(帯)をお腹にまくと本当に楽みたいです。 私は食後の乗馬でちょっと気持ち悪くなりかけました。
3・備品等 ツーリストゲルとホテルを使用したので、バスタオル、トイレットペーパー完備でした。 「一応持っていったほうが良い」と旅行会社の方に言われたので4人全員がタオル、トイレットペーパー、ティッシュ、ウェットティッシュやお尻拭きティッシュを大量に持っていったのですが、皆で分担して持っていくぐらいで良かったかもね。 手拭用ウェットティッシュも案外使わなかった。そんなに不潔な感じがしなくって。 ちなみに、私はツールストゲルにて新しいバスタオルがもらえず(前の人が使ったタオルが室内に干してあったため)言いに行くのも面倒なので自分のタオルを使いました。 でもフェイスタオルと水泳用の小さなドライタオルで全身+髪も十分乾きました。 懐中電灯とビーチサンダル、目覚まし時計は役立ちました。あと使い捨てカイロね。
4・トイレ ツーリストゲルとホテルを使用したのでどこも水洗トイレでした。 ゲルやレストランのトイレは紙をゴミ箱に捨てました。あとホテルも夜は水が止まってしまったのでゴミ箱を使用。 ゴビ博物館はトイレが無いのでは、と心配したけどちゃんと汲み取り式トイレがありました。 ゴビでゲル訪問した時に、トイレに行く?と誘われたのに断ってしまったのが心残り。 トライしてみればよかったなあ。 草原での青空トイレは、小用である限り全く問題なしな気がしました。 腰にウェンブレ巻いてさっと座ればOKですってば。 実は紙も使わなかったし。でも大物の時と冬は大変かなぁ。うーん。
5・乾燥など 私、先天的に皮膚が弱いので乾燥と日差しが身体にこたえるのではないかと心配していたのですが、皮膚の調子が良かったのか快調でした。水の質が日本に似てるのかなぁ。 ヨーロッパではお風呂に入るだけで皮膚ボロボロ、髪の毛パサパサ、皮がむけて化粧はほとんど出来ず、身体が痒くて明け方目を覚ますことがしばしばあるのです。 今回は髪は何も付けないでもさらっとまとまっていたし、顔に日焼け止めクリーム塗っても大丈夫だったし、手もひび割れなかったわ。 肌を出さなかったので日焼けは無し。 ただ、ゴビではうがい薬でうがいをしたり、夜寝る時にも首にスカーフを巻いて水の入った茶碗をそばに置くなどの対策はとりました。 この乾燥した空気のおかげで、多少自分がラクダ臭くても馬臭くても、部屋がチーズ臭くても全く気になりませんでした。(事実、臭いと感じるところまでにおわないのだ)
6・食事 ツーリスト用にはツーリスト用の食事が出ると何度も書いてきましたが、アイラグだけは飲めないといかん気がしました。 ゲルホームステイした場合などに飲むものと高をくくっていたのですが、ちょっとした訪問先でももれなく振舞っていただきましたの。(出るのは夏の間だけらしいけど) 正直言って甕に入れているだけなので、アイラグもシミン・アルヒもラクダ乳酒も多少ごみが浮いていましたが、不思議と気にならないの。 蝿もそこら中飛んでいたけどもう慣れちゃったし。 ただし、食べかけの料理にとまるのは許さないよ。食事中なんじゃ、あっち行けっ。
最後に、モンゴルのことを恐れすぎていたな、と思ってます。 何もかもセッティングしてもらい、気候も穏やかな次期で、体調も崩さず順調に行ったのでそんな甘いことが言えるのかもしれないけどね。たった6日間の旅行だし。 それでも、いろいろ用心した方がいいけど警戒しなくていいよ、行きたいと思うならとにかく草原の国に行ってみて、と声を大にして言っていきたいなあ。
昨日、モンゴルから帰ってきました。 身体は意外と元気。 そして心はもぬけの殻です。 草原の国に、魂を置き忘れてきました。
今はまだ胸が一杯過ぎて日記を書く気になれないのです。 ああ、モンゴル病にかかちゃったなぁ。案の定。
2004年08月16日(月) |
モンゴル旅行記 その6 ダラーオールズィ(ヤ)ー |
昨日の午後からエレベーター点検中。動きません。 そんな訳で重いスーツケースをえっちらおっちら階段で運んだのさ。 昨日の乗馬で全身筋肉痛の身には応えます。 いつものごとくE氏お出迎え。今日は大きなバスで日本人旅行者と共に空港へ向かいます。 行きの飛行機が一緒だった人も、ゴビのキャンプで会った人も一緒でした。 空港に着き、空港使用料12500tgを払って、いよいよE氏とお別れ。 最後にH姐のレトルト梅粥と私のスッパイマン(梅)を彼にプレゼントしました(また梅かよ・・・)。E氏はなんとなく薄笑い。(もしかして梅嫌いなのか?)
ところでガイドのE氏は道の悪いところでは手を貸してくれるし、大きい荷物は持ってくれるし、忘れ物には気を使い、こちらの体調を常に気遣ってくれ、T姐の帯がほどけてきたらさっと巻き直してくれる、ジェントルマンです。 (でも腕時計は持っていなかった。そしてアイラグは飲まないと許してくれない。) 何をするにも「どうしたいですか?」「行きたいですか?」「何時からにしますか?」とこちらの希望を聞いてくれる。 「どのくらい歩くのですか?」と聞くと「どのくらい歩きたいですか?」と逆に聞き返されるのは、国民性の問題なのかしら。 私たち4人だけのツアーだったせいもあるけど。 しかしお勧めでないものに関しては「あまりお勧めではない」とこっそり教えてくれるあたりの人柄の誠実さに、私たちは絶大の信頼をおいていたのでした。 今回の旅が自分史上最高級に心地よい旅だった要因の半分は彼のおかげと言っても過言ではありません。後でお礼の手紙を書こう。
何となくチェックインを済まし(スーツケースのX線検査は無しだったんだけど、どこでチェックするのだろうか?)、手荷物検査を済ませてさらっと出国審査を通り、搭乗ゲートの記載されていない搭乗券に不安を覚えつつもDuty Free Shopでカシミアマフラーやアルヒミニボトルをお買い上げ。 空港やホテルの売店には「モンゴルチョコ」「モンゴルゼリー」などのいわゆるお土産菓子置いてたよ。 でもロシア製キャンディーとかあったら買いたかったなぁ。ザハで探せばよかった。 搭乗前に再び手荷物検査。そして80%の人が金属探知機に反応していました。(でも何故か無事通れるのだ。原因を詳しく調べないで良いのかしら?)
4時間ちょっとのフライトで成田に到着。 ミアット・モンゴル航空は機内食が美味しいですが(おやつもデカいです)、ブランケットはあまり用意していないようなのでお気をつけ下さい。
リムジンバスに乗ってさっさと帰宅。 たいして体調を崩していない私の様子に、両親とも拍子抜けしているみたい。 夜になって切なさ爆発です。星が見えない。大地が見えない・・。 カメルトンの新譜『June 2004』をおもむろに取り出し聞きながら眠りに着いたのでした。 ああ、このかしょかしょした言葉の響きが懐かしい。
2004年08月15日(日) |
モンゴル旅行記 その5 モリ |
今日は旅行日程の自由日で、私たちは乗馬の予定です。 日本でオプショナルを申し込もうとしたら「体調を崩すこともあるので、様子をみて現地の社員(私たちが泊まるホテルにツアーデスクあり)に申し込んでください」と言われていたのですが、どうやら現地社員はずっと不在の様子。 そんな訳で我らの頼もしいガイドさんE氏に乗馬ツアーをセッティングしてもらいました。 よかったよかった。
今日はちょっと曇り空。 そして同室のT姐はお腹の具合が悪いらしいです。 ウランバートルから車で1時間ちょっと、エレステキャンプに到着したのですが、寒い・・・、雨降ってきたよ・・・。 我々最小限の荷物でここまで来てしまったため、防寒具やカイロの類を持っていないのね。ゲルを一つ借してもらったので、もっと荷物持ってきても手ぶらで乗馬できたんだわ。大失敗。 大事をとってT姐はゲルで休憩、残りの3人+E氏は乗馬に出掛けました。 どうやらこのキャンプに宿泊している「乗馬ツアー」の方々と一緒に行動するようです。 キャンプ専属の乗馬インストラクター(遊牧民の方か?)に適当に馬を見繕ってもらい、いざ乗馬。 モンゴル馬は噂どおりサラブレッドよりも背が低く、可愛いわ、仲良くなれそうと思ったのもつかの間、動き始めたとたんに馬ががくんと首を下げいきなり手綱が手から放れてしまう。 (草食べたいのか?蝿が気になるのか?) 綱をちゃんと持って引っ張れ言われるけど、綱が短くて鞍までギリギリの長さしかなく、しかもお馬さんの首の力のほうが私の腕力よりも強いのよ。 手綱を持ち直して頑張って引いたら今度はくるりと回転。 綱が短すぎる!と泣き言をいったら長いのと交換してくれました。 ほっ。これで前に吹き飛ぶ心配はなくなりましたよ。 綱は片手で持って、もう一方の手で鞍を持つと良いと言われたのでそうしてみたらなるほど安定しますわ。左右の方向転換も楽だし。 お馬の腹を自分で蹴って進むものと思っていたのですが、インストラクターの掛け声と鞭と口笛などのタイミングでお馬は動いているようでした。 (私、いきなり馬に舐められドン臭さ全開だったので、インストラクター達にマークされていたように思う) 20人ほどのキャラバンをんで40分のトレッキング。雨もかなり降ってきて皆無言。 身体が冷え切ったところで目的地であるゲルにたどり着きました。 小さな赤ちゃんがいる若夫婦のゲルそ訪問し、馬乳酒の歓迎を受けました。 飲むと身体が温かくなると言われたけど、トイレが心配でお代わりはできなかったなぁ。 しばしばし休んだ後、再びお馬に乗ってキャンプに戻ります。 行きは並足が主だったけど、帰りは軽早足(?)が多くてあっという間に着いてしまいました。
キャンプのレストランで昼食。 ここはねー、ウェイターもワイシャツに黒パンツ履いているだけあってかなり食事のクオリティー高かったよ。まさにレストランという感じでした。 黒オリーブが載ったサラダ、ブイヨンベースのバンシスープ、塩気の無いパン(大好き)、ロールキャベツ、焼き菓子。 午後は雨も上がり、T姐もちょっと乗馬をしたいと言うので「あまり遠くまで行く自身が無い」旨をE氏に伝えたうえで再乗馬。 私この段階で自分の馬(名前わからん)を覚えましたよ。 午後は二手に分かれたみたい。午前中より少なめのキャラバンを組んで、出発。 この頃になると「立ち・座り」の軽早足でいわゆる「人馬一体」気分を楽しむ(あくまでもイメージ)ようになっています。 自転車用パット入りスパッツ効果もバツグンで、お尻もあまり痛くありません。(ちょっとは痛いさ) 1時間程乗って、草原で(いつ終わるのかわかない)休憩。どうやらここが目的地らしいです。 ここでついに試してみましたよ、青空トイレ。 女性のガイドさんがそれらしい動きをしたのでさりげなくついて行って、休憩中の皆さんから見えない(でも道に止まっている車からは多分見えてます)絶好のポイントで用を足しました。 なんか、別にさらっとしたものでした。誰も注意して見ちゃいないよ、そんな感じ。 ウィンブレを腰に巻いて座れば良いのさ。でも水の流れる方向には気をつけて。 (わしらがトイレ行っている間にアルヒ(アルコール分38%)が振舞われたらしいです。H姐は完全に酔っ払って騎乗してました。) 午前中は完全に馬に舐められてたけど、午後はなかなか彼と息が合いました。 キャンプ地への帰り道は並足・早足・お馬の気分によっては駆け足気味(気持ち良い!) もうほとんど手綱を強く引っ張る必要はなくなってきたのですが、仲良くなれたところで乗馬タイムは終了。重い鞍をヨイショと背負って返しに行きます。
T姐は午後頑張って乗馬したのですが(お腹にモンゴル伝統衣装の帯「ブス」装着)さすがにここでダウン。夕食は取らずにゲルでお休みしていました。よく頑張ったよ・・・。 お夕飯はおなじみのキャベツサラダに牛ひき肉とマッシュポテトの重ね焼きでした。 E氏、T姐の様態を心配してかいがいしくお世話。頭が下がります。 野生山羊マークのアルタイビールをおごりました。
1時間ちょっと車を飛ばし、懐かしのウランバートル市内のホテルに帰ります。 日本から持ってきた「レトルト梅粥」の袋をそっとT姐にプレゼントしました。 やっぱこいつは必要ですわ。 わしらはまた大浴場にいってしまいました。
モンゴル最後の夜です。
<エレステキャンプ> ウランバートルから車で90分くらい。こじんまりしてるけど大変快適なツーリストキャンプでした。 レストラン棟はおされなテラス風。料理もテイストグッドです。上にも書いたけど、ウェイターはぱりっと白シャツ、黒パンツです。水洗トイレとシャワー併設(だったかな?)。
skaja

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